2024年沖縄スタディツアーが実施されました!
伊藤塾では平和憲法の崇高な理念と価値を学ぶため、毎年12月沖縄へのスタディツアーを企画しております。
今年は12/ 7(土)~12/ 9(月)に実施させていただくこととなりました。
皆様と沖縄を訪れることを楽しみにしております。
ツアー概要
満員御礼!定員に達したため受付を終了させていただきます。
■旅行期間:2024/12/ 7(土)~12/ 9(月)(2泊3日)
■旅行代金(2泊3日/お一人様あたり)
①88,000円(税込)
関東地区:羽田空港発着
関西地区:関西国際空港発着
※航空会社:ANA/全日空利用
②55,000円(税込) 現地集合(航空券なし)
□旅行代金に含まれるもの:往復包括航空券代(①のみ)・宿泊代(2泊)・団体行動中の貸切バス代・食事代(懇親会を含む)・ 記載コースの観光施設費用・旅行期間中の団体傷害保険。
□ 旅行代金に含まれないもの:個人行動中の移動費用・ホテルでの個人利用費用 等。
□ホテル部屋割りについて:原則2~3名で1室利用(男女別)。
◆1名様1室利用ご希望の場合は差額 20,000円-アップ(2泊分の料金です)。
◆ 同室希望者を指定される場合(1部屋2名様まで)は、同室者各々につき差額 3,000円-アップ
※ご希望された場合、2泊とも同じ方とのお部屋になります。
■申込受付:受付は終了しました。
■キャンセル料:キャンセルポリシーをご確認ください。
行程紹介
歩いて見学する場所が多いですので、歩きやすい靴でご参加ください。
12/ 7(土)
行程 | 内容 |
【往路】 関東地区:羽田空港 7:45頃出発/那覇空港10:45頃着 関西地区:関西国際空港 8:00頃出発/那覇空港10:20頃着 |
・現地集合の参加者は12/7 10:20~10:45までに那覇空港にお集まりください。 |
那覇空港からバス移動開始 | |
皆さんで昼食 | |
読谷村(よみたんそん) 泊城(とまりぐすく)公園 (小橋川清弘さんによるガイド) |
沖縄戦において米軍が沖縄本島に最初に上陸した地が読谷村の泊城公園にある渡具知ビーチです。公園内からは本島より前に上陸した慶良間諸島も望むことが出来ます。 スタディツアーの最初に、元読谷村史編集委員で平和ガイドの小橋川清弘さんと、沖縄戦始まりの地を巡ります。 |
読谷村 チビチリガマ (小橋川清弘さんによるガイド) |
チビチリガマは、戦時中に住民や兵士が身を隠すための避難壕、陣地壕として活用された自然洞窟である「ガマ」のひとつです。米軍が迫る中、このガマで過ごす人々は、どのような経緯を辿ったのでしょうか。 チビチリガマでの生存者や遺族の方から聞き取り調査を続けてきた小橋川さんのお話は、強く感じるものがあります。 |
体験王国 むら咲むら | 沖縄をより身近に体験するため、体験王国 むら咲むらを訪れます。 体験王国むら咲むら 公式ホームページ 今回は数ある体験の中から厳選した、 ・琉球舞踊体験 ・三線を引いてみよう ・漆喰シーサー色付け の3グループに分かれて体験します。 (参加申込受付フォーム内でご選択いただけます。) |
懇親会(夕食を兼ねます。) | 懇親会には伊藤真をはじめ講師陣も出席します。沖縄の夜を楽しんでください。 |
那覇市内宿泊 |
宿泊ホテル:ノボテル沖縄那覇
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12/ 8(日)
行程 | 内容 |
ホテル出発 | |
対馬丸(つしままる)記念館 | 1944年8月22日午後10時12分頃、1,788名の乗客乗員を乗せた学童疎開船対馬丸が米潜水艦により撃沈されるという悲惨な事件が起こりました。この「対馬丸事件」では、名前が判明している方だけでも、疎開学童784人を含む1,484人が死亡しています。また、救助された人々とその家族には軍から箝口令が敷かれ、詳細な実態の調査すら行われませんでした。その事実や当時の人々の想いを未来に伝えるべく建設された対馬丸記念館の見学と、語り部の方の講話、映像視聴を通して、国家と戦争、個人の尊厳について考えていただければと思います。 |
浦添(うらそえ)大公園 | 地元の皆さんに親しまれる公園であると同時に、浦添城跡などの史跡を残す場所でもあり、沖縄戦において激戦地となった前田高地のある場所です。 前田高地は150メートルの断崖絶壁がのこぎりのように険しく屹立していることから、米国軍からは『ハクソー・リッジ』(Hacksaw Ridge)、すなわち「のこぎり型の断崖絶壁」と呼ばれていました。 2016年に、この前田高地の戦闘を題材にした映画「ハクソー・リッジ」がメル・ギブソンの監督により作られ、現在でも映画を観た海外からの見学者も訪れる地となっています。 沖縄の歴史の地と、米軍から「ありったけの地獄を一つにまとめた」と評される程の戦いとなった戦地を、ガイドの方と共に巡ります。 【参考:映画ハクソー・リッジ 公式サイト】 |
皆さんで昼食 | |
今帰仁城跡(なきじんじょうあと) | 沖縄全体でも首里城に次いで最大級の規模を誇る城跡です。最も高いところで8mもある石垣の城壁は、かつて北山(沖縄北部)の王が居城としていた軍事的な要衝としての堅牢さを伺わせます。城壁が地形に沿って波打つように建てられていることも、沖縄ならではの姿です。 また、沖縄の森や海を臨む大パノラマも、標高100mに立てられた今帰仁城跡だからこその見どころです。沖縄歴史と自然の両方を感じていただければと思います。 |
皆さんで夕食 | ホテル内のレストランで夕食をとります。バイキング方式で牛・豚・ラムなどの肉類から、海鮮や野菜まで、30種のフレッシュ食材が食べ放題です。締めには、沖縄そばも食べられます! |
