はじめに

私が弁護士を目指したのは、専門性が高く、一定の個人裁量をもって自己の責任で様々な事件を処理し紛争を解決していく仕事に魅力を感じたからです。私は大学に入学した時点で、将来どのような職業に就きたいのかについて明確なビジョンを持っていませんでしたが、日本では結婚や出産を機に離職する女性が多いことから、結婚や出産を経ても一生働き続けられる仕事に就きたいと考えていました。また、人から相談を受けることが多く、責任感が強くて理不尽なことが嫌いな性格だったことから、社会的弱者の力になれる仕事に就きたいと思っていました。弁護士資格は文系科目で一番難しい仕事で、専門性が高い仕事であることから、弁護士になれば一生仕事をしていたいという希望を叶えることができるのではないかと思いますし、一般企業と比較すると、事案や紛争の解決を通じて社会や顧客に貢献している実感をより得られるのではないかと思いました。このような理由で、司法試験を目指しました。

私の勉強法

口述試験対策については、先輩方から、実際の試験の雰囲気を感じておくためにも絶対に模試を受けた方がよいと言われました。そこで、伊藤塾の口述模試を利用させていただきました。模試を受けることで実際の雰囲気を体験でき、自分に足りていないところを指摘していただけるとともに、自信をつけることもできました。伊藤塾の口述模試のおかげで、本番では過度に緊張することもなく（多少の緊張はありましたが）、実力を出し切ることができました。

学生生活との両立について

移動時間にテキストを読むなどして、スキマ時間を活用しました。また、勉強以外の時間は息抜きとしてポジティブに考えることにしました。

 おわりに

模試を利用していなければ、本番で実力を出し切ることはできなかったと思います。ありがとうございました。油断せず司法試験も頑張ります。