一度きりの人生なのだから、憧れていた法曹に挑戦!勉強が苦手な私も既修に合格できました!

K.W さん(23 歳)

合格者イラスト
明治学院大学法学部4年在学中
◆ 適性成績/第1回:163 点 第2回:200 点
◆ 学部成績/GPA3.18
◆ 受講講座/司法試験入門講座本科生+ リーガルトレーニング、コンプリート論文答練、予備試験全国公開短答模試、法科大学院別過去問分析講義+ 法律科目論文模試など
◆ 合格校/中央大学法科大学院(既修)

プロフィールは、2015年合格時点のものです。

 

はじめに

伊藤塾に入塾することを決めたのは、大学2年の終盤に差し掛かり進路を考えはじめた頃に、伊藤塾のガイダンスで伊藤塾長のお話を聞いて、「一度きりの人生なのだから、憧れていた法曹に本気で挑戦してみよう」と決意したからです。
私は、大学の授業や基本書を使った勉強が苦手だったのですが、伊藤塾は基礎の基礎からわかりやすく教えてくださるので、学部成績があまり良くなかった私も既修者コースに合格することができました。

私がとった勉強方法

基礎マスター受講時は、科目によっては全く理解が進んでいないように感じられ、精神的にかなり辛かったです。なので、とにかく講義を遅れずに受けることを 意識しました。当時はアルバイトもしていたので、体力的に厳しい日やサボりたい日も多々ありましたが、「一時間だけでも受けに行こう」と校舎に足を運び続 けた結果、比較的早くカリキュラムを受講できたと思います。講義の際はテキストをコピーしたものを持参して下書きし、復習する際に原本に清書することが日 課でした。初学者にとって法律は難解かつ量も膨大なので、苦手科目については一度で理解できなくても、あまり気にせずに勉強を進めた方が賢明です。
論文の勉強で一番重要なことは答練に出て答案を書くことだと思います。なぜなら、自習している際は理解しているつもりでも、実際に答案を書こうとすると上手く書けないことが多々あるからです。勉強の習熟度を測れる上に、現場で緊張感を持って考えた問題は記憶に定着しやすいので、ぜひ答練を上手く活用していただきたいです。

予備試験との併願について

予備試験の受験は、法科大学院入試においても大変有意義なものになります。7月下旬の既修者試験の後、8月から私立の入試が始まるのですが、この直前期の 過ごし方について多くの受験生が頭を悩ませます。あくまでも論述式試験の対策が主軸ではあるのですが、既修者試験の結果は私立入試の合否に関わってくるた め、既修者試験の勉強にどの程度時間を割くべきか、という問題が生じるのです。5月の予備試験の短答式試験に合格できるような方は、心配せずに各校の入試 の準備に取り掛かれば良いと思います。しかし、予備試験での得点が低かった方、特に憲民刑で得点できなかった方は、基礎が不十分であり既修者試験も失敗す る可能性があるので、重点的に対策するべきです。つまり、予備試験は、法科大学院入試を突破するために自分が何をすべきかを浮き彫りにしてくれる試験でもあるのです。以上の理由から、予備試験合格が難しいと考えている方にも受験することをおすすめします。

最後に

あえて勝因を挙げるとすれば、勉強をやめなかったことだと思います。法律の勉強をしていると、精神的に辛いことも多々あります。自分に自信のない方は尚更そのように感じると思います。私自身、何度も諦めたくなりましたし、直前期も不安でいっぱいでした。それでも勉強を続けました。自信が持てなくても、勉強を継続することはできます。愚直に基礎を繰り返していれば、最低限の結果はついてくるのではないのでしょうか。
法曹を目指すか悩まれている方は、精一杯自分の将来について考えてください。そして、決心がついた方はとにかく勉強をやめずに、頑張ってください。