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----- 2008年 司法書士試験 合格体験記 -----
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今年の合格の要因として、最も大きかったは
山村講師との出会いだったと思います

Y.Sさん(40歳)
京都大学文学部フランス文学科卒

■受験回数
3回

■伊藤塾受講講座(リンク先は2009年開講のものです。)
05夏 司法書士入門講座 山村クラス速修生
記述式スキルアップ講座、とける!記述式、できる!記述式
うかる!記述式「合格への直前予想編」、全国公開模試

* はじめに

司法試験から司法書士試験に転進する際、受験指導校を利用するのが結局一番の近道であるということは司法試験の勉強の経験からよく分かっていました。しかし、なかなか踏み切ることはできませんでした。山村講師の2006年向けスピードマスター講座(現:入門講座速修生)を受講してもう一度必死で勉強しようと決意できたのは、やはり家族や仲間の支えがあったからだと思います。今となってはしっかり決断できたことも、速修生を選択したことも本当によかったと思っています。

* 私がとった勉強方法

(1) 勉強開始時期について
伊藤塾を選択したのは司法試験受験時代に教材にもっとも信頼を置いていた受験指導校であり、伊藤塾の教材を使って実際に勉強していたからです。司法試験からの転進者のための講座として速修生があることを知り、最も効率のいい勉強ができそうなのでこの講座を選択しました。実際その通りでしたが、今年の合格を考えるとき、最も大きかったのは担当講師である山村講師との出会いだったと思います。山村講師の講義は大変わかりやすく、またご自身が転進組でいらっしゃることから、シケタイ(弘文堂:試験対策シリーズ)の話や論証カードの話まで織り交ぜて話してくださり、転進組にとっては「かゆいところに手が届く授業」だという印象を強く持ちました。さらに転進組の気持ちをよくわかってくださいました。「勇気ある決断をしてよかったと思えるようにがんばろう!」「力はあるのにモチベーションが上がらないために転進しても受からない人はたくさんいる。今年で受験生活を最後にすることを強く信じて勉強しよう!」「科目が多く、1日で全試験を終わらせる司法書士試験は司法試験より大変な面も多くある。いい加減な気持ちでは絶対合格しない!」など、山村講師の熱いことばはインターネット受講していた私を素直な気持ちにさせ、元気にしてくれたのでした。

「この1年一生懸命がんばろう!」という気持ちにさせてもらえたのは本当に大きかったと思います。

伊藤塾のテキストはどの教科も大変詳しく分かりやすかったと思います。特に不動産登記法については体系的な理解ができたと強く感じるテキストで勉強が楽しくなりました。またこの年は新会社法施行の年で本当に大変だったのですが、伊藤塾のいちはやい対応に安心して勉強することができました。どの科目もテキスト関連ページの端に過去問の肢番号が載っていたので、復習の際に一通り過去問に目を通すことができました。

(2) 入門段階の択一式対策
インプットが終わるとすぐに他の受験指導校の答練、伊藤塾や他の受験指導校の模試を受講しました。平均週2回のペースで答練を受け続けました。過去問を並行して解いていったので本当に大変でした。憲法・民法・刑法については司法試験時代の貯金があったのでほとんど時間を使わず、それ以外の科目に多くの時間を割きました。最初は午後の部の回の答練は惨憺たる結果でした。本試験では午後の部は記述式から解き始めようと決めていたのですが、記述式に慣れないせいで時間がかかりすぎ択一式を解く時間が足りなくなってしまっていました。そこで6月の模試までは午後の部は択一式から解くことにして択一式の点数を上げることに専念しました。最初はボロボロの結果でもこのような苦しい状況でテキストを回し続けているうちにだんだん点数が上がっていくことは司法試験の経験でよく知っていましたので、あせることなく自分を信じて勉強を続けることができました。その結果択一式については1年目から午前の部、午後の部とも無事に基準点を突破することができたのです。残念ながら記述式の点数が基準点に達していませんでしたが。

(3) 入門段階の記述式対策
記述式についてはできる!記述式」や速修生で山村講師に答案構成の仕方を大変丁寧に教えていただきました。結局私は合格するまでに3年かかったのですが、不動産登記法も商業登記法も最後まで山村講師のやり方を貫きました。どんな問題が出題されても慌てずしっかり構成してから答案用紙に書き出す習慣があったからこそ今年のような形式の新しい問題にも対応できたのだろうと思います。

