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明日の法律家講座 東京校第238回

2015年10月24日(土)実施
 

国際社会との付き合い方~国連平和維持活動(PKO)参加、インドネシア国家警察改革のお手伝いなどの経験から~

【講師】 
山﨑 裕人 氏(元警察大学学長、元小泉純一郎首相秘書官)


講師プロフィール

山﨑 裕人 氏(元警察大学学長、元小泉純一郎首相秘書官)

千葉県生まれ
1984年 岡山県警察本部警備部長
1986年 栃木県警察本部警務部長
1988年 在インドネシア日本大使館1等書記官
1991年 警察庁警備局外事第1課理事官
1992年 カンボジアPKO派遣文民警察隊長(人事課監察官)
1993年 警視庁第1方面本部長
1994年 警察庁生活安全局薬物対策課長
1996年 内閣調査官
1998年 福井県警察本部長
1999年 中部管区警察局総務部長
2001年 インドネシア国家警察長官政策アドバイザー(警察庁長官官房付警視長)
2005年 小泉純一郎内閣総理大臣秘書官
2006年 警察庁警備局外事情報部長
2008年 警察大学校長
2009年 インドネシア国家警察長官政策アドバイザー兼インドネシア国家警察改革支援プログラム・マネージャー(警察庁長官官房付警視監)
2012年 警察庁辞職 
2012年11月~(株)全日警専務執行役員(2013年6月~専務取締役)
 

講師からのメッセージ 

 1976(昭和51)年に警察庁に入り、36年4か月の勤務を終えて、2012(平成22)年に退職しました。この間、計3回10年半にわたるインドネシア勤務、9か月のカンボジアPKO参加を初めとして、アメリカ留学や外国出張などを合わせると社会人生活の1/3を海外で過ごした計算になります。
 もちろん、日本国内でも東京、山形、岡山、栃木、福井などで勤務し、厚生省、インテリジェンス関連部署、総理大臣秘書官、警察大学校長など色々な業務に従事することができました。友人・知人たちからは、「国際派ですね。」「外事警察がハタケですね。」などといわれます。今振り返っても、いろいろな職種、各地の職場で過ごした期間は、すべてが満足のいくもので、本当に充実した人生を送ることができたと、「親許」だった警察庁には感謝しています。
 外国、特に東南アジアに長く関わったこと、総理秘書官の立場で官邸から日本外交を見るという経験をしたこと、インテリジェンス関係の仕事にも従事したことなどから、日本という国の立ち位置、あるべき姿などについても、私なりの考え方を持つに至っています。
 この度ご縁があって、伊藤塾にお招きを頂きました。ちょうど今年は、敗戦後70年ということもあって、安倍総理の談話が注目を浴び、また、安保法制が議論の的になりました。今後、日本がどこに向かうべきなのか、何を軸に考えるべきか、未来の法律家、公務員を目指す皆さんに、私の「一風変わった」経験に基づいて、何かご参考になることをお伝えできれば、これに勝る光栄はありません。