大学受験で身につけた勉強する習慣をそのまま継続するため、 大学1年で伊藤塾に入塾


D.Mさん: 神戸大学法学部4年 ◆学部成績/[GPA]:3.29   57.5 : 51 : 13.5  ◆受講講座/ 司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング、予備試験全国公開短答模試など

合格校/京都大学法科大学院(既修)、 大阪大学法科大学院(既修)、 神戸大学法科大学院(既修)

はじめに

 幼い頃から法学に興味があり、大学受験においても弁護士を目標に進路を選びました。受験期に 身につけた勉強する習慣をそのまま継続したいとの思いで、大学1回生の4月に伊藤塾に入塾しま した。 

私の勉強法

基礎学習について

 基礎マスターテキストは予習や復習の際に読み込みました。法科大学院入試については、基礎マ スターテキスト及び問題研究をしっかりこなすことで合格レベルの答案を十分書けると思ったの で、他の教科書を使って学習するといったことはあまりしませんでした。また、各大学院の問題の 傾向をつかむために、過去問は入試直前に2年分程解きました。知らない論点が出てきても、落ち 着いて、条文の趣旨から結論を導くことができるように、深い理解を心がけました。移動時間や隙 間時間では、論文ナビゲートテキストや問題研究に出てきた論証を繰り返し確認することで(電子版のテキストは重宝しました)、答案に書く規範や答案構成の仕方などを身につけました。

法科大学院対策について

 法科大学院受験にあたって何か特別な対策をしたというわけではなく、予備試験の論文試験の延長だと捉えていました。法科大学院入試においては特別な知識が要求されるというよりも、基本的 な知識や理解が問われる問題が多いため、あまり手を広げ過ぎずに基礎を固めることに重点を置き ました。具体的には、論文マスターを何度も解き、解いていてわからないところがあれば基礎マス ターや論文ナビゲートを確認しました。また、自主ゼミを組み、それぞれが作成した答案について議論しながら仲間と切磋琢磨できる環境を整えることができたことも合格の一因だと思います。 

おわりに

 法科大学院に合格したからといって司法試験に合格だからというわけではもちろんなく、やっと スタートラインに立てたという気持ちです。これから2年間必死になって学習してより深い法律知 識を身につけ、人の役に立てる実務家になりたいです。