お笑い芸人志望から弁護士を目指す。自分を信じ続けることが合格への切符となる

予備試験ルートで司法試験合格

H.K さん(28 歳)
 

合格者イラスト
中央大学法科大学院(既修)修了
◆ 出 身 大 学 /立命館大学法学部
◆ 受 講 講 座 /司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング、司法試験演習秋生など

※プロフィールは、2017年合格時点のものです。

はじめに

高校卒業後、お笑い芸人の養成所に通っていたが、尊敬している面白い先輩が陽の目を見ずに次々と辞めて行く現実に挫折してしまい、お笑いの夢を諦めてしまった。その時周りの多くの友人が、自分のことを応援してくれていたことを知り、自分本位の生き方ではなく、支えてくれる人のために何かできることはないかを考えた。たまたま父が弁護士をしていたため、人のためになる仕事として弁護士を目指した。

私がとった勉強方法

基礎的な法知識・法理論の修得について

基本知識の正確さを上げるため、伊藤塾の基礎マスターのテキストと、 自分のまとめノートと照らし合わせ、論文作成に必要な知識の正確性を 確認していった。毎日午前中に短答をやり、午後はまとめノートの全て の論点を網羅的に読み直し、理解するよう務め、夕方以降は暗記するよ うにした。

論文式試験対策について

論文式試験対策については、伊藤塾のペースメーカー論文答練を受講した。ここでは、基本知識が正確に論文上表現できているかを確認するだけでなく、毎回科目ごとに問題文の読み方、答案構成の仕方、時間管理など、答案技術面の目標を立て、それを実践できるかどうかを確認した。休憩中には、その科目の反省点をメモしておき、その反省をまとめ ノートに写して、同じミスを繰り返さないように注意した。また、全国模試では本番で行う手順予定の手順を遵守し、どこまで実践できるかを確認した。

伊藤塾の受講スタイルとフォロー制度について

伊藤塾は豊富なプログラムがあるが、特にペースメーカー論文答練は試験と同じ時間で初見の問題に挑戦できるため、意義があったと思う。 答練に行きたくないと思う時もあるが、粘り強く挑戦し続けることで、 必ず結果に結びつくと思う。

法科大学院での受験対策・伊藤塾の活用法

在学中は、試験勉強をあまりできずに、授業の予習復習に追われていた。今思うと早めにペースメーカー論文答練を受講し、準備をしておけば よかったと思う。

最後に

辛さを乗り越えた合格は何事にも代え難い喜びです。諦めずに努力し続けること、自分を信じ続けることが合格への切符となります。諦めずに最後まで頑張ってください。