ここで学んだ基礎・基本から考える力は生涯の財産。伊藤塾で学習を始めてよかった

大学在学中に合格

B.R さん
 

合格者イラスト
首都大学東京都市教養学部4年在学中
◆ 合 格 校   /早稲田大学法科大学院(既修・全額免除学生)、慶應義塾大学法科大学院(既修)
◆ 受 講 講 座 /司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング、予備試験論文マスター、コンプリート論文答練、予備試験全国公開短答模試、予備試験口述模試など
  ※プロフィールは、2017年合格時点のものです。

はじめに

私は大学1年生の春に38期生として伊藤塾に入塾しました。なぜ伊藤塾を選んだかというと、ネットなどで調べると一番実績があり、法律試験資格受験指導校の大手だったからです。伊藤塾は基礎・基本から考えるということを大事にしており、これは試験においてはもちろん、それ以外についても最も大事なことであり、この考え方を修得できたことは生涯において財産となったと思います。独学で学習していたら知識を広げることに重きがいってしまっただろうと思うので初学者のうちから伊藤塾で学習を始めてよかったと思っています。

私がとった勉強方法

論文式試験対策について

論文マスターで問題文の論理的分析、現場思考の仕方、解答の論理的な書き方、得点がある部分はどこか、事実の評価の仕方、コンパクトに書く技術、典型問題の処理パターン、科目毎の書き方をインプットしました。また予習段階で、実際にフルスケールで書いたり答案構成をしたりして思考力を鍛え、講義で模範解答と自分の書いた答案と比較し、講師の思考プロセスと自分の思考プロセスを比較し、なぜそのような解答、思考ができなかったのかを逐一考えていったことで、授業を受けるたびに少しずつギャップが縮まっていったような気がします。それと平行して論文マスターの学習がある程度進んできた2月からコンプリート論文答練を受講しました。この講座を実際に東京校で試験を受けて、タイムマネジメント力、未知の問題への対応力を身につけることができました。

法科大学院入試との併願について

基本的には予備試験の論文式試験の勉強にしっかりと取り組んでいれば、あとはその知識のキープと独特の問われ方をするところやメジャーではない分野を補強すれば足りると思います。慶應大学法科大学院は、問題形式は予備試験とさほど変わらないものの時間が短いので過去問の演習を通してそこに慣れる必要はあるかと思います。過去問類似の問題が出ることもあるので免除等を狙う方は全年度みておくといいかと思います。私のように直前になってようやく勉強するような方は過去問をみて勉強しなくていい分野(例えば、民事訴訟法は複数当事者訴訟は出題されない等)を把握しておくといいと思います。

伊藤塾の学習と大学生活との両立、学習フォローについて

私は大学1年次に入学しましたが、サークル活動やアルバイトに熱中してしまい全然勉強をせず、気がついたら3年の夏で講座がかなり溜まり映像期限が迫っているといった状況にたたされていました。しかし伊藤塾は学習フォローがしっかりしており、僕のような一度躓いてしまった者でもいつからでも学習を再開できるような環境を作ってくれました。一度躓いたりしてもなお予備試験合格へと導いてくれる力が伊藤塾にはあります。やる気になったその日からまた伊藤塾を信じて安心して勉学に励んでください。

合格後を見据えて

私は合格したならばインハウスロイヤーになりたいと思っています。それは明日の法律家講座で講演をなさった弁護士の講師が、ビジネスマンとして、当事者として経営に関わっていくことの魅力を語っておりそれに魅了されたからです。また法律を学んだときに培った思考がどの場面でも役立っているとも話しており、わたしもこのように法学の核となる論理的思考を武器に幅広い業務に対応できる者になりたいと思ったのもインハウスロイヤーになりたいと思った一因です。さまざまな状況にも伊藤塾で培った思考力で対応できるインハウスロイヤーになれたらと思います。