明日の法律家講座 バックナンバー

明日の法律家講座 東京校第262回

2017年8月5日(土)実施

HPVワクチン(子宮頸がんワクチン)薬害訴訟について~これまでの展開と今後の課題

【講師】 
水口 瑛葉 氏(弁護士、「東京合同法律事務所」所属、元伊藤塾塾生)


講師プロフィール

水口 瑛葉 氏(弁護士、「東京合同法律事務所」所属、元伊藤塾塾生)

水口 瑛葉氏
東京都出身
2010年 立教大学法学部卒業
2013年 早稲田大学法科大学院修了
2013年 最高裁判所司法修習生(67期)
2014年12月 弁護士登録(東京弁護士会)
【主な所属団体・役職等】
東京弁護士会消費者問題特別委員会委員
医療問題弁護団幹事
自由法曹団
青年法律家協会  など
 

講師からのメッセージ 

私は、一般的な弁護士業務を行うことと並行して、弁護士1年目から、HPVワクチン(子宮頸がんワクチン)薬害訴訟の弁護団の一員として活動しています。
皆さんの中には、法曹となった後、興味のある分野、挑戦してみたい仕事が見つからない、と思っている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、そのときどきに合わせて、必ず取り組むべき課題があります。課題に出会ったときにそこに飛び込んでいく勇気は必要ですが、法曹を志そうとする皆さんには、是非その勇気を持っていただきたいと思います。
私は、弁護士登録をする頃にちょうど問題となっていた、HPVワクチン(子宮頸がんワクチン)薬害問題を自身の取り組むべき課題として選びました。この問題の被害の実態や、訴訟をする意味、訴訟のこれまでの展開や今後の課題などをお話させていただくことはもちろん、若手弁護士が社会の問題に対して、どのように取り組んでいるか、という等身大のお話ができればと思っています。
これまで「明日の法律家講座」でお話しされてきた皆様の顔ぶれを拝見し、私でいいのかしら、と大変恐縮するところではあるのですが、少しでも皆さんの参考になれば幸いです。