月刊公務員塾 2012年 1月号
2012年、明けましておめでとうございます
■ すべての受験生の皆さんは、緊張のうちに新しい年を迎えられておられるかと思います。改めて、合格への決意を固めなおしましょう。本年は、国家公務員試験、裁判所職員試験等について、新試験制度に移行する最初の年です。民間企業の採用者数が大きく伸びない状況の下、公務員試験をめざそうとする受験生の数は増える傾向が予想されます。各試験の競争は、決して甘いものではないと思われます。
■ しかし、だからこそ、しっかりした準備を実行した者にとって、チャンスがめぐってくるのであって、受験環境の変動にあれこれ左右されることはありません。そこで、しっかりした準備のためには、確実な情報を入手し、合格に向けた計画を立て、計画に従った勉強をやりきることが絶対に必要です。
情報入手という点では、国家公務員試験や裁判所職員試験のようにすでに日程が発表されていることの確認をしてください。1月以降は、地方公務員試験の日程が公表されます。試験要項の配布ないしダウンロード可能な期間、出願期間については、必ず自分自身で確認してください。
そして、試験日が近づけば近づくほど、日数の減り方がとても早くになると覚悟してください。日々の計画をきちっとやりきって、やるべきことをやって前に進んでください。やるべき課題を明確にして確実にこなすこと、計画が崩れたら回復のための計画を立ててやりきること。これしかありません。
勉強の柱は、「これ完」です。教養科目も専門科目も同じです。過去問を解くなかで生じた疑問は必ず解消してください。解消した疑問については、ノート、テキスト、六法等に集約して、すぐに確認できるようにしておきましょう。疑問の解消にあたっては、講師をフルに活用してください。受験生の皆さんが緊張度を増すと比例して講師陣も緊張度を増していきます。相談内容に応じて、相談に来られる各人の状況に応じてもっとも適切なアドバイスができるようにしていきます。
■ 2011年3月11日は、改めて日本社会のあり方を問いました。問いの一つに、公務員のあり方も含まれていたといえるでしょう。犠牲者を出した自治体では、残った職員が自ら被災しながらも、不眠不休で仕事をしてきました。その仕事は、まだまだ続きます。皆さんがめざす公務員の仕事は、直接間接にこの仕事につながっています。本年もこれまでと同じような、あるいは形を変えた「公務員バッシング」が行われることでしょうが、社会を円滑に運営するためには、公務員の仕事を欠かすことはできません。「3・11」はこれを改めて証明しました。
皆さんは、それぞれ公務員を志望する理由をもっておられることでしょう。理由に優劣などありません。自分自身が依って立つ志望理由を大切にして、その実現をめざして残る期間を全力で走り抜けてください。
■ 最後に、再チャレンジのみなさんに特に訴えます。毎年同じことを言っていますが、まず「弱音」を吐かない。「落ちるのではないか」などと余計なことは一切考えずに、強気に前進してほしい。
















