明日の法律家講座 バックナンバー

明日の法律家講座 東京校第198回

2012年7月21日(土)実施
 

秘密保全法の徹底解剖〜その危険性と問題点〜

【講師】 
横山 聡 氏(弁護士、「代々木総合法律事務所」所属)


講師プロフィール

横山 聡 氏(弁護士、「代々木総合法律事務所」所属)

長崎県出身
長崎県立東高等学校卒業
東京大学文科Ⅰ類1981年入学
司法試験合格1991年
弁護士登録1994年、代々木総合法律事務所に入所
 
<現在>
第二東京弁護士会憲法問題検討委員会副委員長
自由法曹団東京支部事務局長
集団訴訟としてはトンネルじん肺根絶訴訟、建設アスベスト訴訟、
原爆症認定訴訟、大量消費者事件、その他労働事件・刑事事件など。
もちろん一般民事・家事事件も担当
  
 

講師からのメッセージ 

弁護士という仕事は、人の悩みや苦しみに寄り添って、それをいかに満足できる形で解決できるかを追求する仕事だと思います。その中で、今はやりの自己責任では到底解決できない、社会システム自体が問題の根源にあることに気付かされることが多々あります。その中で強者のルールを押し付けられて、被害を受け踏みつけにされるのは常に弱者です。
しかも、日常とは遠い政治システムに持ち込まれたルールで民主主義が踏みにじられる時には、気付かないうちに取り返しのつかない状況になりかねません。その時にいち早くこれに気付き、声を上げられるのは法律家が最も適しています。
秘密保全法制についても、まず弁護士が声を上げることが必要です。その危険性を分析し、整理して分かりやすく国民に伝え、声をあげてもらうことが民主主義を守るために必要な行動だと思うのです。そのことを、法律家の卵である皆さんにご理解いただければと思います。