この講義は、「あと一歩で合格を逃した」という受験経験者の方に向けた特別講義です。
まずは、これまでの学習を振り返りながら、「自分の学習のどこに課題があったのか」を客観的に把握していきます。そのうえで、見つかった課題を克服し、次の試験で確実に合格をつかむための具体的な学習法と実践ステップを提示します。
さらに、来年の合格を確実なものにするために「上級コース」をどのように活用すべきか、その効果的な使い方も詳しく解説します。

 

本講義では記述式問題を題材に、問題を解くために必要な思考の流れを体系的に学びます。
「論点把握」→「想起」→「あてはめ」という３つのステップを意識し、それぞれの過程を丁寧に実践していくことを重視します。
主要科目である民法・行政法を中心に、記述式問題を通じて“考える力”を身につけていきます。
また、過去問をはじめ、思考力を養うのに最適な良問を数多く用意しています。
 

民法・行政法の「頻出テーマ」や「重要論点」を集中的に攻略していく講義です。本試験では、学習した知識がそのまま問われることは少なく、事例を踏まえて知識を適切に応用する力が求められます。
そこで本講義では、民法・行政法の重要論点について、制度趣旨から丁寧に解説を行い、理解の土台から思考力を養います。これにより、過去問とは異なる角度から出題された問題にも対応できるようになります。また、各論点の理由づけをしっかり押さえながら学習を進めることで、「丸暗記の学習からの脱却」を図り、応用力と理解力を兼ね備えた学習を実現します。

本講義では、民法・行政法の「応用論点」を中心に、重要論点攻略編の復習を兼ねて知識を発展的に整理していきます。本試験では、基礎的な事項だけでなく、発展的な内容や応用的な事例が出題されることがあります。実践力養成編では、重要論点攻略編で学んだ知識を土台に、応用的な論点を確認することで、いわゆる「合否を分ける問題」（正答率50〜60％程度）にも対応できる実践力を養います。
さらに、重要論点攻略編の内容を端的に復習しながら進めるため、理解の抜けを防ぎ、よりスムーズに応用的な論点を身につけることができます。

憲法・商法について、短時間で効率よく重要事項を学習していく講義です。
行政書士試験対策において、どうしても憲法・商法の学習は後回しになりがちです。しかし、確実な合格を目指すためには、憲法・商法でも一定の得点を確保することが不可欠です。
本講義では、民法・行政法に比べて講義時間と学習範囲をあえて絞り込み、本当に必要な箇所だけを効率的に学習します。これにより、サブ科目を短期間で仕上げながら、より多くの時間を主要科目である民法・行政法の学習に充てることができます。
民法・行政法とは異なるアプローチで、最小限の労力で最大の成果を狙うカリキュラムです。
 

試験制度の変更があった2024年試験問題の分析を踏まえた講義を行います。勿論、基準点の突破も鍵となりますので、試験の合格に最低限必要な重要知識の学習をしていきます。この講義を受講することで、素早く合格ラインを突破できる力が身につきます。
 

合格に必要な知識を身につけた後は、問題を解くための技術＝得点力を養うことが重要です。
試験問題には「正しい解き方」があり、知識は十分にあってもそれが得点に結びつかないのは、この“解き方”を理解していない、または習得できていないことが原因です。本講義ではまず、問題を解く際に必要な思考のプロセスを学びます。「そもそも問題を解くとは、どのように頭を動かすことなのか？」という根幹から丁寧に解説していきます。
そのうえで、各科目の具体的な問題を通じて、「どこに注目し、何を思い出し、どう正解にたどり着くのか」という解法手順を実践的に身につけます。これにより、問題文中のキーワードを見つけた瞬間に解答を導けるようになる、確かな得点力を育成します。
さらに、本試験での時間配分やケアレスミス防止策といった実戦的なテクニックについても徹底フォローします。