勝因は早くから学習を始めたことと最後まで学習を続けたこと。講師や自分を信じて、最後までやりきることが大事です

大学在学中に合格

A.P さん
 

合格者イラスト
慶應義塾大学法学部3年在学中
◆ 受 講 講 座 /司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング、予備試験答練パック、予備試験全国公開論文模試、予備試験口述模試、予備試験ゼミなど
  ※プロフィールは、2017年合格時点のものです。

はじめに

私は大学1年の4月に伊藤塾に入塾しました。最初は特に法律家になりたいという思いも強くなく、せっかく大学生で時間が余っているのだから何かしてみようというくらいの軽い気持ちで入塾を決めました。実際に入塾してみると、そこまでハードなスケジュールというわけでもなく、無理なく勉強を続けられ、気が付いたら合格していたという感じです。後から振りかえってみると法律の勉強はとにかく範囲が広く、一人でやっていたらとてもまとめきれない量でした。独学で基本書を読んでいたら合格はかなり難しかったのではないかと思います。伊藤塾では法律初学者でもわかりやすい言葉で重要な部分をまとめたテキストを使っているので、無駄なく効率的に学習することができました

私がとった勉強方法

基礎的な法知識・法理論の修得について

私は基礎的な知識を伊藤塾の基礎マスターで身につけ、他の基本書などは一切使いませんでした。合格に必要な知識の9割はこの基礎マスターで得ることができると思います。基礎マスターでは講師がテキストの項目を重要度別に解説してくださるので、メリハリがついた学習ができました。また学習のポイントとして、基礎マスターには基礎マスター論文答練という答練がついていますが、この答練をなるべく早いうちから受けておくというのが重要だと思います。法律の勉強が初めての場合、自分が勉強している部分がどういう場面で問題になるのか、試験ではどういう形で問われるのかというのがわかりません。そんな状態だと学習の効率も上がらりませんし、意欲も低下していきます。答練を受けると必ずうまく書けない部分が出てくると思います。その状態で講義を受けるとテキストに出てきた知識の使い方や、知識のアウトプットの仕方までを意識しながら学習ができ効率も上がりますし、講義に出るモチベーションになります。答練に出て、どんな知識が必要なのか、どんな風に基礎マスターを受ければよいのかというのを確認したほうがよいと思います。

短答式試験対策について

とにかく過去問が重要であると思います。特になるべく早いうち、できるなら基礎マスターと並行して解きはじめると効果があると思います。伊藤塾の過去問集は基礎マスターテキストの並びと対応するように編集されているので、基礎マスターを受けながらでも取り組みやすいです。実際の過去問を解くことで、テキストの中の知識がどういう風に問題になるかを意識しながら勉強できるので学習の効率が上がります。短答は過去問の焼き直しが出る確率が高いので、やればやるだけ点が伸びます

最後に

自分の勝因は比較的早くから学習を始めたことと最後まで学習を続けたことだと思います。法律の勉強は前に出てきたことが後に影響してくるということがあるので、途中から参加するというのは負担が大きいです。ですので、なるべく早い段階で学習を始めることの重要性は高いです。また、自分はなるべく通学して講義を受けていましたが、だんだん目に見えて人が減っていきました。もちろんWeb受講に切り替えた人もたくさんいると思いますが、諦めてしまった人もいるのではないかと思います。やればやった分だけ自分に返ってくる試験だと思うので、講師や自分を信じて、最後までやりきることが大事だと思います。