伊藤塾の合格後を考えるという視点により、勉強を始める時点で明確なビジョンを描くきっかけができました。

S.I さん
 

合格者イラスト
法政大学法学部4年在学中
【合格校】
首都大学東京(既修)、早稲田大学法科大学院(既修/未修)、明治大学法科大学院(既修)、法政大学法科大学院(既修・半額免除学生)
【適性試験】第1回:230点 第2回:208点
【学部成績】GPA:3.2
【受講講座】司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング、コンプリート論文答練、ロースクール突破小教室、法学既修者模試 など

※プロフィールは、2012年合格時点のものです。

はじめに

 私は中学生のころから公民で学んだ法律に興味を持つようになりました。その後大学で法律相談部に所属し、一般の方々からの法律相談に対応する中で、地域の人が気軽に相談できる弁護士になりたいと思い、法科大学院を志望しました。そのうえで、説明会での伊藤塾長のお話がとてもわかりやすく学習へのモチベーションがあがったこと、また、インターネットフォローやゼミでの少人数指導が充実していたことから、伊藤塾に入塾しました。

私がとった勉強方法 

適性試験対策について

 既修者コースを志望する場合、適性試験は苦手な部分を見極めて、その部分に絞って対策すべきだと思います。私はもともと読書が好きで、3部には自信があったため、問題集の1部と2部だけを繰り返し解きました。

法律科目対策について

 私はライブクラスの日程が合わなかったため、主にインターネットで受講していました。2倍速で再生ができ、わかりづらい部分は繰り返し聴けるので、効率的にインプットができました。また、論文マスターで扱っている部分に対応する基礎マスター部分を同時に聞き直すと理解が深まります。
 一通りインプットが終わったら問題研究のAランクから繰り返し答案構成を行いました。多くの問題集に手を広げすぎず、限られた問題でも繰り返すことに尽きると思います。しかし答練を受けると「知っているのに文章にできない」ということが多く、苦労しました。その点、伊藤塾の添削は詳しくアドバイスをしてくれるので、復習をしっかり行ううえでとても参考になりました。 

パーソナル・ステートメント対策について

 パーソナル・ステートメント講座は、各法科大学院が具体的に何を聞いているのかを的確に把握するのに役に立ちました。また、添削者が辛口にコメントを入れてくれるので、目指す法曹像をさらに具体的に書くことができるようになりました。

学部成績について 

大学の授業の先取りができる形になるので、伊藤塾に入塾した後のほうが学部成績が上がりました。大学の授業は時間をかけて深く学習するので、伊藤塾で先に学んでいると理解が深まり、教授の話が分かりやすいと感じました。また、普段から答練でアウトプットの練習ができているので、期末試験対策に割く時間を節約できました。

伊藤塾の学習と大学生活との両立、学習フォローについて 

私は、1年生の夏から今までずっと週2回アルバイトをしています(4年の8月以外)。気分転換になるのならアルバイトをしながら受験することも可能だと思います。伊藤塾のライブクラスの曜日がアルバイトと被ってしまっていたので、インターネット講義には大変お世話になりました。大学の授業の合間や通学の電車の中など、スキマ時間を有効に活用できたので効率的に学習できました。

合格後に必要なこと 

私は将来、地域の人々に密着した弁護士になりたいと考えています。普段から多くの人々と交流をもち、悩みができた時点で相談に行きたくなるような人が私にとっての理想の弁護士像です。そのために、今のうちからコミュニケーション能力を磨きたいと思っています。
以前は何となく弁護士になりたいと考えていましたが、伊藤塾の合格後を考えるという視点により、勉強を始める時点で明確なビジョンを描くきっかけができ、今日まで保つことができました。

最後に 

私はもともと長時間の集中力がある方ではないので、短時間に区切って集中力を高めながら学習できたのがよかったのだと思います。がむしゃらに勉強するよりも、まずは自分の性格を把握して、自分に合った学習スタイルを見つけることが重要です。自分の目指している理想の法曹になった姿をイメージトレーニングしながら学習すると、モチベーションが上がってはかどります。がんばってください。