近年、相続放棄の申述受理件数は増加の一途をたどっています。
令和6年の司法統計では、相続放棄の申述受理件数は30万件を超え、過去最多を記録しました。
令和元年の約22万5千件から、わずか5年間で約37%増加したことになります。
背景には、親族関係の希薄化、空き家問題、負動産問題など、多様な社会的要因があるものと思われます。
今後も、相続放棄に関する相談は増加していくことが予想されます。
司法書士にとって重要なことは、相続放棄の実務は、
「単に申述書を作成し、家庭裁判所へ提出すれば終わるものではない」という点です。
・熟慮期間内の申述といえるか
・法定単純承認に該当する事実はないか
・相続放棄が他の相続人や次順位相続人にどのような影響を与えるか
・放棄後の財産管理責任をどのように説明するか
・生命保険金、死亡退職金、遺族年金、祭祀財産をどのように扱うか
・裁判例が分かれている論点をどのように整理するか
など、実務上は多くの判断を迫られます。
本講座では、新刊『ケース別 相続放棄の実務ポイント-目的に応じた検討と放棄前・放棄後の対応-』をテキストとして用い、著者である坂本龍治講師自らが、条文・判例・裁判例を踏まえながら、相続放棄実務を体系的かつ実践的に解説します。
単なる申述書作成支援にとどまらず、ワンランク上の相続放棄実務のサポートの在り方を学び、実務対応力の向上を目指しましょう!
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