人文科学を担当している坂本です。
今回は、今年度公務員試験の人文分野の出題の予想をしてみます。
チェックするのは、2012年が、ある事件が起こってからちょうど50年や100年後に当たる年ではないか。また、思想家や芸術家の生誕や死後からちょうど50年や100年といった節目の年ではないか、という点です。
過去に、節目の年による主題は多く、例えば、モーツァルトの生誕250年には、モーツァルトを中心に、古典派の音楽が出題されています。
すると今年は、日本史の分野では、1912年は、明治天皇が崩御し、大正がはじまった年です。また、富山県で米騒動が勃発し、全国に拡大しました。ここから大正デモクラシー関係の出題が予想されます。
世界史の分野。東洋史では、
孫文
が
南京
で
中華民国
の成立を宣言し、臨時
大総統
に就任しています。中国近代史が要チェックです。
西洋史では、まず、第一次
バルカン戦争
が勃発しています。さらに、アメリカでは、
リンカーン
がホームステッド法を成立させ、さらに、
奴隷解放
を宣言しています。この2つも簡単に復習しておくといいでしょう。
次は芸術の分野です。
文学の分野では、
森鴎外
が生誕150年です。また、夏目漱石の『行人』の連載が始まって100年という年でもあり、反自然主義が要チェックといえるでしょう。また、俳人の石川啄木の没後100年に当たります。近代の短詩系文学も簡単に確認しておくとよいでしょう。
音楽では、作曲家
のクロード・ドビュッシー
は生誕150年です。印象派の音楽をチェックしておいてください。美術では
、画家のグスタフ・クリムト
も生誕150年です。近代絵画史についても、見ておいてください。
もちろん、全部をキチンと覚えておくのがよいのですが、どうしても人文科学まで手が回らない方は、今回挙げた箇所だけでも、復習しておいてください。