明日の行政書士講座 バックナンバー

明日の行政書士講座 第107回

【タイトル】

年齢は関係ない!20代で独立して好きなことで生きていく
~地方開業×相続専門 開業から現在までの事務所録~

【日時】

2019年1月27日(日)15:00~17:00

【講師】

新井 勇輝 先生

先生のプロフィール

 

 
あらい行政書士事務所
 

 
伊藤塾行政書士OB・OGの会『秋桜会』 遺言相続実務研究会 主催
NPO法人みんなでサポートちば 相続相談員
2019年より、伊藤塾「行政書士実務講座」の講師を務める
開業以来、相続業務に特化した事務所運営をしており、相続人の
確定から財産調査、遺産分割協議書の作成、財産の名義変更・分配
まで、相続業務をトータルで行なっている。
また、生前の相続対策である、遺言書の作成サポートなども扱っ
ている。
 

【実施報告】

今回は、秋桜会の会員で、遺言相続実務研究会も主催していただいた新井勇輝先生に、『若手行政書士の開業記録』ということで開業から現在までの道のりをお話しいただきました。 まず最初に『石の上にも3年』というお話しを先に開業された先生方に伺い、そんなに待っていられない状況下で、どうすれば売れるようになるか、試行錯誤されたそうです。
ホームページを見てお問合せいただくには、どこをどうすればよいか。お問合せをいただけるようにできあがったが、新井先生の事務所のロケーションにお住まいのお客様は、ホームページをご覧になっていないようでした。
駅の近くの事務所にしてみてはどうか。駅の近くで、看板を出して事務所を構えてみました。
でも、8ヶ月で19,000kmという走行距離を見れば分かってもらえるように、実際はご自分がお客様のところに伺うことがほとんどだそうです。
試せるところを試して、結果を見てまた修正を加えていくことの大切さをお話ししていただきました。
この後は、メインに据えた相続業務についてお話しいただきました。
なぜ、相続業務を主軸にするのか?どのようなところが、相続業務で危ない点なのか、やりがいはどのようなことか、についてお話ししていただきました。
その他、補助者の方を雇うと決めたときのお話しや、出先から事務所にいるスタッフの方への指示出しの方法等、具体的なお話しをしていただき、合格発表直前の方も、開業後の方も熱心に聞き入っていました。
参加者の方からは、飾らない本音の部分のお話がとてもためになったとの感想が寄せられました。
合格後から今までの道のりを話していただいたことで、よりリアルなビジョンが頭に浮かんだ方が多くいらっしゃいました。