このコーナーは

行政書士試験の合格を目指そうとしている法律初心者の皆さんに向けて、行政書士試験や行政書士試験の合格方法について、やさしくお伝えしていくコーナーです。

【登場人物】

かめうさ先生

伊藤塾行政書士試験科講師
座右の銘は「Festina lente ゆっくり急げ」
趣味 俳句を詠むこと
かめうさ先生の「ごうか句」をたまに発表
 

ラパカちゃん

行政書士を目指し、学習を始めようとしている法律女子。
素直だが、わりと疑い深い一面もあり。
法律を学ぶのは初めて。
 

第8話 憲法とは 第1回「憲法と法律の違いとは?」


なんだか、やる気になってきちゃった。
でも、本とかたくさんそろえたりするのって、大変そうだなあ。
  

講座で配付するもの以外では、六法を買ってください。
 
 
   

六法だけでいいんですか?
 

はい。
メインとなるテキスト、過去問題集、暗記カードなどは、塾のほうで準備します。
なるべく受講生のみなさんに負担がかからないようにしています。
 
 
 

先生、憲法の講義が始まりました。
なんだか、とっても楽しいです。判例、とっても面白いし。
 

そうですか。それはよかった。
では今日は、憲法と法律の違いを明らかにしていきましょう。
 
 
 

はい。
   

法律は、国民に対してルール付けをしています。
 
 
 
 
   

命令したり、禁止したりですね。
   

そうです。
法律によって国民の権利や自由が守られるという面ももちろんありますが、逆に法律によって権利や自由が制限されるという面もあります。
 
 
  

赤信号では止まれ!みたいに、行動を制限することで世の中の秩序を守っているんですね。
 

そうです。
また、国家は強大な権力をもっています。もし強大な権力をもった国家が暴走したらどうなりますか?
 
  
 

えっと。権力が強い国家が暴走したら、国民が困ります。
もしかしたら、理由なく死刑になったりするかもしれません。


そこで、権力が暴走しないように歯止めをかけるもの、つまり国家権力を縛るものが必要ですね。
 
 
 

はい。でも国家権力を縛るものって何ですか?
   
 

 
それが、憲法です。
 
 
 
 
 
  
 

 
えー。頭が混乱してきた。 ちょっと頭の中を整理させてください。
国民を縛るものが法律で、国家権力を縛るものが憲法ってことですか?

 
 
 

 
そうですね。
つまり、法律が国民の権利・自由を制限するものであるのに対し、憲法は国家権力を制限して国民の権利・自由を守るものなのですよ。
 
 
 
  
 
 
 
 
 
 
 
へぇー。わかりました。
もっと憲法のことが知りたくなりました。本を読んで勉強します。
 
 
 

 
よかったです!

 
 
《つづく》

第7話 復習の仕方


講義を受けたあとって、どうすればいいんですか?
やっぱり受けっぱなしじゃ、まずいですよね?
  

ラパカさんは、好きなキャラクターっていますか?
 
 
   

好きなキャラクター? アンパンマンでーす。
 

アンパンマンのキャラクター、どれくらい言えますか?
 
 
 

もちろん、全種類ですよー。
 

それって、どうやって覚えたのですか?
 
 
 

そりゃ、好きだから何回も見るしー。
   

物を覚えることって、繰り返しが大事なのですよ。
 
 
 

たしかに。
  

復習は、何度も繰り返すこと、楽しむこと、早いうちにすること。
 
 
   

じゃあ、講義受けたら、まんべんなくきちんと復習しなくちゃいけないんですよね?
   

そうとは言えません。
絶対覚えなくてはならない最重要判例、論点、条文もあれば、そうでないものもあります。
それは講師がきちんとお伝えしますから、メリハリをつけて復習してください。

 
 
  

メリハリが大事なんですね。
じゃあ、実際は、その日受けた講義を聴きなおしたり、テキストを読み直したりすればいいんですか?

