ロースクールコンサルタントのおかげで受験前後において勉強外の不安を抱え続けることなく集中できました。

S.Kさん(24歳)
 

S.Kさん(24歳)
大阪大学法学部卒業
【合格校】
千葉大学法科大学院(既修)
慶應義塾大学法科大学院(既修)
中央大学法科大学院(既修)
◆適 性 試 験/第1回:155点 第2回:192点
◆学 部 成 績/GPA:3.10
◆受 講 講 座/司法試験入門講座本科生、コンプリート論文答練 など

※プロフィールは2011年合格時点ものです。

はじめに 

 私は、多くの人々が法律に関するトラブルに巻き込まれ困っている現状から、弁護士となることでそのような人々を少しでも助けたいと考えて法律家を目指しました。
 私が法律家になろうと考えたのは大学2年生の春でした。その頃は独学するつもりでしたが、いざ勉強をはじめてみると基本書を理解することは困難で、その結果学部試験でも悪い成績をとってしまいました。このままではいけないと思い、伊藤塾に通っている友人が良い成績をとっているのを知って2年生の夏に伊藤塾に入塾しました。 

私がとった勉強方法

法律科目試験対策について 

 基礎力の修得には基礎マスターのみを使用していました。基礎マスターテキストは伊藤塾スタッフによって洗練されたものですので、絶対的な信頼を寄せて何度も繰り返し読み返しました。 判例百選は使用しましたが、事案と判旨を読むにとどまり解説を自説とすることはなく、基礎マスターテキストにある学説を自説としていました。
 論文試験対策として、論文マスターとコンプリート論文答練を活用しました。論文マスターでは伊藤塾長の仰った通り、少なくとも答案構成をしてから講義に臨むことで自ら考える力が鍛えられました。また基礎マスターで学んだ論点の知識を実際にどのように表現すればよいかを論文マスターを通して学習でき、実践的な力を身につけることができました。
 これに加え、コンプリート論文答練を受講することで、制限時間の中で未知の問題を解く機会を得ることができました。未知の問題といえども、基礎マスターによって得られる基礎力があれば十分に取り組むことができる問題でしたので、これもアウトプットの訓練に効果的でした。 

パーソナル・ステートメント対策について 

 パーソナル・ステートメントは、他人による添削を受けて内容の客観性を確保するため、伊藤塾講師による添削を受けました。これにより、パーソナル・ステートメントの質を高めることができました。
 また、面接対策として、伊藤塾で個別的に行われる模擬面接を受講しました。模擬面接では面接における作法や言動などについて細かに指導していただけたため、本番の試験でもさほど緊張しすぎることなく自分の力を発揮することができました。 

学部成績について

 伊藤塾が提供する法知識や答案作成のノウハウは、学部成績の向上にも効果的であると思います。私の場合も、伊藤塾の講座によって最低限持ちこたえられるほどまで回復することができました。今では1年生から伊藤塾に入塾していればよかったと思います。

学習フォローについて 

 私は伊藤塾のロースクール・カウンセリングをしばしば活用しました。法科大学院の出願先の相談をはじめ、千葉大学は短答式試験の解答方法が特殊でしたのでその相談、進路先の相談、また法科大学院入学後の相談をしました。これにより、受験前後において勉強外の不安を抱え続けることなく、勉強に集中することができました。  

最後に 

 今まで司法試験に向けて勉強してきた中で自分が感じた一番大切なことは、同じことを何度も飽きずに繰り返し続けることでした。法科大学院に入学後も伊藤塾の基礎マスターテキストをベースに、アウトプットの訓練を怠らずに頑張りたいと思います。