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(1) 1年目
2006年度旧司法試験論文式試験の合格発表後、数週間悩んだ結果、山村講師によるスピードマスター講座(入門講座 山村クラス速修生)をインターネット受講することにしました。というのも、伊藤塾のチラシ等で司法試験から司法書士に転進された先生の講座があるということは前々から知っており、自分に合うのではないかと考えたからです。ただ、受講開始が11月であり本試験まで8ヶ月強しかなかったので、受講開始当初は本当に間に合うのかどうかは不安でした。
しかし、逆に本番に間に合わせようという気持ちが、とにかく怠けず講義を聴き続けようという気持ちにつながったのかもしれません。また、山村講師が司法書士の業務に関するタイムリーな話題を講義中にされるので、今すぐにでも司法書士になりたい気持ちが高まりました。その結果講義はライブとわずか1ヶ月遅れの4月に聴き終わることができました。
また、講座の中に「できる!記述式」というレベルの高い書式の演習が組み込まれていたため、方法論をいち早く確立でき、記述式に対する苦手意識は一切持つことはありませんでした。
結局のところ一年目の勉強は、講義のあとに該当箇所の過去問を解きテキストを読みこむこと、「できる!記述式」で出てきた問題を繰り返し必ず一日一問書式の答案構成を行うこと、直前期は択一の過去問を可能な限り繰り返し解くことに終始しました。
また、全国公開模試は6回受けました。なかなか点数は伸びませんでしたが、本試験2週間前の最後の模試でなんとか全て基準点をとることができたので、少し手ごたえ的なものを感じながら1回目の本試験をむかえました。
(2) 2年目
1回目の本試験は、択一は午前31問(基準点28問)、午後31問(基準点28問)と充分すぎる得点でした。しかし、記述式の商業登記法は15.5点とまずまずの点数をとったものの、記述式の不動産登記法の出題ミスともとれる問題に動揺してしまい、不動産登記がわずかに5.0点で終わってしまったため記述式の基準点をみたすことができず不合格という結果になってしまいました。1年目から完璧以上に準備してきたはずなのに不合格となってしまったあまりの悔しさに耐え切れず、講義直後の山村講師の元に泣きながら今後の勉強の方向性を相談に行きました。
「今年の記述式は出題ミスだからしょうがない。8ヶ月でここまでの成績をとれるのはすごいよ。もう一回同じように頑張れば絶対次は大丈夫!!」この言葉にすごく救われたのを今でも覚えています。
同時に「やる範囲を広げすぎないように」とも言われたので、択一対策は一年目同様過去問中心に行い、モチベーションアップとペースメーカーのために記述式の講座を中心に受講することにしました。具体的には「とける!記述式」、「できる!記述式」、「うかる!記述式」を受講しました。
1年目も「できる!記述式」、「うかる!記述式」は受講したので、リピーターとなってしまったことに悔しい思いは隠せませんでしたが、また一からやり直す気でライブで受講しました。その結果同じレベルの受験生の友達ができ、その人たちと励ましあってなんとか本試験を迎えられることができたので、ライブで受講するメリットはここにもあると思いました。
また、一回目の本試験を失敗した理由が本試験特有の出題のブレに動揺したことにあると考えたので、全国公開模試を多目にうけると同時に記述式の過去問も解きました。その結果、本試験問題のブレの範囲を把握することができ、今年の記述式の出題形式の変化もある程度予想することができました。
最後に向田講師の「記述式リアル答案徹底解析講座」についてですが、これは個人的にこの一年で受けた講義のうちbPのヒット作でした。情報開示によって得られた本物の記述式の答案をみることで、減点対象になってそうで実際は減点されてない書き方や、あんまり減点されなそうで実際は大きな減点になっている書き方の違いが明確になり、省エネしつつ得点を稼ぐ方法を確立することができました。また、余裕を持って合格したように見える合格者も本試験ではかなりミスをしているということを知ったことで、今年の本試験でも形式の変化に動揺することなく思い切って書くことができました。
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