仲間やライバル達と、同じ教室で学べる。好きな時間に、好きなタイミングで、フォローできる

予備試験ルートで司法試験合格

N.F さん(26 歳)
 

合格者イラスト
関西学院大学法科大学院(既修)修了
◆ 出 身 大 学 /関西学院大学法学部
◆ 受 講 講 座 /司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング、司法試験本科生(フル)、演習冬生、 司法試験論文マスターなど

※プロフィールは、2017年合格時点のものです。

はじめに

大学の法学部には正直、なんとなく入りました。しかし、法律科目の授業を受けているうちに、単純にそれらが面白いと感じるようになり、 いつしか専門家になりたいと思うようになっていました。そして、法律の専門家には様々ありますが、やはり司法試験を目指すことがその頂点だと思い、受験を決意しました。そこで、多くの先輩らが通っており、また、知名度も抜群の伊藤塾に通う決意をし、大学2年生(19 歳)の 時に入塾しました。

私がとった勉強方法

基礎的な法知識・法理論の修得について

基礎的な知識や理論の修得は、司法試験を目指すうえで非常に重要な過程であり、これなしに司法試験合格はあり得ません。実際、私自身も、基礎をきちんと積み上げるということに関しては、法科大学院入学前も、入学後も、常に意識していたことでした。また、基礎的な知識の修得が重要だと言うと、有名な基本書に書いてあることを1から10まで覚えようとする人がいますが、基礎知識の修得とはそのようなことを指すのではありません。司法試験に合格するために必要な知識・論点は、すなわち「みんなが知っていて書ける論点」であり、これらを網羅しているのは伊藤塾の基礎マスターです。そこで、私は、伊藤塾の基礎マスターで出てきた論点、特にB+以上の論点は徹底的に理解に努めました。

論文式試験対策について

まず、論文式試験では正確な日本語が書けていないと読み手に伝わりませんし、話になりません。この点を注意されたことのある人は、絶対にまずはここをクリアできるよう努力すべきです。次に、知識があるだけでは論文はなかなか書けません。知識のインプットだけでなくアウトプットが非常に重要となります。そこで役立つのが、論文マスターや、ペースメーカー論文答練です。前者は、旧司法試験の過去問という最高の題材を使いながら論点の確認ができますし、後者はそこで得た知識を、実際の司法試験の形式で書けるかを試すことができるからです。私自身も、この2つは最後の最後まで使用していました。

学生生活との両立について

学部に通いながら伊藤塾で勉強する、というのはそんなに大変なことではないと思います。友人と支えあいながら切磋琢磨すればモチベーションも下がりません。一方、法科大学院の授業との両立はなかなか 難しい面もあります。とはいえ、法科大学院の授業は、基本書を読んで理論を深く理解するいい機会ですから、疎かにすることなく、しっかり利用しましょう。

伊藤塾の受講スタイルとフォロー制度について

通学のメリットは、仲間兼ライバル達と実際に同じ教室で学び、試験を受けることでモチベーションの維持につながることです。Web受講のメリットは、自分の好きな時間に、好きなタイミングで、講義・試験を受けられることです。また、どちらを選んだにせよフォローシステムに気になる違いはなく、どちらにも非常に満足しています。

最後に

今後はバランス感覚のある法曹を目指していきたいです。また、自分に興味のある分野だけでなく、とりあえずはなんでもやってみるという 精神も忘れずにいたいと思います。司法試験は大きな壁に感じることと思います。しかし、日々淡々とやるべきことをできれば、そんなに無茶を強いるような試験ではありません。苦しいこともあると思いますが頑張ってください。