 

それも大切ですが、必ず、過去に出題された問題(過去問)を解いてください。
 
  
 

えー、でも、解けないですよ。よくわかんないもん。


『よくわかんなくても解いてみる。解いたら必ずテキストで確認!』
すると、どんなところが、どう出ているかがわかるんです。
ここ、大事ですよ!
 
 
 

へぇー。そうなんだ! わかりましたっ!
  
 
《つづく》



☆かめうさ先生の「ごうか句」(一応、575です)
● 復習は はやめに たのしく くりかえせ
● 復習は 過去問解いて なんぼだよ


第6話 講義の受け方



先生、講座ってどんなふうに受ければいいんですか?
  


講座にどんなイメージをお持ちですか?
よく会社の会議などで、会議資料の内容をただ読み続けるのを聞いていて眠くなってしまった経験はありませんか?

 
 
   


あるある!
 


講座もテキストを読むだけでは、退屈でなりませんよね?
では、講座の目的とはなんでしょうか?

 
 
 


やっぱ、よくわかんないものを、わかるように話してもらうことかな? 
 

講座は、テキストに書いてある抽象的な法律文章を、具体例を挙げて理解してもらうことなのです。
 
 
 

具体例で教えてくれるのね。なら、わかりやすいですね。
   

法律の用語は外国語に近いものがあります。
たとえば、「善意」「悪意」って言葉を日常のなかで使いますよね?
 
 
 

善意、悪意なら、ふつうに使います。
  

どのように使いますか?
 
 
   

『電車でお年寄りの方が乗ってきたら「善意」で席を譲る。』とか、
『「悪意」で人のモノを隠す。』っていう使い方をします。

   

そうですね。
でも、民法の中では、「善意=~知らない」「悪意=~知っている」って意味で使うのですよ。
 
 
  

えっ! そうなんですか!
善意が知らないって意味で、悪意っていうのは知っているっていう意味なんですか?

 

そうなのです。普段使っている日本語とは違いますね。
 
  
 

ひょえー。


聞いたこともない言葉を理解することは、かなり難しいと思います。
例えば、「水」を知っているから「ウォーター」って言葉を理解できるのです。
講座ではその「水」を具体的に説明して、「ウォーター」を理解してもらうものなのです。
 
 
 

じゃあ、わかんない用語が出てきても安心なんですね。
  
 

大丈夫です。
講座では具体例をたくさん使ってみなさんに説明をしていきます。
そして理解したものを記憶していきます。

 
 
 

あのぅ、実は私、すぐ忘れちゃうんです。
  

だから、メモを取るのです!
メモは今の自分のために取るのではなく、1週間後の自分、1ヵ月後の自分、1年後試験直前期の自分に送るために取るものなのです。
 
 
 

メモは未来の自分のために送る手紙なんですね。
 

ですから、これから講座を受けるみなさんには、受講=受ける だけではなく 受講=受ける+未来の自分に送る 送り手になる。という意識をもって講座を受けてほしいと思います。
 
 
《つづく》



「Festina Lente ゆっくり急げ」とは?
行政書士試験合格への学習は、じっくり取り組まねばなりませんが、時間は有限です。したがって、「時間を有効に使って、効率的に学習する」という取り組み方なのです。


第5話 合格するための『心構え』?


先生、合格するための、心構えってあるんですか?
  

いい質問です!まずは 【ゴールからの発想】 です!
 
 
   

ゴールからの発想?
 

これ大事ですよ。
 
 
 
 

具体的に何をするんですか? 
 

ラパカさんは、試験の日の手帳に何て書きますか?
 
 
 

行政書士試験の日って書きます。
   

甘いなぁ。実に甘い。
 
 
 

そうですか?普通ですよ。
  

今、【ゴールからの発想】って、言ったじゃないですか。
 
 
   

じゃぁ、試験が終わる日?
   

Non!試験受けて、何がしたいのでしたっけ??
 
 
  

そりゃ、合格ですよ。
 

ですよね。だから試験日の手帳やカレンダーには、【合格する日】って書くのですよ。
 
  
 

合格する日?決めてかかるんですね?


