明日の法律家講座 バックナンバー

明日の法律家講座 東京校第299回

2021年1月16日(土)実施

仕事と人権活動と育児を、いかにして両立させるか

講師プロフィール

海度 双葉(弁護士、横浜合同法律事務所所属、元伊藤塾塾生)

講師
2011年 早稲田大学大学院法務研究科 修了
2012年 司法試験合格
2013年 弁護士登録(神奈川県弁護士会)
2014年 秘密保護法対策弁護団 事務局次長
2018年 神奈川県弁護士会刑事法制委員会 副委員長
2019年 出産
2020年 産休育休を経て職場復帰

講師からのメッセージ

受験生時代に伊藤塾に通い、伊藤先生の講義を受けました。特に憲法の熱い講義は圧巻で、感銘を受けました。
このたび、このような機会を頂きまして、大変光栄に思います。
弁護士法1条に明記されている、基本的人権の擁護と社会正義の実現という弁護士の使命に基づき、多くの弁護士が、人権活動・公益活動などに取り組んでいます。
私の場合、司法修習生の時に、国会で秘密保護法案が審議されており、委員会を傍聴したり、反対運動の院内集会のお手伝いをしたりしていたのですが、目の前で法案が強行採決されました。様々な情報を得て、知ることができるということは、民主主義が機能するための必要不可欠な前提条件になります。その根本を揺るがす秘密保護法に反対するため、対策弁護団(約400名が加入)を立ち上げ、活動を続けてきました。その後、安保関連法制、通信傍受法改悪、共謀罪などについても、法律家として、学習会講師や雑誌寄稿などを通じて、問題点を発信してきました。
また、仕事面では、普段、労働事件や家事事件を多く取り扱っているのですが、厚木基地爆音訴訟や加計学園情報公開請求訴訟などの社会的な案件にも携わっています。弁護士業そのものと人権活動とが、地続きだと感じることも少なくありません。
近時は、出産・育児もあり、慌ただしい毎日です。まさに奮闘中という形ですが、そうした経験も踏まえて、弁護士の仕事の魅力に加えて、ワーク・ライフ・バランスについても、お話しできればと思います。