情報の少ない未修入試は不安ですが、伊藤塾による指導を一つひとつこなすことで合格はぐっと近づきます

難関国公立法科大学院合格!

渡部 央子さん
 

合格者イラスト
千葉大学法政経学部4年
◆学部成績/[GPA]:(3.34)S(A+、優以上):A(優):B(良):C(可)=21:39:44:18
 ◆受講講座/司法試験入門講座+リーガルトレーニング、法科大学院別法律科目論文模試など
 ◆合格校/東京大学法科大学院(未修)千葉大学法科大学院(既修)千葉大学法科大学院(未修)

はじめに

大学1年の春から伊藤塾に入塾し、司法試験入門講座を受講していました。法科大学院入試においては、高い合格率だけでなく合格後を見据えたカリキュラムに魅力を感じ東京大学を第一志望にしていました。夏までは既修者コース受験を予定しておりましたが、3年間法律の勉強をおろそかにし、夏の私立受験が全て不合格だったことから、受験予定を見直すことにしました。夏受験の結果とその後の受験方針について伊藤塾の受付に行き思い切って相談したところ、法科大学院コンサルタントの方につないでいただくことができました。そこで未修者コースの受験をすすめていただけたことで、今に至ります。

基礎的な法知識・法理論の修得について

基礎マスターの論証パターンと問題研究に取り組んでいました。法科大学院別法律科目論文模試で6割取れるようにとの指導を受けていたことから、夏入試まではひたすら憲法・民法・刑法の問題研究を解き、Aランクは3回解きました。その後、『教養としての法科大学院小論文』をメモ帳にまとめながら読み進めました。過去問については、答案を法科大学院コンサルタントの方に講評をお願いし、添削いただいた過去問は丁寧に解き直しを行いました。面接については摸擬面接を1校につき3回ほどお願いしました。

法科大学院対策について

〈東京大学法科大学院〉

東京大学法科大学院(未修)対策については、まず「問いにまっすぐに答える」ことが求められており、そこを特に意識して取り組みました。東京大学法科大学院は学部入試の国語の問題に問いの作りが近いことから、復習は文章理解に時間をかけました。東京大学法科大学院の面接では志望動機のほか、時事問題をもとにした質問がされます。そのため、様々な話題で試されることが必要となります。また、心を落ち着かせるため、面接とはいえあくまでも大学院教授との「会話」であることを忘れないようにしました。

おわりに

今後受験される方には、壁にあたったら1人で抱え込まずすぐに相談することをおすすめします。伊藤塾のスタッフの方は、こちらが事情を話せば、それに応じた最善の方法を提示してくださいます。情報の少ない未修者コース入試に立ち向かうことは不安かもしれませんが、伊藤塾による指導を一つひとつこなせれば合格はぐっと近づくと思います。今後受験される方が夢に向かって合格を勝ち取れることを心から願います。最後に未修者コース受験という選択肢の提案およびご指導いただいたスタッフの方をはじめご協力いただいた皆様に、この場を借りて本当に感謝申し上げます。ありがとうございました。