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* 一人一票実現国民会議のご案内

■みなさんは、自分の選挙権が一票の価値がないかもしれない事を知っていますか?

住んでいる場所によって一票の価値が不平等になるという事態が、いろんなところで起きています。
人口10万人につき議員1人という地域の住民が投じた一票に対して、人口20万人につき議員1人という地域の住民が投じた票はその半分の価値しかない、といったような不平等です。
これを「一票の不平等」と呼びます。
このような不平等をなくす為に、「一人一票実現国民会議」が発足されました。
伊藤真塾長も発起人としてこの活動に参加しています。
この活動は、不平等をなくして真の民主主義国家にしていくために、将来の法律家となる皆さんにとってもひとごととしてとらえてはならない事だと思います。
憲法価値を実現し、正義のために志を高く持ち続けていくことは大変な事ですが、そうした皆さんの努力で、民主主義が実現し個人が尊重される社会を築いて行けるのです。

■「一人一票実現国民会議」では、この活動を広めるためのサポーターを募集しています。

2010/2/13(土)には、第1回サポーター大会が、7/3(土)には、第2回サポーター大会が実施されました。
(実施報告→第1回 ・ 第2回 「一人一票実現国民会議」ホームページ)

伊藤塾でも、2010/3/27(土)に発起人の一人である升永英俊氏(弁護士、「TMI総合法律事務所」所属)をお招きして「明日の法律家講座」を実施し、多くの皆様にご参加いただきました。
伊藤塾のインターネット講義をご覧いただける方は、ログイン後無料でご視聴いただけます。
ぜひご覧ください。
≫ログイン (ビデオメッセージ>明日の法律家講座 第162回)

* 「母校で講義」 自分ができること!を実行する

京都在住の塾生さんが「一人一票実現」にむけて、母校で講義をされました。『塾講師のアルバイトをしている自分にとって「講義」という形が一番自分にあっているた』とのこと。「一人一票実現国民会議」のホームページで紹介されています。

★サポーター活動報告 「母校で講義!」(一人一票実現国民会議ホームページ)  
* 「学生一日ゼミ企画」実施報告と質問・回答

伊藤塾塾生でもある渡辺貴久さんが代表を務める「学生団体F.E .I」が一人一票に関する「学生一日ゼミ企画」を開催されました(2010年12月5日(日)@慶應義塾大学三田キャンパス)。当日寄せられた質問と回答がアップされました。

★「一日ゼミ」詳細ページ(学生団体F.E.I webサイト)  
* 学生イベント「Create the Next Society!! 第1弾〜政治編〜」動画アップ!

慶應生によって設立された学生サークル「Front Runner」が主催したイベント「Create the Next Society!! 第1弾〜政治編〜」(2010年11月7日(日)@新宿ロフトプラスワン)での升永弁護士の講演の様子がアップされました。

★動画配信   ★「Create the Next Society!! 第1弾〜政治編〜」レポート  (Front Runner Official Blog)
* 「現代ビジネス」 岩瀬大輔×伊藤真 対談「一人一票を実現しよう」

元伊藤塾 塾生・岩瀬大輔さん(ライフネット生命副社長)と伊藤塾長が、「一人一票」に関して対談し、その様子が、USTREAMで生中継されました(下記、リンクよりアーカイブがご覧いただけます)。対談内容は、後日、「現代ビジネス」に掲載される予定です。

★「現代ビジネス」webサイト   ★USTREAM〜現代ビジネス岩瀬大輔×伊藤真 対談「一人一票を実現しよう」〜
* 弁護士ドットコム特別企画「あなたの一票の価値は0.何票!?」特別インタビュー

元伊藤塾 塾生・法律事務所オーセンス 代表弁護士の元榮太一郎氏が主宰する「弁護士ドットコム」の「一人一票」に関する特別インタビューvol.3に伊藤塾長が登場!

★弁護士ドットコム特別企画「あなたの一票の価値は0.何票!?」特別インタビュー   ★弁護士ドットコム
* 裁判に提出された証拠資料を見てみよう!

7月11日の参議院選挙の無効を求めて全国の8ヵ所の高等裁判所及び6ヵ所の支部に提訴しましたが、裁判所に証拠として提出した資料を掲載しました。

★町丁の境界を考慮した参議院議員選挙仮想選挙区割(一人一票実現国民会議サイト:PDF18 ページ:95KB)
★町丁の境界を考慮した衆議院議員選挙仮想選挙区割(一人一票実現国民会議サイト:PDF220 ページ:1.5MB※)
※ページ数が大変多いため、データが重くなっております。   ★一人一票実現国民会議ホームページ

* 地方優遇は本当?視覚的に確認できるヒートマップ完成!

