2012年1月23日 坂本正彦講師 【本年度公務員試験の人文分野の出題予想】

坂本正彦講師

人文科学を担当している坂本です。
 今回は、今年度公務員試験の人文分野の出題の予想をしてみます。
 
 チェックするのは、2012年が、ある事件が起こってからちょうど50年や100年後に当たる年ではないか。また、思想家や芸術家の生誕や死後からちょうど50年や100年といった節目の年ではないか、という点です。
 過去に、節目の年による主題は多く、例えば、モーツァルトの生誕250年には、モーツァルトを中心に、古典派の音楽が出題されています。
 すると今年は、日本史の分野では、1912年は、明治天皇が崩御し、大正がはじまった年です。また、富山県で米騒動が勃発し、全国に拡大しました。ここから大正デモクラシー関係の出題が予想されます。
 世界史の分野。東洋史では、 孫文 南京 中華民国 の成立を宣言し、臨時 大総統 に就任しています。中国近代史が要チェックです。
 西洋史では、まず、第一次 バルカン戦争 が勃発しています。さらに、アメリカでは、 リンカーン がホームステッド法を成立させ、さらに、 奴隷解放 を宣言しています。この2つも簡単に復習しておくといいでしょう。
 
 次は芸術の分野です。
 文学の分野では、 森鴎外 が生誕150年です。また、夏目漱石の『行人』の連載が始まって100年という年でもあり、反自然主義が要チェックといえるでしょう。また、俳人の石川啄木の没後100年に当たります。近代の短詩系文学も簡単に確認しておくとよいでしょう。
 音楽では、作曲家 のクロード・ドビュッシー は生誕150年です。印象派の音楽をチェックしておいてください。美術では 、画家のグスタフ・クリムト も生誕150年です。近代絵画史についても、見ておいてください。
 
 もちろん、全部をキチンと覚えておくのがよいのですが、どうしても人文科学まで手が回らない方は、今回挙げた箇所だけでも、復習しておいてください。