明日の法律家講座 東京校第000回

2020年4月18日(土)18:30~20:30 ※日程調整中

企業法務における弁護士の醍醐味とは~大手事務所のパートナーとして思うこと~

尾本 太郎 氏(「森・濱田松本法律事務所」パートナー弁護士)
 


講師プロフィール

尾本 太郎 氏(「森・濱田松本法律事務所」パートナー弁護士)

尾本太郎氏
1995年 慶應義塾志木高等学校卒業
1997年 司法試験合格
1999年 慶應義塾大学法学部法律学科卒業
2000年 濱田松本法律事務所(現 森・濱田松本法律事務所)入所
2005年 ハーバード大学ロースクール卒業(LL.M.)(International Finance専攻)
2005年 Slaughter & May ロンドンオフィス
2009年 森・濱田松本法律事務所パートナー(~現在)
2016年 慶應義塾大学法科大学院非常勤講師(企業法務ワークショップ・プログラム(ファイナンス・M&A)担当)(~現在)
クライアントの勇気ある挑戦を全力でサポートすることを夢見て弁護士となりました。自由で豊かな社会の実現のため、法務面にとどまらず総合的な観点から建設的、創造的な貢献をすることを目指しています。多数の事業会社、金融機関、不動産投資法人(J-REIT)、上場インフラファンド等の上場案件やM&A、航空機等の仕組み金融、金融規制法のアドバイスを手がけています。

講師からのメッセージ 

受験生時代、最初にじっくりと聞き込んだのが伊藤先生の講義でした。先生の熱い講義はとてもわかりやすく、今でも法律家としての私のバックボーンとなっている実感があります。明日の法律家講座も当時開講したばかりでしたが、何度か聴講の機会に恵まれました。ですから、伊藤塾でこのような機会を頂けることを大変光栄に思っています。
私は、弁護士登録以降、2年間の留学出向の期間を除いては、ずっと今の事務所で、ファイナンス・M&A・金融規制法を中心とする企業法務一筋でやってきました。ですので、今回は、これまでの経験を踏まえ、企業法務における弁護士の醍醐味について、私がこれまで実感してきたことをお話ししたいと思います。
弁護士は、基本的人権を擁護し、社会正義を実現することを使命とします。従って、企業法務における弁護士の醍醐味も、この弁護士の使命に整合するよう解釈されなければなりません。
ポイントは3つです。一つ目は「職人としての弁護士」、二つ目は「番人としての弁護士」、そして三つ目は「守護神としての弁護士」です。企業法務の世界では、日々、法律や判例にははっきりと書いていないこと、未知の論点、さらに法的な問題だけではないリスク判断などが求められます。その際の弁護士の役割はこれらの3つの切り口で整理できるのではないかと思っています。
これまでの体験を交え、これらの3つの切り口から企業法務における弁護士の醍醐味、そしてそれが弁護士の使命にどのようにつながっていくのかについてお話をしていきたいと考えています。当日皆さんにお目にかかれるのを楽しみにしています。