WEB講義のおかげで何度も基礎マスター講義を聴き直すことができ、知識の定着に役立ちました。

板谷 直樹さん(23歳)
 

同志社大学法学部4年在学中
【合格校】
神戸大学法科大学院(既修)
同志社大学法科大学院(既修・半額免除学生)
立命館大学法科大学院(既修・半額免除学生)
◆適性試験/第1回:237点 第2回:220点
◆学部成績/GPA:2.62(国立出願時)
◆受講講座/司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング、適性試験シミュレーション

※プロフィールは2011年合格時点ものです。

はじめに

 私は、大学入学時に法学部=司法試験を受けるものと考え、法律家を目指していました。そこで司法試験を目指す周りの友達にすすめられたことがきっかけで、大学2年生の春に伊藤塾に入塾しました。ただ何となく法律の勉強を始めた私にとって、最初は心折れる場面が多々ありましたが、明日の法律家講座」で具体的な法曹像をイメージしながら、インターネット講義を活用し自分のペースで勉強することで、最後まで諦めずに続けることができました。

私がとった勉強方法

法律科目試験対策について 

(1) 基礎的な法知識・法理論の修得について
 基礎マスター講義をきちんと自分のものにすることが一番大切だと思います。1回1回の講義をきちんと自分の中に吸収することが最も大切ですが、きちんと聴いたつもりでも2回、3回と繰り返すうちに必ず新たな発見があります。私は結局国立受験までに4回ほど基礎マスターを聴き、講師の解説をメモしました。
 
(2) 実践段階の学習について
 論文対策は、“とにかく書く!わからなくても書く!時間内に書く!”ことを意識し、答練を1日1問ペースですべてやりきりました。重要なことは、いかに自分が書けないかということを理解することだと思います。というのも、法科大学院入試や司法試験では自分の知っている問題だけではなく、必ず現場で考えて論述する場面が出てきます。事前にしっかり出題範囲を予習して万全の状態で臨もうとして答練の受講を先延ばしにすることなく、未知の問題に挑戦することが必要だと思います。また、未知の問題にあたった時には、必ず基礎マスターテキストを見直し、基礎から応用して未知の問題に対応できる力をつけるように意識しました。 

パーソナル・ステートメント対策について 

 パーソナル・ステートメントは適性試験が終わってから講義を聴き、書き始めました。パーソナル・ステートメントで大切なことは、自分の具体的な経験を書くことだと思います。また、他に重要なのは第三者に読んでもらい、読みやすいものになっているかを見てもらうことです。伊藤塾では添削を丁寧にしていただけるので、添削されたパーソナル・ステートメントを元に書き直すという方法をとっていました。 

学部成績について 

 私は、学部成績は良い方ではありませんでしたが、基礎マスター講義の内容をしっかり復習し理解することで、学部試験で問われる論点や問題意識には十分対応できるので、3年生の前期から法律科目の成績は上昇しました。しかし、GPAは1年生の成績からの合算ですので、もっと早く基礎マスターを学習しておけばよかったと思います。 

学習フォローについて 

 私は3年生の夏までサークル・バイトで忙しく、ライブ講義にはほとんど出られませんでしたが、伊藤塾のインターネット講義はライブと同じ講義をいつでも受けることができ、サークル・アルバイトと両立して勉強することができました。また、インターネットで何度も基礎マスター講義を聴き直すことができ、法科大学院合格に大いに役立ちました。 

最後に

 理想を叶えるにはサボらないことが最善の道です。そして、休むこととサボることは違います。適度に休息し、自分に可能な範囲で絶えず努力を続ければ必ず結果はついてきます。