予備試験に向けて勉強し、伊藤塾で叩き込まれた「基礎・基本」で合格

合格者イラスト
T.O さん  立教大学法学部4年
 
◆学部成績
GPA 3.34 / S:A:B:C 22:37:46:17
◆受講講座
司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング、予備試験論文過去問マスター、コンプリート論文答練など

◆合格校
早稲田大学法科大学院(既修)
中央大学法科大学院(既修)半額免除

はじめに

私は法律を使う仕事に興味があり、大学1年次に伊藤塾の行政書士試験講座を受講し、合格することができたので、司法試験・予備試験にも合格できるのではないかと思い、司法試験を目指しました。伊藤塾の行政書士試験講座を利用していたこともあり、伊藤塾のカリキュラムに従い継続して学習していれば試験に合格できることを知っていたので、予備試験対策としても迷わず伊藤塾を選びました。受験校は早稲田大学と中央大学を選びました。通常の受験生は慶應義塾大学も受験するのですが、私は予備試験の論文試験で燃え尽きていたこともあり、出願しませんでした。

私の勉強方法

【基礎学習について】
試験においては、とにかく基礎・基本が重要なのですが、伊藤塾の基礎マスターは時間をかけてわかりやすく基礎・基本を叩きこんでくれるので、盤石な土台を形成することができました。基本的には予備試験に向けた勉強で法科大学院入試は対応できるので、過去問を見て出題形式を把握するくらいで、法科大学院入試に向けた特別な対策はしませんでした。
 
【法科大学院対策について】
中央大学の入試では、伊藤塾で最初の方で学ぶような基礎的な問題が出題されたので対応することができました。しかし、民法で失敗してしまったので、半額免除合格にとどまりました。早稲田大学の入試では、やや応用的な問題が出題され、手ごたえは最悪でしたが、それでも基礎的な部分で得点し合格することができました。 

おわりに

私は2019年予備試験にも合格することができました。しかし、予備試験合格者の中では、あまり法科大学院入試の結果はよくなかった方だと思います。原因としては、やはり「大学在学中予備試験合格」に懸けていたので、予備試験論文後に行われる法科大学院入試までモチベーションを維持できなかったことが考えられ、それについては反省しています。これから予備試験と法科大学院入試を併願する方には、予備試験論文後も気持ちを切らさずに頑張ってほしいです。もっとも、どんなに気持ちが切れた状態でも伊藤塾で基礎・基本を学んでいれば最低限合格はできるので、法科大学院入試を恐れる必要はないと思います。また、冒頭で述べたように慶應義塾大学法科大学院を受験しなかったのですが、後々のキャリアや可能性を広げるためにもできるだけ多くの法科大学院入試を受験するのが得策だと思います(幸い私は予備試験に合格できたので、結果的に影響はありませんでしたが)。