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2024年度 司法試験合格体験記

あのとき思い切って伊藤塾に入塾してよかった

会社員 Y.Uさん

予備試験合格時会社員

◆働きながら合格

合格のカギ 誰もができることを、誰よりも丁寧に仕上げること

 

はじめに

私は現在、司法試験を目指そうと思った当時、若手から中堅に差し掛かるころで、地方勤務から本社勤務に移ったばかりでした。地方にいたころは日々忙しく休日出勤も多かったのですが、本社勤務はそれに比べると早く帰宅することができ、休日出勤もほとんどなく、ある程度自分の時間が確保できるようになりました。また、仕事の中で弁護士の方と関わる機会もあり、漠然と弁護士の仕事にあこがれていました。そこで、空いた時間を使って司法試験に挑戦しようと考えました。

私の学習法

基礎マスターの講義を1.5倍速ぐらいで、ひたすら視聴しました。新幹線での移動中や、カフェでの休憩中など、隙間時間もなるべく活用しました。こういった方法で勉強するといい。といわれている方法がいくつかありましたが、最初の数か月はそれを実行する余裕もなく、講義を消化するだけで精一杯でした。また、私は「とにかく1年目は短答式試験に合格する」という目標で学習を進めたので、論文の過去問や論証集などを一切見ていませんでした。いま振り返ると、論文の過去問には目を通しておくべきだったと思います。

論文マスターの最初は苦労しました。自分で答案を書いてから講義を受けるのがセオリーなのだろうと思いますが、本当に何を書いたらいいのかわからないので、1週目はほとんどの問題で講義を先に受講してしまいました。さらに、論文マスターを開始してようやく、暗記が必要な「論証」なるものが相当な数にのぼることを知りました。当時頭に入っていたのは、目的効果基準と処分性の言い回しぐらいだったと思います。幸い1年目で短答に合格したので、2年目からは論文学習が中心になりました。最初はひたすらに論文マスターの解説講義を聴き、並行して論証の暗記をしました。また、論文の答案には、憲法の人権処理手順や民訴の原則例外パターンといったお決まりの「型」がありますが、これも繰り返し書いて、読んで、覚えました。

予備試験を目指した理由

私は社会人で時間的、経済的にロースクールに通うという選択肢を取りにくかったため、予備試験を目指しました。司法試験と予備試験はいずれの科目についても勉強すべき範囲の大部分が重複するので、予備試験の勉強は司法試験の勉強に大いに役に立ちました。そのため予備試験の合格後は、新たな知識をインプットする勉強はあまり必要なく、司法試験に形式面で適応するための勉強に集中することができました。

働きながらの学習について

私は社会人として働きながら学習を進めました。社会人受験生の多くが言われるように、移動中などの隙間時間の活用を心掛けました。その前提として、暗記のような隙間時間できる勉強と、答案の起案のような隙間時間にはできない勉強が、それぞれどの程度必要なのか、中長期的に把握するようにしました。例えば、本の読み込みでしたら、1週目はマークや六法の参照などが必要なため隙間時間には進めにくいですが、2週目以降に苦手な箇所を見直すだけなら隙間時間に進められる場合もあります。このように、なるべく勉強の内容を細分化し、手持ちの在宅時間と隙間時間にはめ込んでいくようなイメージで、勉強計画を立てていました。

おわりに

司法試験は試験範囲が広く、また社会人は可処分時間が少ないこともあり、独学で合格することはできなかったと思います。伊藤塾に入ったおかげで、効率的に勉強を進めることができました。当然ですが、学習を始める前は合格できるという確信はありませんでした。お金や時間が無駄になるかもしれないという不安もありましたが、振り返ると、あのとき思い切って伊藤塾に入ってよかったと思います。司法試験や予備試験に挑戦されている方々、どうか頑張ってください。



※プロフィールは2024年度合格時点のものです。