社会人でもやり方次第でできる!伊藤塾のサポート環境が学習継続を支えてくれました!

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D.Eさん:立命館大学法学部 修士2 会社員
◆出身大学/立命館大学法学部 修士2

◆ 受 講 講 座 /予備試験答練パック、予備試験口述模試など

※プロフィールは、2020年度合格時点のものです。

はじめに

現在銀行員として業務を行っていますが、当該業務経験に法的な専門性を加えれば、活躍できるフィールドが広がっていくのではないかと考え、勉強を始めました。

 私の勉強法

 <論文学習について>

予備試験の論文過去問、旧司法試験論文過去問、他社講座の論文問題集、定評のある演習書など、短答の勉強は二の次に、論文問題演習中心で学習を進めました。基本的に怠惰な性格のため、答案を書くことがあまりできませんでした(これは現在も不安要素です)ので、論文は答案構成中心の勉強をしていました。その際、予備試験過去問であれば必ず15分で答案構成を終えられるように心掛け、問題文の読み方を研究しました。この時期は市販の論証集を利用していましたが、まとめノートのようなものは作っていませんでした。この年の予備試験では何とか短答を突破し、論文も手応えがありましたが、4点程度足りずに不合格となってしまいました(201910月)。論文不合格後にコンプリート論文答練の存在を知り、戦意喪失している中で少しでもペースを保っていこうと受講を決意しました。おかげでモチベーションを保ちながら勉強を継続することができ、2020年の予備試験に臨むことができました。論文不合格後から、本格的に演習書や体系書等を用いて論証集をベースにWordでまとめノートを作成していきました。そのまとめ作業と、できあがったノートの復習を問題演習をしながら進めていきました。

  <論文式試験対策について>

論文を初受験し不合格となった後は、敗因を分析し、論点の理解が足りていなかった点だけではなく、問題文の読み方や設問への答え方に問題がないか等、特に形式面にも拘って改善余地を模索しました。また、コンプリート論文答練を通じて、第三者に自分の書いた答案が本当に通用するのかを測定するべく添削を受け、改善すべき点を確認していきました。まとめノートを作る過程で、各論点の理解を深めていくことができました。

  <口述試験対策について>

伊藤塾の口述模試は場慣れを事前にしておくには不可欠でした。基本書を総復習し、従来より作成していたまとめノートをひたすら復習しました。論文試験後、論文試験結果発表前は、司法試験の過去問の民法・民訴・刑法・刑訴を中心に解き、司法試験に備えるとともに口述も意識して当該4科目中心の勉強を継続しました

 働きながらの学習方法について

現在会社員ですが、まとまった時間が取れるのは、起床時~出社まで、退社~就寝まで(それぞれ通勤時間含む)となっており、子どもが起きていれば当然その相手もする状態。その他、出社中でも、昼休みや営業の移動時間にも10分単位の隙間時間を活用しました。ノートはWordExcel(要件事実、複雑訴訟、行訴の各訴訟要件などを一覧化)で作成してクラウドに保存しておき、スマホでいつでもどこでも論点や論証を確認できるようにしていました。Web受講は家で聴くこともありましたが、通勤時間に聴くことが多かったです。

 おわりに

会社員をしていて周りに受験生がいない中で孤独に勉強してきましたが、伊藤塾からの情報は大変貴重で、YouTube等の動画も欠かさずチェックして、合格に必要なことは何かなど、常に参考とさせていただきました。また、時にはかなりリーズナブルに講座を受講させていただくことができ、それがあったからこそ、今の状況にあると思っています。特に、口述試験は伊藤塾の各種サポートがなければ(過去問の再現集など)、大変なことになっていたと思います。本当にありがとうございました。一方で、仮に予備試験に合格していたとしても、結局「予備」でしかなく、司法試験に合格しなければ何ら意味をなさないものであることを痛感し始めています。まだまだ道のりは長く、少しでも油断すれば足元をすくわれるのは目に見えているため、気を抜かずに最後まで頑張りたいと思います。