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----- 2008年 司法書士試験 合格体験記 -----
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伊藤塾の講座は非常に分かりやすく
独学よりはるかに効率的な勉強ができました

W.Mさん(26歳)
京都大学法学部卒業

■受験回数
3回

■伊藤塾受講講座(リンク先は2009年開講のものです。)
06春 司法書士入門講座 所クラス本科生
とける!択一式できる!記述式、全国公開模試

* はじめに

私は大学で法学を学んでいたため、知人に些細なトラブルについて質問を受ける事が多々ありました。それまで法律のからむトラブルと言うと、何か大きな揉め事のようなイメージがあったのですが、日常生活にあふれているのだと実感し、法律の正しい知識がないために不利益を得てしまう人、法律上のトラブルということにハードルを感じ、トラブルを解決しないままうやむやにしてしまう事があるのではないかと思いました。しかし、その当時の私は確信を持って質問に答える事ができませんでした。そこで、身近な法律家として活動することのできる司法書士という職業に魅力を感じ、目指すことを決意しました。

パンフレット等を見て検討し、授業料の安さと、欠席フォローが充実していることから伊藤塾を選びました。伊藤塾の講座を受講して、非常に分かりやすく、自分で独学しているよりははるかに効率的な勉強ができると思いました。

* 私がとった勉強方法

伊藤塾のテキストは、何が基礎事項か、何が応用論点かが分かりやすく、学習初期から直前期を通じてこれさえあれば大丈夫というものでした。特に関連論点や、授業を受けて書き込んだ内容は、体系的な知識の構築に役立ったと思います。授業内容は基礎論点・重要論点に重きを置いているものですが、そこから派生する論点や関連問題の解説をしてくださったため、考えながら授業を受けることができる内容でした。また、メリハリの効いた授業で、復習につながる問題提起があり、自宅学習における指針となるものでした。

とける!択一式」の講座においては、予習問題と復習問題が非常に役に立ちました。まず、予習問題は一つの肢ごとに正誤を回答するものであったため、自分が何を覚えていて、何を覚えていないのかが非常に明確化され、授業に目的意識をもって臨む事ができました。それまでは、過去問も何度か解くうちに見慣れたものとなり、ついダラダラと解いていたのですが、この一つの肢ごとに正誤を出すスタイルを身につける事で、「分かっていたつもり」の問題が数多く自覚され、知識を定着させることができました。また問題の内容も幅広くポイントを抑えたものであったため、自宅学習における知識整理にも非常に役に立ちました。そして、復習問題については、授業の内容の確認ができる、問題数よりはるかに内容の濃いものであり、かつ解説も丁寧で自分で問題点を確認するのに非常に役に立ちました。予習問題・復習問題共に直前期の段階まで、時間を見つけては繰り返し解いて、自分の穴をなくすことができたと思います。

小山講師の授業は、予習段階において生じた疑問点をすべて応えてくださる内容であったため、授業内において疑問は全て解消されました。また、メリハリのついた授業で重要点が分かりやすく、その後の復習において効率的な学習につながったと思います。 小山講師は、面白い余談もしてくださるので、楽しんで授業を受けることができました。

できる!記述式」の講座においては、山村講師の解説が非常に役に立ちました。単に出来上がった解答を見ながら解説のテキストに沿って説明するのではなく、解答を作成する手順を一から再現する内容であったため、自分なりの記述式の解答スタイルを確立する事ができました。それまでは行き当たりばったりで記述式を解いていたため、初見の問題ではなかなか点数を伸ばすことができなかったのが、授業を受け解答方法を確立する事で応用力がつき、安定した点数を取る事ができるようになったと思います。

また、論点ごとに質問をしてくださるので、緊張感をもち集中して授業に臨むことができたと思います。そして、授業内での質問や論点は、その後の復習における知識整理につながり、択一式の勉強にも還元できました。記述式の問題は、多岐にわたる論点を含むものであるため、体系的な知識を構築する事ができ、基本的な事項しか覚えていない私でも、応用力が身につく事で択一式でも様々な問題に対応する事ができるようになったと思います。

答案作成過程を再現し、論点を消化していきながら、出題者の意図を解説してくださったため、全ての問題にも応用できる、解答における注意点を身につけることができました。山村講師の講義で、問題を読む際の注意・解答の道筋を考える際の注意・最終的に解答を書く段階での注意を教えていただき、それら全てを解答に反映させれば、必ず最低限のレベルは確保できる力がついたと思います。

* 総論

司法書士の勉強というと、何か特別なことをしないといけないように思われるかもしれませんが、特別な知識は必要なく、基礎的なことの積み重ねが一番重要だと思います。「毎日○○はする」等いろいろ決めてもなかなかできない不出来な受験生ではありましたが、そんな中でも択一式では「穴をなくすこと・基本事項だけは押さえる」、記述式では「解答スタイルを確立し、自分が間違えやすいポイントを確認する」ことを意識して勉強する事が基準点突破につながったと思います。記述式択一式どちらにおいても、弱点を意識することは非常に重要でした。

自分が何と間違えたか、どの知識が曖昧かを逐一確認する事で、基礎的な知識からも応用力が身についたと思います。

* 司法試験からの転進について

司法試験で学んだ知識があれば、実体法については聞いたことのある論点ばかりだと思います。あとは司法書士試験の出題スタイルになれるために過去問を繰り返しとけば、それほど対策は要らないと思う方もいらっしゃるかもしれません。私は本当に不出来な受験生であったため努力を必要としましたが、それでも憲法と刑法についてはかなり基礎的な内容だと感じました。その分の余力を手続法と記述の対策に回されるのがよいかと思います。

* 伊藤塾の受講スタイルと個別フォロー

私の場合、通学に時間がかかったことから、どうしても授業を当日に受けることができない場合があり、そんなときに欠席フォローはとても便利でした。また、授業を受けた場合でもその中で把握し切れなかった部分を、インターネットフォローを利用する事で理解する事ができ、非常に役に立ちました。

* 直前期と試験当日

直前期は、とにかく時間を意識しました。試験当日においては緊張と不安から普段より解答に要する時間がかなり増加してしまうため、とても短い時間を設定してその時間内に伊藤塾の公開模試・過去問等の、本番を想定した問題を解く訓練を重ねました。具体的には択一式35問を1時間、記述式2問を1時間20分です。緊張状態の中で、少しでも知らない論点が出るとかなり焦ってしまい必要以上に時間をとられてしまうため、短い時間制限を設けて練習をすることは非常に重要だと思います。私の場合試験当日にかなり緊張してしまい、また記述式が今までと異なる出題形式だったため最初はとても焦りましたが、択一式を午前の部は1時間20分、午後の部は1時間、記述式2問を1時間30分で解くことができました。

* 最後に

私は今後、常に依頼者の目線に立ち、親切で丁寧な対応のできる司法書士を目指しています。今までは一生懸命知識を身につけてきましたが、その知識を振りかざすのではなく、相手の方に分かりやすいような対応を心がけ、フォローのできる司法書士を理想としています。

これから司法書士を目指す皆様へ。勉強の途中で嫌になってさぼってしまうこと、計画倒れになって挫折しそうになることは何度もありました。毎日修行のようにつらい勉強を繰り返してきたから合格できたわけではありません。時には息抜きをすることも必要です。大事なのは最後まであきらめないことです。目標を忘れないでがんばってください。

(2008年11月・記)

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