米国ロースクール(LL.M.) 資格・試験ガイド

米国ロースクール(LL.M.)の概要

■難易度 :★★★★★

■学習期間 :2ヶ月~8ヶ月
 ※本講座の受講期間。

■学習費用 :約50,000円~600,000円
 ※本講座の受講料。

LL.M.(Master of Laws)とは

アメリカのロースクールのプログラムは、3年コースのJ.D.(Juris Doctor)と、1年コースのLL.M.(Master of Laws)とに分かれています。 米国ロースクールプログラム(LL.M.)は、J.D.卒業生やJ.D.相当の法学教育を外国で受けた方を対象とした、主として専門性を高めるためのコースです。日本からLL.M.に留学する場合は、ロースクールや大学法学部等を卒業された方が対象となります。
プログラム修了後は、基本的にはニューヨーク州とカリフォルニア州等の司法試験受験資格が与えられ、年2回(7月と2月)行われる司法試験に合格すれば、米国弁護士資格が取得できます。

LL.M.の魅力

LL.M.は、9月に入学し翌年5月に修了する実質9ヶ月のプログラムです。LL.M.修了後、7月に行われる米国の司法試験の受験資格が与えられます。アメリカの司法試験は年2回(7月と2月)に行われ、受験回数制限はありません。LL.M受講開始からわずか1年以内という、短期間で司法試験を受験することができる制度です。

講座受講の必要性

LL.M.では、基本的なアメリカ法の知識を習得するだけでなく、自己の専門分野に関する研究を深めることができます。その一方で、アメリカの生活や文化を楽しんだりすることも大切な経験になります。
しかし、 LL.M.の課程は実質9ヶ月と短期間であり、カリキュラムは盛りだくさんです。また、予習として膨大な量の判例を英語で読むことが要求されます。そのため多くの方は、英語で行われるLL.M.の授業形式や予習の量に圧倒され、それに慣れるだけで多くの時間を必要とし、せっかくの留学の機会を最大限に活用することができていないのが現実です。
講座を受講することによって事前のシミュレーションを行うことにより、9ヶ月間のLL.M.課程を確実かつ効率的に修了し、留学生活を最大限に活かすことが可能となります。

LL.M.の出願概要

出願資格
原則として、日本の法学部や法科大学院で一定の法学教育を受けていることが前提となる。
出願時期
出願校によって異なるが、入学する年の前年の秋から年明けを出願期間とする学校が多い。
出願書類
・アプリケーション
氏名、住所、生年月日、学歴など、出願者の基本情報を入力するものである。オンラインで提出する場合は、出願校HPもしくはLSACのHP上で予め登録をしたうえでアプリケーションフォームを入手する必要がある。
例:イエール大学ロースクール (ホームページ
・成績証明書
出身大学(法学部)、法科大学院の成績証明書。司法修習を終えている場合は、司法研修所の成績証明書も必要となる場合がある。
・TOEFL
TOEFLiBTで100点を基準点としている学校が多い。高い英語力が必要。
※TOEFLiBT:リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの各セクションに分かれている。満点は120点。
・推薦状
合計2通の提出を要件とする学校が多いが、3通とする学校もある。実際に指導を受けたことのある、法学部や法科大学院の教授の推薦状が推奨される。職場の上司などの推薦状を受け付けるLL.M.も多い。
・パーソナルステートメント(志望理由書)
学歴や職歴等を踏まえて志望理由をまとめた書類。LL.M.の学位が必要な理由、興味ある学問分野と将来のキャリアとの関係などを、各LL.M.の指示に従い、一定の字数で記載する。
・レジュメ(履歴書)
大学での研究経験、企業等で行った業務について、法律を扱う者としての観点から、パーソナルステートメントや推薦状等とリンクするように記載する。
法律試験
法律試験は課されません。
インタビュー
教授と受験生が対面あるいは電話で会話し、英語力、コミュニケーション能力をチェックする試験。いくつかのLL.M.で採用。
出願料
出願校によって異なるが、$70~$80の間に設定されている。
$75とする学校が多い。
出願方法
・オンラインのみの受付か、郵送による提出も認めるかは、出願校により異なる。
・LSACという、出願者が$185を支払うことにより、出身学校の成績証明書やTOEFLのスコアを出願者に代わって出願校に提出するサービスがある。出願期間中に届かないなどのトラブルを避けるため、同サービスの利用を薦めるLL.M.が多い。
≫LSACホームページ
合格通知
出願校によって異なるが、3月から4月にかけて通知をする学校が多い。