「このテキストで合格できなければ試験を諦めよう」という気持ちで試験に臨みました。

独学・他校から転入して合格

今藤 さおり さん(38歳)
 

★独学・他校から転入して合格 ◆ 受験回数/6回
◆ 受講講座/行政書士合格講座、公開模試
◆ 合格年度の学習開始時期/ 2013年12月
 

行政書士試験との出会い

 私は高校卒業後、数々の職業を転々としてきました。もちろん法律の学習経験もありません。
 7年前にある郵便局でアルバイトとして働きだしてから、しばらくして司法書士受験生のアルバイト仲間と親しくなりました。使用しているテキストや六法を見せてもらっているうちに法律の勉強に興味を抱き始め、「司法書士はさすがに手に負えないが、行政書士なら頑張ったらなんとかなるだろう」というかなり安易な気持ちから学習を始めました。
 これが6年半に及ぶ地獄の始まりになるとも知らずに。
 3年間独学で勉強しましたが不合格。その後、私のパートナーと前出の友人のすすめで2012年合格目標の行政書士合格講座を受講しました。その時は不合格でしたが、1 年間のブランクを経て、2014 年合格目標行政書士合格講座を再受講しました。

私がとった学習方法

開始段階の勉強方法について
 

 まず、4月くらいまではインプットをメインで、アウトプットは知識定着の確認程度にして、テキスト読み込みと条文と判例の趣旨の理解に力を入れました。
 講義中に講師が指摘したポイントなどをテキストに漏らさず書き込み、他の基本書などに記載されていることの中から特に重要と思うものを書き込んで、行政書士試験に関することはすべてテキストに集約することに努めました。
 5月からはテキストの読み込みに力を入れる部分の強弱をつけると共にアウトプットの比率を増やし、講義の録音音声の聴き流しを併用するようにしました。
 具体的にはA・B ランクを徹底的に潰していき、忘れないうちにアウトプットで理解のズレや知識の抜けをチェックして、それをテキストに反映することを繰り返しました
 

直前期の勉強方法について

 直前期は答練・模試の復習を中心にしつつもインプットの時間を減らさないように努め、Aランク・B ランクの論点で確実に使えるものを1つでも多く獲得することに全力を注ぎました。
 模試で1度も180点以上を取ることができませんでしたが、最後まで他に手を広げず「このテキストで合格できなければ試験を諦めよう」という気持ちで試験日を迎えました

伊藤塾講師・スタッフとのエピソード 

 担当してくださいました井内講師はとにかくポジティブな方で、彼の熱意で諦めずに勉強に取り組めたという部分はあったと思います。
 講義もメリハリがあって頭に入っていきやすかったですし、井内講師のハイブリッド式も特に民法と行政事件訴訟法の記憶定着に役立ちました

最後に 

 この6年半の間、最後まで叱咤激励してくれた私の最愛のパートナーと友人、両親には本当に感謝しています。井内講師を始め、お礼を述べたい人は本当にたくさんいて、すべての人の名前を書くことはできませんが、この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。
 仕事をしながらの勉強は大変でしたが、時間は自分で作っていくのだと心がけることで何とかやっていけました。諦めなければ道は拓けます。応援しています。

受験勉強中の思い出


 
講師が重要ポイントを的確に指摘してくださるので学習しやすかったです。テキストも読みやすく、記憶を定着させやすかったです。
 


 
実家近くのお店で飼われている猫です。スランプになった時、慰めてもらいつつ勉強しました。
 


 
直前期は何度も倍速で繰り返し聴きました。