基礎マスターを何度も繰り返すことが、法的基礎を修得するにあたって重要です。

佐藤 和樹さん(22歳)
 

佐藤 和樹さん(22歳)
同志社大学法学部4年在学中
【合格校】
名古屋大学法科大学院(既修)
同志社大学法科大学院(未修)
◆適 性 試 験/148点 
◆学 部 成 績/GPA:3.1 
◆受 講 講 座/基礎マスター、論文マスター、適性試験公開模試、コンプリート論文答練

※プロフィールは2011年合格時点ものです。

はじめに 

 法律家を目指すきっかけとなったのは、大学入学当初から犯罪被害者支援センターのボランティアに参加したことです。実際に活動をする中で、社会における法律の重要性を感じ、検察官を志望するに至りました。
 法律を勉強するにあたり、伊藤塾を選択した理由は、実績が他の受験指導校よりも優れていたためです。実績や講師の方々、無料講座を視聴し、総合的に見て伊藤塾が優れていると感じたので入塾を決めました。 

私がとった勉強方法

法律科目試験対策について 

(1) 基礎的な法知識・法理論の修得について 

 私は基礎的な法知識・法理論の修得の重要性を何よりも重要であると考え、伊藤塾の基礎マスターを受講しました。基礎マスター受講後、基本書を読むと以前と比較できない程、理解度が深まっていることに驚いたのを今でも覚えています。また、基礎マスター教材を何度も何度も繰り返すことで、派生的な論点にも対応することができると思います。単に論点を挙げ、論証を教え、暗記させる指導や教材ではなく、なぜ論点となり、 なぜその論証になるのかを深く検討させるといった、 問題の本質が講師の指導や教材に反映されています。「基礎マスターを何度も繰り返すこと」、これが法的基礎を修得するに重要なことであると考えます。
 
(2) 実践段階の学習について 

 私は論文マスター及びコンプリート論文答練を受講しました。私の場合、講義を聴く前に簡単な答案構成をし、受講後、実際に答案を作成していました。
 コンプリート論文答練は未知の問題を時間内に解答する練習に役立ちました。自分ひとりで答案を作成するとどうしても時間制限に甘えが出でしまうので、より本番に近い緊張感で答案作成をする機会を設けることは、本試験での自らの状態を知るうえで有効であったと思います。また答案添削に関しては、厳しいご指摘を直接していただき、大変参考になったと感じています。 

パーソナル・ステートメント対策について

 作成するにあたり、「明日の法律家講座」を活用しました。普段聴くことのできない方々の講演が数多く存在し、勉強に疲れた時などに聴くことで、モチベーションの維持にもつながったと思います。また、伊藤塾の「合格後を考える」理念も自らを奮い立たせる要素のひとつです。試験はひとつの通過点でしかないことを再度認識することで、本当の目的を見失うことなく勉強を続けることができたと感じています。

学部成績について

 学部成績はどの法科大学院入試でも考慮要素とされており、軽視することはできません。私は、大学の授業前後に該当箇所を伊藤塾の基礎マスターで予習復習してから授業に臨んでいました。基本的には基礎マスターで予習復習していれば、大学の授業で困ることはないと思います。

伊藤塾の学習と大学生活との両立、学習フォローについて

  私の場合、下宿生ということもあり、アルバイトとの両立がとても大変でした。1日の約半分はアルバイトや大学の授業で時間を割かれてしまい学習ペースが乱れてしまうことも多々ありました。しかしインターネットで受講することで、場所を問わずに講義を視聴することが可能となり、時間を有効に活用できました。 

合格後に必要なこと 

 今自分ができることを全力で取り組むことで道は開けると考えていますので、周囲の雑音には全く関心はありません。伊藤塾長の「やればできる」という言葉そのものであると考えています。