議員定数不均等について、「地方のためには必要」という意見もあるようですが、本当に地方が優遇されているのでしょうか?あなたの町と周辺の町との間に、一票の価値に差がどの程度あるのかわかる資料が「弁護士ドットコム」の協力で完成しました。

★衆・参選挙区 一票の価値ヒートマップ   ★弁護士ドットコム

 

* 伊藤塾長からのメッセージ 〜投票価値の平等について、もう一度考えてみよう〜

高裁レベルではあるけれども、画期的といえる判決が下されました。2009年12月28日の大阪高裁の判決です。
大阪高裁は、2009年8月30日に実施された衆議院議員選挙において、小選挙区における投票価値に約1対2.30の開き(最も少なかった高知3区と最も多かった千葉4区の格差)があった点を、「格差が2倍を超える状態を放置するのは立法府のあり方として憲法上許されない」として、一人別枠制を採用している点も含めて選挙区割りを違憲であるとし、それに基づく選挙を違法としました(選挙の効力については、従来通り事情判決の法理を持ち出して、有効としています)。

民主主義社会にとって、選挙権の行使は、国民にとって一番守られるべき権利と言っても過言ではないことは、皆さんが学んできたとおりです。
そして、各有権者の投票においては、その価値が平等であることが求められます。
そのことからすれば、各有権者の投票の価値は、1対1であるべきことになります。

しかし、現実には、人口の多寡、選挙区の広狭、地域間格差の是正、議員数の制限等々の理由・制約から、完全な1対1を実現できないことも事実です。
そこで、どの程度の価値の差ならば憲法上許されるのか、その基準が問題となります。
この点、最高裁は、衆議院議員選挙においては1対3程度、参議院議員選挙においては1対5〜6程度であれば、違憲とはならないという基準をとっていると理解されています。また、学説には、同じ有権者であるのに、ある人は二人分(あるいはそれ以上)の投票価値を有しているということになったのでは、一人一票の原則に反するから、1対2未満であれば違憲とはならないという基準を立てるものがあります。

私も、従来は、この基準が分かりやすいと考え、このような学説によってきました。
しかし、よく考えてみると、このように考えることはおかしいということに気が付きました。1対2というと、多い人は少ない人の2倍の投票価値を有している=得をしている、というように理解することもできますが、反対からみれば、少ない人は多い人の半人分しか投票価値を与えられていないということになります。

この0.5人分の投票価値ってどういうことでしょう。同じ一人の人間で、同じ人権を保障されているにもかかわらず、その与えられた価値が0.5人分というのでは、一人と扱われていないのと同じことにならないでしょうか。これは、やはり変だと言わざるを得ないと思います。
一人は一人として扱われて、初めて平等と言えるのだと思います。
だとすれば、投票価値の平等を判断するに当たっても、1対1であるか否かが基準になるとすべきでしょう。あくまでも、1対1であることを目指す。種々の制約を勘案したとしても、可能な限り1対1であることを保障するために、議員定数配分表を改定し続けるべきなのです。
このことに考えが至り、私は、従来の考え方を改めることにしました。

冒頭の判決は、ここまでの基準を示すものではありません。ただ、従来の最高裁の判例と比較すれば、一歩も二歩も進んだ考え方を表明したものと言えます。その背後には、1対1であるべき、との考えがあるものと思われます。ただ、現実的な制約を重く捉えたのでしょう。
しかし、現実面に配慮することも必要ですが、大阪高裁の示す基準ではまだ不十分というべきです。現実との折合いを重視しすぎると、あるべき姿を手に入れることはできません。違憲か否かの判断は、あるべき姿を基準になされるべきでしょう。その意味で、投票価値の平等は、1対1であるか否かがその判断基準となると考えるべきなのです。
この問題は、真の民主主義を実現していくということにかかわるものであり、国民の一人ひとりが主体的に考え、かかわっていくべきものです。皆さんも、もう一度考えてみて下さい。

また、一人一票を実現するため、一人一票実現国民会議という団体が積極的な活動をしているので、ホームページを見てみて下さい。そして、サポーターになるなど、国民の一人として積極的にかかわっていって欲しいと考えています。

伊藤塾塾長 伊藤 真

一人一票国民会議

「一人一票実現国民会議」ホームページのご案内

「一人一票実現国民会議」に関する詳しい情報は下記のホームページをご覧ください。
サポーター登録も下記のホームページから受付ております。

http://www.ippyo.org/index.html

 
 
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