試験日に合格するための力をつけるためには、今の自分はどうしたらいいか?常に考える必要があるのです。
ゴールするために遠回りをしたいですか?
 
 
 

遠回りなんかしたくないですよ!
  
 

そうですよね。  
 
 
 

するとスタートとゴールを結ぶ最短距離を常に考える感じですか?
  

そうです。
ゴールに対して、自分はどの位置にいるのかななどを意識するのです。
 
 
 

でも、法律を勉強するのって、初めてだし、なんかわかんないですよ。様子もわかんないし、方針とか見込みが立たないです。
四字熟語で言うと、五里霧中みたいな。
 
 

五里霧中にならないように、塾をうまく利用すればいいのですよ。
 
 
 

塾?私は、自分でせっせと勉強して積み上げていくからいいでーす。 
 

せっせとやるのはいいことですけど、細かいところばっかり、やっていてもだめですよ。
 
 
 

だって、試験って法律の細かいことがたくさん出るんじゃないの? 
 

たしかに法律はさまざまな部分が密接に関連しているので、そう見えます。でも、全体像を把握してから、細かい部分を学習するのがより効果的です。
 
 
 

木を見て森を見ずじゃいけないってわけですね。
  

そうです。細かい部分を学習するときも、全体のどの部分を学習しているのか意識するといいですよ。
 
 
 

自分がどこにいるか把握すればいいんですね。
だけど、やっぱり、そういうのよくわかんないし、難しいですよね?

  

そういうときこそ、塾をうまく利用してください。
どううまく利用すれば良いかもご説明しますよ。

 
 
 

ふーん。そうなんですかぁ。
なんだかうまくのせられちゃってる気もするけど、ま、聞いてみるか。 

  

そうです。どんどん、聞いてください。
 
 
 

じゃぁ、遠慮なく聞きますけど、さっき、木を見て森を見ずの学習はだめって言ってたけど、どういうことですか? 
 
 
 

いい質問ですね!法律が森全体だとしたら、葉っぱばかり一生懸命見たところで、森のことはいつまでも分かりませんよね?
  
 

森全体が分かるように勉強するってのは?
 
 
 

法の趣旨、原則と例外など基本的なことを重視していくのです。
  
 

細かいことは後でいいってことですか?
 
 
 

そうです。あと、具体的なイメージをもつことが大切です。
  
 

頭の中だけじゃなくて、図を書くとか?
 
 
 

そうそう、いい調子です。
  
 

あまり難しく考えて細かいことをたくさん覚えるよりも、まずが大きいところをつかむってことですね。
 
 
 

そうです。
そして、常に図式化して、自分に分かりやすくしていく工夫が必要なんですよ。
 
 
《つづく》

☆かめうさ先生の「ごうか句」(一応575です)
●試験日は 合格する日と 手帳に書こう
●学習は 木ばかり見ずに 森を見よ




「Festina Lente ゆっくり急げ」とは?
行政書士試験合格への学習は、じっくり取り組まねばなりませんが、時間は有限です。したがって、「時間を有効に使って、効率的に学習する」という取り組み方なのです。


第4話 法律に特有のことば
~「みなす」と「推定する」ってどう違う?


では、問題の続きを読んでください。

 

Aが死亡した時点でCがまだ胎児であった場合には、Aを相続するのはB及びDであるが、その後にCが生まれてきたならば、CもB及びDとともにAを相続する。○か×か。えーと?
 
 
 

つまり、お父さんが死んだ時点で、Cちゃんは胎児だったけど、その後、生まれたら相続できますかという問題文ですね。


はい。 
 
 
 

Cちゃんは、生まれてこないと、相続できないのでしたっけ?
  

胎児は、相続、遺贈、不法行為に基づく損害賠償の請求、この3つに関しては、既に生まれたものとみなされるから、この問題は×です。
 
 
   

正解!よくできましたね。
これはとても大事なことです。是非、覚えておいてくださいね。甘いなぁ。
 
 

やったぁ!
 
