呉講師に導かれた合格への一本道。勉強する楽しさを力に変えてより高みを目指します!

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O.Cさん:自営業
◆出身大学/慶應義塾大学法学部卒業

◆ 受 講 講 座 /司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング、予備試験論文過去問マスター、コンプリート論文答練、予備試験論文直前答練+全国公開論文模試、予備試験口述模試など

※プロフィールは、2020年度合格時点のものです。

はじめに

司法書士をしていて、裁判業務で歯がゆい思いをした経験から司法試験を目指すことにしました。2015年の5月に呉講師のクラスで勉強を始めました。Webで調べていく中で呉講師の講義に対する高い評判や、実際に体験受講してみて講師が必要十分でスマートな言葉で講義をされていることに共感し、呉講師について行こうと思ったため入塾することにしました。

 私の勉強法

 <基礎学習について>

呉基礎本シリーズが発売されている科目は呉基礎本で、発売されていないものは試験対策講座を使用していました。もう5年も前ですが、重たい教材を抱えて御茶ノ水校に通っていたのが懐かしいです。テキストと論証を行ったり来たりの講義で、基礎知識がどうやって論文に活かされていくかを学ぶことができました。現在でも論証に新しい知識を加えて、勉強の中核となる資料になっています。基礎部分の学習はもちろん大切で復習は絶対ですが、毎週講義が進んでいきますのですべてを理解しなければならないわけではなく、時には読み飛ばすくらいのことがあってもいいと思います。法律的思考はすべての科目で共通していますので、勉強が進めば、その時わからないこともあっという間に理解できたりします。

 <論文学習について>

論文マスターは、呉講師から事前に書いて講義に臨むように言われていましたが、いつも書けるはずもなく最初から模範解答に当たっていました。私が予習としてやっていたことは論文と論証の紐付けです。論文中に論証が出てきた場合はその部分に論証番号を記入します。それにより論文中にどうやって論証を吐き出していくのか学べました。その学習方法は絶対的に効果的だと思います。また講義においては、呉講師が色分けしてマーク指示してくれました。これによりどう問題提起するのか、どこで定義を書き、どう論証していけばいいのか学べました。そのマークの色分けは、自分で過去問分析をする時など、現在でも同じ色を使って実践しています。

 <短答式試験対策について>

短答演習は基礎知識の定着度を測るのに最も有益です。基礎マスターでインプットしたら該当分野の過去問を解いていきましたが、まずはそのように分野別に並べられた過去問集を利用すべきだと思います。もっとも、実際の試験は分野別に並んでいるわけではありません。またずっと分野別を解くと同じような肢が出たりしています。そこで、分野別をひと通り解いたら年度別に切り替えるのをおすすめします。年度別を時間を計って解くと、自分が合格レベルにいるのかわかり楽しく勉強できます。

 <論文式試験対策について>

最も高いウエイトを占める論文の学習で、絶対おススメですしたいのはタブレットの活用です。現在はグーグルドライブで全ての資料を管理しています。ストックすべき論証や模範解答などを全て写真で撮って並び替え、グーグルドライブに保存しています。タブレットさえあればどこでもあらゆる勉強ができます。紙の資料だと差し込みが面倒だったり重くなっていきますが、写真にすると取り込みも差し込みも容易です。講座としては、まずは予備試験論文過去問マスターの受講をおススメします。どのような問題が実際に出ているのか知るのが先決だからです。

  <口述試験対策について>

伊藤塾の口述再現集が大変有用でした。結局総合119点でギリギリ合格でしたが、その点数を目にした時は、みんな優秀なんだなと思いました。

働きながらの学習方法について

私は司法書士事務所を経営しておりますので、仕事と勉強の両立を図って勉強してきました。ただ、仕事でミスするわけにはいかず、それなりに緊張感を持っていますので、勉強の緊張感といい相関関係を築けていると思います。逆に、学生だと、遊びを優先して勉強できなかったり、勉強しすぎて遊んでる周りを見てストレスが溜まったりすると思います。従って、社会人だから不利ということはないと思います。

おわりに

呉講師の講義が私のスタートラインであり、講師の導くコースを走っていたらいつの間にか合格できるようになっていました。講師はいつも淡々と勉強を続けることが大切だとおっしゃっていましたが、その通りでした。焦らず淡々と続ければ、点数も上がっていき、法律を学ぶ楽しさが増し、結局ストレスなくここまで来ました。講師には本当に感謝しています。今年はコロナ禍で予備試験合格から司法試験まで3ヶ月しかなく焦るべきところですが、今までマイペースでストレスなく勉強を続けてきたので、今年合格に固執せず、引き続き楽しく勉強していきます。