大学の授業や独学では限界を感じて入塾。計画的なスケジュールで短期間で合格できました!

Y.Tさん

合格者イラスト
中央大学法学部4年在学中
◆ 適性成績/第1回:196点
◆ 受講講座/司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング、
コンプリート論文答練、法科大学院別過去問分析講義など
◆ 合格校/慶應義塾大学法科大学院(既修)、中央大学法科大学院(既修・半額免除学生)、明治大学法科大学院(既修・全額免除学生)

プロフィールは、2015年合格時点のものです。

はじめに

私は、入学当時から徐々に社会問題化しつつあった「ブラック企業」や、そういった社会問題に取り組む弁護士の先生との交流を経て、自分もそのような法律家になりたいと考えました。そして、大学の授業や独学のみでは限界を感じ、大学3 年時に伊藤塾に入塾しました。
伊藤塾においては、学習のスケジュールが組まれており、インプット段階において定期的に行われる答練で自分の学習の達成度を測ることもでき、独学と違い計画的に勉強することができました。

私がとった勉強方法

法律科目対策について

反復によって修得することができると考え、毎日寝る前の30 分を利用して、作成した暗記カードを繰り返して知識の定着を図りました。法律用語や理論は、初学者にとっては外国語と同様、それが何を意味するかをまず覚える必要があります。暗記はダメだ、と言う人がいますが、暗記すらできない状態では理解も追いつきません。特に講義中に講師から指示される定義等は真っ先に暗記し、勉強の骨組みとしたうえで、その後に深く理解することが肝要であると考えます。
次に論文式試験についてですが、私は伊藤塾の論文マスターのみを利用していました。法科大学院入試において必要とされる知識は論文マスターだけで十分に得ることができます。テキストにある情報、及び講師の発言等のメモをそれぞれ反復し、知識をつけていきました。そして、この段階において最も重要なことは演習です。得た知識をアウトプットすることにより、知識を固めることができ、さらに添削制度を利用することによって、その知識がより正しい知識となりました。

適性試験対策について

適性試験の対策については、まず試験日から6 ヶ月程前に一度過去問を解き、あまり得意でないと確認してから勉強の計画を立てました。伊藤塾の講座を聴き、基礎知識をつけたあとは、毎日少しずつ演習を重ねていきました。演習をするうえで最も気をつけたのは、時間を計って問題を解くということです。解くスピードに早いうちから慣れていくことが重要だと考えます。

伊藤塾の学習と大学生活との両立、学習フォローについて

私はインターネットで講義を受講していたため、大学の授業と授業の合間に受講したり、予習、復習をすることができました。受験仲間がおらず学習についての不安が多くなりますが、伊藤塾では専用の窓口が設置され、電話で学習状況についての相談を気軽に行うことができる環境が整っていたため、その不安も解消することができました。

合格後に必要なこと

私は、上記の通り社会問題に関わり、それぞれの状況下において苦しんでいる人の手助けができるような法律家になりたいと考えています。伊藤塾の講義内でも、伊藤塾長からのメッセージに触れることによって、法律家はただ眼前の事態に対処することに専念すればいいのではなく、クライアントの抱える問題の背後にある大きな問題にも目を向け、法律や社会規範のプロフェッショナルとしての矜持を持ってかかる問題に携わらなければならないと改めて認識することができ、私が今思い描く理想の法律家のイメージはよりいっそう明確になりました。

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