 
  

さて、ラパカさん。
相続・遺贈(私が死んだらこれをあげますという約束)・不法行為を受けて損害賠償を請求するときも、胎児は、既に生まれたときなされますね。
 
   

先生、その「みなされる」って何ですか?
 
 
   

おっ、いいところに気づきましたね。
「みなす」に似たものとして「推定する」があります。

   

どう違うんですか?
 
 
 

「推定する」とは、当事者の間に別段の取り決めのない場合、または反証が挙がらない場合に、ある事柄について法令が一応請うであろうという判断を下すことをいいます。  
 

は?そんなこと言われてもわかりません!
 
 
  

例えば、「各共有者の持分は、相等しいものと推定する。」という条文があります。
民法250条です。

 

共有って何ですか?
 
 
 

共有とは、複数人が同一の物を同時に所有する場合の原則的な法形式をいいます。  
 

じゃ、持分って何ですか?
 
 
  

各共有者が目的物に対して有する所有の割合、又はその持分に基づく各共有者の共有物に対する権利です。
 

それで?
 
 
  

民法250条は、各共有者の共有持分は一応等しいものとして取り扱うということであって、実際には持分が等しくないことが証拠によって明らかになれば、等しくないものと判断され、処理される、ということです。
 

つまり、一応同じことにするけど、違うっていう証拠があれば、違うってことになるんですね。
じゃぁ、「みなす」は?

 
 
 

「みなす」とは、本来異なるものを法令上一定の法律関係につき同一なものとして認定してしまうことをいいます。
これは、当事者間の取決めや反証を許さず、一定の法律関係に関する限りは絶対的に同一なものとして扱う点で、「推定する」と異なります。

 

えっと、えっと?
 
 
 

「みなす」は、同じものとして認定したら、取決めや証拠があってもだめってことです。  
 

具体的な例を挙げてください。
 
 
 

例えば、「未成年者が婚姻をしたときは、これによって成年に達したものとみなす。」(民法753条)とは、未成年者であっても婚姻した場合には、法令の適用上は成年者と同一の能力があるものとして取り扱うということです。
 

未成年者が結婚したら、セイネンになるってどういうこと?
 
 
 

成年です。成田空港の成に年、日本では20歳で成年です。
 

あー、大人ってことかぁ。未成年が結婚したら、大人なんですね?
 
 
 

未成年者が結婚したら、大人と「みなす」のです。成年擬制(せいねんぎせい)といいます。
 

たとえば、私が16歳で結婚して、18歳で離婚したら、未成年者に戻れますか? 
 
 
 

いいえ、成年擬制の効果は、婚姻の解消によっても消滅しません。
 

そうなんですかぁ。 
 
 
 

「推定する」「みなす」は、ひっかけ問題で出題されますから注意してくださいね。
 
 

はーい。
 
《つづく》


「Festina Lente ゆっくり急げ」とは?

行政書士試験合格への学習は、じっくり取り組まねばなりませんが、時間は有限です。したがって、「時間を有効に使って、効率的に学習する」という取り組み方なのです。


第3話 行政書士試験の攻略
~問題の見極め?~


問題には、絶対に得点しなくてはいけない『超重要問題』とみんなが解けないので『合否に関係ない問題』があるので、そこを見極めれば大丈夫です。と前回お話しましたね。
 
 
 

そういえば、たしか、試験問題には、絶対解けなくちゃいけないのと、そうでもないのがあって、見極めるんでしたね。
  

そうです。伊藤塾では絶対に解けなくてはいけないものをAランク問題、合否を左右する問題をBランク問題、解けなくてもいい問題をCランク問題としてメリハリをつけています。
 
  
 

たとえば、超重要なものにはどんなものがありますか?
  

そうですね。身近な例『相続』でお話しましょうか?
 