(4) 中上級段階の択一式対策
1回で択一式の基準点を突破したので2年目は記述式の対策に力を入れました。また手続法を中心に細かな知識を得るため、さらに詳しいテキストを買い足して読んだりしました。憲法・民法・刑法についても1年目で司法試験時代の情報シートを回すことしか出来なかったのがかなりストレスだったので、シケタイを読んだりもしました。仕事との両立の受験生活だったのでそんなに時間はないはずなのに、今から考えるとどうしてあんなに手を広げようとしてしまったのか、魔がさしたとしか言いようがありません。2年目は慢心から完全に調整に失敗してしまったと言えます。4月になっても答練の点数は伸びず、仕事も直前期には前年よりたくさんの休みをもらってがんばりましたが、結果はなんと午後の部で基準点を割ってしまうというものでした。

今年は2年目の反省を踏まえて極力手を広げず、基本テキスト、過去問、条文、答練に寄り添って出来るだけアウトプット中心の勉強を心がけました。「とける!記述式」と憲法・民法・刑法についての「条文・判例マスター」を受講しましたが、移動時間にデジタルオーディオプレーヤーで聞いてあとでテキストの該当箇所を読むだけに留めました。基本的に私の傾向としてインプットを重視してしまいがちなので、意識的にアウトプット中心を心がけました。その結果今年合格を勝ち取ることができたのです。

(5) 中上級段階の記述式対策
2年目は記述式中心の勉強をしました。他校の講座をとってかなり詳しく不動産登記法と商業登記法の勉強をしました。また同じく他校で記述の答練もとりました。しかし、なかなか定着せず、1年目に比べると所要時間も減り、満点近く取れる問題も出てきましたが、成績は安定しませんでした。2年目の本試験では1年目より記述式問題でしっかり書けたという印象を自分では持ちましたが、完璧というには程遠いものでした(択一午後の部が基準点に満たなかったので採点してもらえませんでした)。そのまま3年目に突入し、やはり他校で記述式答練を受け、前にも触れましたように「とける!記述式」を受講しました。すると3年目にしてようやく勉強したことが定着したのか答練や模試で記述式の点の偏差値が択一式の偏差値よりも良いことが多くなってき、合格推定点を突破することが多くなりました。おそらく私は同じ問題を2度3度きちんと見直すということを記述式問題については怠り、知識拡張の方向にばかり進んだので、知識が定着して得点力に結びつくまで時間がかかったのではないかと思います。

* 総論

この試験の難しいところは択一式と記述式の双方で基準点を突破しなければならないことにあります。記述式が得意だと言えるためにはある程度の時間がかかると思います。

ですから初年度受験の方は山村講師もおっしゃっていた通り「記述式基準点スレスレ、択一式高得点逃げ切り」型をモデルとされたらよいと思います。1年目でも十分合格する可能性のある試験です。また、択一式で高得点を上げるための知識はとても1年中自分の頭の中にしまっておける量ではないでしょう。そこで本試験のときにベストの状態に持っていける調整プランこそ択一式においては最も大切な要素ではないかと考えます。

* 伊藤塾の受講スタイルと個別フォロー

インターネット受講は本当に便利でした。山村講師もご自身でおっしゃっていましたが、1.5倍速にしても十分聴けるので、時間の節約になりました。また画面に細かな時間ごとに先生の講義されているテーマがトピックスとして表示される機能もやる気を出すのに一役も二役も買っていると思います。メールでの相談も何度も利用させていただきました。最後に口述試験の前に山村講師ご自身から激励の電話をいただいたときは大変うれしかったです。

* 直前期と試験当日

この試験の択一式問題についてはしっかり調整して、直前期に信じられない程の知識を頭の中に入れておく必要があると思います。ですから直前の1、2週間の過ごし方は本当に大切です。私の職場はその間休むことができたので本当にラッキーでした。

1日10時間以上勉強したと思います。司法試験受験のときのように最後の1週間は年度別の過去問解きをしたかったのですが、司法書士試験ではそこまでは手が回らず直前期はいつもテキストを必死で読み続けていました。受験科目が多いことに関係しているのかもしれません。

当日は司法試験受験時代、伊藤塾長がおっしゃっていた「模試は本番の気持ちで、本番は模試の気持ちで」を実践し、平常心で受験することができたと思います。

* 最後に

私の拙い文章を読んで、ひとりでもがんばろうという気持ちになってくださる方があればよいなあと思って体験記を書かせていただきました。

私も家族や仲間や山村講師の支えを本当にうれしく思ったからです。

(2008年11月・記)

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