アウトプットを意識した基礎学習を。
伊藤塾の模試は母数が多く実戦的でオススメ

G.Qさん
合格者イラスト

LSE(ロンドン大学)法学部卒業
◆ 受 講 講 座 /予備試験答練パック、予備試験全国公開論文模試、予備試験口述模試など
※プロフィールは、2019年合格時点のものです。


はじめに

私は高校から海外に留学して、現地での弁護士になるべく現地の大学の法学部へ進学しました。しかし、なかなかその道は険しく、道半ばで諦めて、留学前の目標でもあった日本での弁護士資格の取得に向けて司法試験を受けることにしました。最初に伊藤塾の講座を受講したのは、帰国の翌年の4月にあった予備試験全国公開短答模試でした。やはり伊藤塾は大手で、母数の多い模試なので全受験生の中での相対的な立ち位置を把握する必要があると考えたためです。その後リベンジの2年目には、短答答練やコンプリート論文答練を活用しました。

私の勉強法

〈短答式試験対策について〉

短答式試験対策は基本として過去問を何周もするとともに、短答答練や短答模試を活用しました。短答答練は2週間に1回のペースで2月以降に受講しました。本番と同じタイムスケジュールで受講でき、問題の質も本試験と同等のものでとても勉強になりました。また条文知識や判例などでわかっていないところや忘れているところを短答答練・模試で把握することができ、とても助かりました。解説も充実しており、過去問とともに練習素材になりました。おかげで短答式試験に自信をもって臨むことができました。

 
〈論文式試験対策について〉

論文式試験対策として、コンプリート論文答練や全国公開論文模試を受講しました。答練を受講する上で特に心がけたのは、時間内に書ききることでした。本番の感覚で問題を読み、理解して、時間内に答案用紙に書くということを繰り返してアウトプットする機会をたくさん経験することは、論文式試験合格のためには必須だと感じました。インプット段階で知っていても、答練では書けないことが多々あり、アウトプットを意識した基礎学習の重要性を感じました。

〈口述試験対策について〉

論文合格発表から口述までわずか2週間しかないので、伊藤塾の模試を受講して試験の感覚をつかむとともに、全年分の過去問を解きました。口述再現は質問のやりとりだけでなく、受験生の方の心の動きも記載されており、とても参考になりました。また、短答式の問題(民法、民訴、刑法、刑訴)を解いて細かい条文知識を確認するのは効果的でした。

おわりに

これから司法試験まであと半年ほどしかないですが、いい意味で今までの勉強法を変えずに、合格に向けて全力で頑張ろうと思います。