明日の行政書士講座 バックナンバー
明日の行政書士講座 第94回
【タイトル】
『クライアントが離れない 信頼される行政書士の条件』
~顧客から信頼を得て、勝ち残るには!~
【日時】
2017年12月16日(土)18:00~20:00
【講師】
青池 典人 先生
先生のプロフィール
行政書士青池事務所
平成21年6月~ 東京行政書士政治連盟 財務委員長
平成25年6月~ 東京都行政書士会 理事 企画開発部 次長
平成27年6月~ 東京都行政書士会 理事 研修センター 所長
平成28年4月~ 東京都行政書士会 中央支部 副支部長
【質問への回答】
質問 ① 最初に事務所を立ち上げる時の、初期ランニングコストを抑えるため、区の創業支援施設やレンタルスペースに事務所登録はできるのでしょうか?
② 行政書士による共同事務所の場合、いくつかのハードルがあるとのお話がありましたが、具体的に教えてください。
回 答
① 区の創業支援施設やレンタルスペースでも、個室であって、カギがかかるのであれば登録可能。ただし、使用目的を事務所として、1年以上の賃貸借契約書(それに代わるもの、例えば使用貸借契約書)が必要。
事務所スペースが、他の事務所や会社と仕切られていない(立ち上がると、隣がのぞき込めてしまうような場合)登録できないことがある。
② 事務所の名称を同一にできない(あくまでも、個別の事務所の集まり。)。
この場合電話番号が同じでも、登録できるが、電話応対の際に不都合が生じる。(どの事務所なのかわからない。士業間での合同事務所の場合、お互いに守秘義務があるが、一般の会社の中に事務所を開設する場合、仕切りが必要となる。
【登録に向けて確認しておくこと】
・資金には余裕がありますか
・どのような分野を手掛けていきたいか、決まっていますか
・顧客の対象は決まっていますか
・競争する相手は多いですか
【信頼される行政書士の事務所経営】
記録を残すこと
業務知識は深める
補助者については、将来的には考えておく
等 具体的にお話いただけました。