はい。
  
 
 

ちょっとこれ読んでください。
 

おぉ。平成19年の民法の問題!
Aが死亡した場合の法定相続に関する記述のうち、正しいものはどれか。Aの死亡時には、配偶者B、Bとの間の子C及びAの母Dがいるものとする。ふー、これだけで疲れた。
 
 
  

家族関係はつかめましたか?
 

頭の中、ごちゃごちゃ。
 
 
 

じゃぁ、ラパカさん、私が言ったとおりに図を描いてください。
   

はい。
 
 
  

Aさんという男の人がいます。AさんにはBさんという妻がいます。結婚しているという意味で、AさんとBさんの間は二重線で結んでください。
  

結婚しているから二重線ね。
  
 
 

それから、BさんのおなかにはCちゃんという名前がつく予定の子供がいます。そしてAさんの母親であるDさんがいます。


  

あ、これ、問題文を図にしたんですね。
  
 
 

そうです。問題文の人間関係は、是非、図にしてください。
人間関係が整理され、再開を導きやすくなります。  
 

はい。
  
 
 

さて、今朝、Aさんは交通事故で死んでしまいました。死んだ人の上に×印をつけてください。  
 

はい。
 
 
 

質問です。Bさんのおなかの中にいるCちゃん。つまり胎児Cはお父さんの財産を相続できますか?  
 

うーん、まだ生まれてないからダメかなぁ?
 
 
 

実は、胎児は相続できるのです!  
 

生まれてないのに、いいんですか?
 
 
 

相続に関しては、すでにうまれたものとみなされるのです。  
 

へぇ!。
 
 
 

他に私が死んだらこれをあげますという約束(遺贈)と、不法行為を受けて損害賠償を請求するときも胎児はすでに生まれたものとみなされます。
 
この図は覚えてくださいね。
この図は、合格して行政書士になってからも役立ちますよ。

 

そうなんですか!ぜひ覚えます!
 
 
 

では、この問題の解説は、ちょっと休憩してから次回に。
 
《つづく》

★今日のかめうさ先生の「ごうか句」講座

●問題を 解くとき必ず 図を描けよ
(人間関係、債権を誰が誰に対してもっているかを図にしましょう。)



「Festina Lente ゆっくり急げ」とは?

行政書士試験合格への学習は、じっくり取り組まねばなりませんが、時間は有限です。したがって、「時間を有効に使って、効率的に学習する」という取り組み方なのです。


第2話 行政書士試験の合格の基準


行政書士試験にはどんな科目がでるのですか?
  

全部で6科目出ます。基礎法学、憲法、行政法、民法、商法、一般知識等です。
 
  
 

ヒィ!たくさんあるんですね。いつ合格できるのか心配になってきた。
  

ラパカさん、顔色が青いですよ。
 
  
 

だって、先生、そんなにたくさんあったら、勉強終わんないですよ。
 
 

全部まんべんなく学習すればいいというものではないのです。
さきほどの科目のうち、行政法と民法の配点が高いのでこの2科目を重点的に学習するとイイですよ。

 
  
 

配点が高いって、どれくらいなんですか?
  

行政法が300満点中112点、民法が76点です。
 
  
 

わぉ。全体像も教えてください。
  

はい。
試験は、筆記試験によって行います。出題形式は、「行政書士の業務に関し必要な法令等(出題数46題)」は、択一式及び記述式で、「行政書士の業務に関する一般知識等(出題数14題)」は、択一式です。
なお、記述式は、40字程度で記述するものとします。

 
  
 

ふーん。全部で何点とれば合格できるんですか?
  

細かい規定はありますが、ざっくり言うと、300満点中、180点です。
6割で合格です。他にも合格の基準点の決まりがあります。
●合格基準点
 次の要件のいづれも満たした者を合格とします。
① 行政書士の業務に関し必要な法令等科目の得点が、満点の50%以上
② 行政書士の業務に関する一般知識等科目の得点が、満点の40%以上
③ 試験全体の得点が、満点の60%以上

  
 
 

これって、簡単なような、難しいような。
  

問題には、絶対に得点しなくてはいけない超重要問題とみんなが解けないので合否に関係ない問題があるので、そこを見極めれば大丈夫です。
  
 
 

見極めかぁ。見極めなんかできる前に、この話聞いただけで、挫折しそう。
  

挫折する前に、これ記入してください。「夢をかなえるシート」です。
 
 
  

夢をかなえるシート?
  