恩納村(おんなそん)内宿泊 | 宿泊ホテル:かりゆしビーチリゾート・オーシャンスパ |
12/ 9 (月)
行程 | 内容 | |
ホテル出発 | ||
普天間(ふてんま)基地移転先 辺野古(へのこ)、瀬嵩(せだけ)地区 |
大浦湾はジュゴンをはじめとする絶滅危惧種262種を含む、5,300種以上の生物が発見されている海です。しかし現在、米軍普天間飛行場の代替施設を建設するため、埋め立てが進められています。 基地の移転工事が進む大浦湾に面する瀬嵩浜からは、埋め立ての様子を近くに見ることが出来ます。基地問題、環境問題を考える契機となればと思います。 また、今回のツアーでは平日の辺野古近辺をバスで移動することから、基地移転反対運動の一端を垣間見ることが出来ます。 |
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斎場御嶽(せーふぁーうたき) | 御嶽というのは南西諸島に分布する聖地の総称ですが、斎場御嶽はその中でも最高の聖地とされ、琉球王国から現在まで脈々と受け継がれている琉球信仰の参拝の地です。御嶽を通じて、琉球、ひいては沖縄のアイデンティティを感じてください。 | |
皆さんで昼食 | ||
アブチラガマ | アブチラガマはチビチリガマと同じく沖縄に点在する自然洞窟「ガマ」のひとつです。最初は避難壕として、その後、陸軍病院の分室として使用されるようになりました。この暗くて狭いガマの中で何が起きたのか、沖縄の過去を肌で感じてください。 沖縄スタディツアーの最後に当時ガマの中に居た方々に思いをはせていただくことで、現在の沖縄を考え続けるきっかけとしていただければと思います。 |
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那覇空港へ | とうとう帰路に着きます。 道中、県内最大級の道の駅で、物産センターやファーマーズマーケット等が揃う、「道の駅 いとまん」に立ち寄ります。 特に野菜・果物などの生鮮食品の品揃えが充実していますので、空港のお土産屋とは違った楽しみ方が出来るのではないかと思います。 【参考:道の駅 いとまんの風景】 |
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【復路】 関東地区:那覇空港 18:35頃出発/羽田空港 20:50頃着 関西地区:那覇空港 18:20頃出発/関西国際空港 20:15頃着 |
現地集合の参加者は12/9(月)那覇空港18:00出発以降の飛行機を準備願います。 | |
沖縄のことが好きになり、もっと色々と調べてみたい、という思いを お持ち帰りいただけたのなら幸いです。 |
※上記スケジュールは現地施設ならびに見学先の都合または天候状況にて一部変更になることがあります。
2024年沖縄スタディツアー 来訪予定地
■12/7(土)
■12/8(日)
浦添大公園の前田高地にそびえる大岩がワカリジーです。
沖縄戦時には米軍からニードル・ロックと呼ばれ、争奪戦が繰り広げられました。
浦添大公園内にある、琉球王国の王(英祖王、尚寧王)が眠る陵墓が浦添ようどれです。
■12/9(月)
(さんぐーい)
久高島(くだかじま)は数々の神事が執り行われることから「神の島」と呼ばれています。斎場御嶽でも、琉球王国時代に国家的な祭事の際、この島から聖なる白砂を運び入れて敷き詰めたといわれます。
宿泊ホテル
2024年沖縄スタディツアー 参加講師
伊藤 真 塾長
呉 明植 (ごう あきお )講師
岡口 基一(おかぐち きいち)講師
沖縄スタディツアー参加者の声
行政書士受験生 Kさん
このツアーで私は、そこで生活する人々がたどった歴史を正しく知り、理解することの重要性を実感しました。
また先人から受け継いだ文化やその価値観は、かけがえのないものであり、個々の思いを大切に守っていくことが、私たち法律や行政を学ぶ者の重要な使命ではないかと考えました。
行政書士受験生 Rさん
今回の旅行を意識すると、情報がどんどん自分に飛び込んでくるようになりました。振り返ると、行く前に戦争のつらい話を聞いておくことは、沖縄でお話を聞く心構えになり、大変効果的でした。
あおばさん
昨年に続き、二度目の参加となりました。昨年は、沖縄という地を知る「場との出会い」に対し、今年は、再会を含め「人との出会い」という印象が強い旅となりました。感想を綴りながら、「憲法にも通ずる部分があるかもしれない」と感じ、改めて憲法の凄さを知りました。
司法試験受験生 T.Hさん
今回のツアーでは、法律を目指す受験生や実務家の方々が参加し交流を図ることができました。沖縄の歴史や、講師の方々から法律家としての様々な話を聞き、学習に対する姿勢・意欲が高まったと感じました。 また、旅行をするにあたって社会人1人での参加となったため現地で浮いてしまわないかが非常に心配でしたが、スタッフの方々の温かい雰囲気作りのため、皆和やかにツアーを楽しむことができました。
司法試験受験生 K.Tさん
「沖縄のことを知らなかった」
これがスタディツアーに参加して抱いた感想である。
沖縄戦やその後長きにわたって沖縄がアメリカの占領下にあったこと、
基地問題については、もちろん歴史の授業やニュースを通じて知っていた。
ただ、戦争を肌で感じ、沖縄に生きる人の声を直に聞いたのは初めてだった。
お問い合わせ先
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(MAIL) tokyo3@bigs.co.jp
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研修企画
伊藤塾
担当:谷村・菅原・内藤
(MAIL) okinawa-st@itojuku.co.jp