明日の行政書士講座 バックナンバー
明日の行政書士講座 第97回
【タイトル】
勇気を持って走り出せ!
私のスタートダッシュ体験記
【日時】
2018年1月27日(土)14:00~16:00
【講師】
富澤 泰之 先生
先生のプロフィール
行政書士法人 富澤事務所
1999年 大学卒業後、商社に勤務
2003年 現状に危機感を覚え、中国に留学
2004年 帰国後、メーカー勤務
2005年 通訳案内士(中国語)取得
2013年 再び危機感を覚え、行政書士試験に挑戦し合格
2014年 海老名市内の自宅で開業
2015年 事務所開設
前 神奈川行政書士政治連盟海老名・座間支部長
【実施報告】
テーマ1:事務所運営に一番大事なもの
事務所の運営に一番大事なものは、ずばり「運」というお話をされ驚きましたが、仕事における運というものは、偶然なものではなく、自らが動かないと得られないと続けられ、それを得るには為にどうすればよいかについて自らの体験を交えてお話頂きました。
テーマ2:行政書士の仕事って?
行政書士の仕事のイメージを聴講者に尋ねられた上で、ライバルは誰か?という質問をされ、同業者や他士業と思いがちだが、「ライバルはお客様自身」であると断言されました。
お客様はご自身で手続きができるのに、何故行政書士に仕事を頼むのか?という点を説かれ、行政書士は単に書類にしがみつくのではなく、お客さまの問題解決のプロフェッショナルでなければならないという部分は、許認可や民事法務などという一般的分類の別なく、行政書士の仕事の本質であると感じました。
そして、それは日々の積み重ねを疎かにしないことで、大きな差がつくとお話されました。
テーマ3:あるある失敗談と業務の実例 開業してよくある失敗例「行政書士あるある」をあげて、それぞれ何故だめなのか?について解説され、ではどうするべきなのか?についてご自身の体験を交えてお話頂きました。
また、業務の実例ではご自身の手がけられた成功例・失敗例をお話頂き、ピンチをチャンスに変えていく姿勢などについてもお話頂きました。
感想
登録してからどのように仕事をもらえるようになり、そのためには何が必要かについて、ご自身の体験に基づいて具体的にお話頂きました。 聴講者ににこやかに尋ねられながら、アットホームな雰囲気で進行し、聴講者の疑問などにも随時回答されていました。
ご自身の経験から、よくある「行政書士でやっていけますか?」という問いには、自信を持って「やっていけます。」と即答され、また、行政書士を「日本一カッコイイ資格にしよう!」という熱意と「学んだ知識を社会に役立たせる。」情熱を十二分に感じた熱い講演でした。