Ⅰ あなたの夢
  ①今のあなたの夢は何ですか?
  ②その夢をもった理由、きっかけはなんですか?
Ⅱ 行政書士試験について
  ①あなたの夢を実現するために行政書士試験合格を目標とした理由は何ですか?
  ②どんな行政書士になりたいですか?
  ③なぜそのような行政書士になりたいですか?
  ④今、不安に思っていることはなんですか?

 
  
 

紙に書き出すと、夢が叶うって聞いたことがある!早速、書いてみよっと♪
  
 
《つづく》

「Festina Lente ゆっくり急げ」とは?

行政書士試験合格への学習は、じっくり取り組まねばなりませんが、時間は有限です。したがって、「時間を有効に使って、効率的に学習する」という取り組み方なのです。


第1話 法律の学習を始めよう

ラパカちゃん

みなさん、はじめまして。私は、ラパカといいます。
私、行政書士試験を受けてみようと思って、勉強を始めようとしているとこなんですよー。
でも、どうやって勉強すればいいのかわからなくて。

だから、伊藤塾に来てみました。
私、疑い深い性格なので、いろいろ質問してみたいと思います。

(ラパカちゃん、塾のドアをあける。
 そして、行政書士合格講座と書かれた部屋のドアを開ける。)
 


こんにちは。
  

こんにちは。
 
  
 

あの、わたし、ラパカといいます。
  

伊藤塾へようこそ。私は、行政書士試験科講師のかめうさといいます。
 
  
 

私、行政書士試験を受けたいと思っています。初めて法律を学習するんですが、私のような初心者の人っていますか?
 
 

はい。初心者の方もたくさんいらっしゃいます。私も初心者でしたし。
 
  
 

行政書士試験、難しくなってるってうわさ聞いたんですけど、初心者でも合格できるんですか?
  

はい。初心者でも短期合格されていますよ。
 
  
 

なぁんだぁ。大丈夫なんだ。
  

はい。ただ、初心者が合格レベルに達するまでの「学習方法」というものがあります。学習方法を誤ると、いつまでたっても合格できないかもしれませんよ。
 
  
 

えぇ!そうなんですかっ??方法が大事なんですね?ぐっ具体的に、合格できるほっ、方法を、今すぐ、おっ、教えてくださいっ!!!
  

アハハハ、ラパカさん、いいですねぇ。その貪欲さ!でっでも、落ち着いてくださいね。
  
 
 

あっ、はい汗。法律学ぶのって難しそうだから…。いろいろ心配なんですぅ!
  

じゃぁ、合格する方法をお教えする前に、ひとつだけ質問をさせてください。あなたにとって法律とは何ですか?
  
 
 

うーんと、うーんと、国民に対しての命令とか禁止とかのルールとかですかねー。
  

そうですね。法律によって、国民の様々な権利や自由が守られるという面と、法律によって権利や自由が制限されるという面があります。
 
 
  

権利や自由が、守られる面と制限される面、二つの面があるんですね。
  

そうなのです。
 
  
 

(六法を持っているかめうさ先生に)
それって六法っていう本ですよね?なんだか難しそうな感じー。その分厚い六法に条文とかっていうのがたくさんあるんですよね?条文暗記、大変そうですね。
  

ひたすら暗記っていうのは間違いですよ。法律家に求められるのは新たな解釈やより良い解決方法の追求なのですよ。法律を学ぶ際は、条文だけでなく、その法律の『目的』や『趣旨』をふまえて学んでいくことになります。
 
 
《つづく》

★今日のかめうさ先生の「ごうか句」講座

●方法を 間違わなければ 合格だ
●学習は 細かくよりも 全体つかめ


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