共通していえることは、「最後まであきらめない」という気持ちです

他資格の受験経験を活かして合格

古川 伸一 さん(45歳)
 

[受験回数] 1回
[受講講座] 文章理解徹底演習講義、情報通信総まくり講義、個人情報保護法スキルアップ講義、記述式厳選100問解析講義、一般知識等基準点突破講義、最後の最後の一般知識等ツボ探し講義、クライマックス講義

※プロフィールは、2012年度合格時点のものです。


行政書士試験との出会い

 私は、働きながら平成23年度の司法書士試験に合格し、簡裁認定考査試験が終わった後の7月から行政書士試験の勉強を専業で始めました。同期の仲間にも行政書士有資格者がいたので、行政書士の業務範囲を調べたところ、その広さとより国民に身近な「街の法律家」としての魅力に惹かれるとともに、自分自身を高めるためにもいい機会だと思い、合格に向けて進み出しました。

受験勉強中で、辛かったこと・嬉しかったこと

 勉強期間が4ヵ月という短い間で、「何としても一発合格をするぞ」というプレッシャーは辛いものでした。
 一方、司法書士受験時代と異なり、勉強に専念できる環境がつくれたので、勉強時間をいかに捻出するかと頭を悩ますストレスから解放されたのは嬉しいことでした。

私がとった勉強方法

開始段階の勉強法について
 

 すでに憲法・民法・会社法商法の知識はあったので、行政法、一般知識等の戦略を考えました。まずは、『うかる!行政書士総合テキスト2012年度版』(日本経済新聞出版社)(以下、『うかる』と略します)を購入して、どの範囲まで勉強をすればよいのかを、全科目について確認する作業から始めました。『うかる』を選んだのは、司法書士受験時代から伊藤塾のテキストはポイントを絞った質の高いものであると信頼していたからです。
 次に、行政法については、従来の法律科目と同様の勉強をすれば足りると思いました。つまり、過去問とテキストのリンク付と、判例及び条文の読み込みを地道に繰り返しました。
 そして、一般知識等については、文章理解と個人情報保護法などで基準点をキープすることに重点を置いて、過去問とテキストのリンク付を行いました。

直前期の勉強法について

 私は、過去問で何度も間違えてしまう肢や、公開模試で間違えた肢を一冊のノートにまとめていました。また、公開模試や志水講師の「記述式厳選100問解析講義」で自分が危ないと思った記述問題も、同じノートの中にまとめていました。そのほか、『うかる』の「アドバンス」・「クロスレファレンス」の表や、公開模試で配布された「最終チェックカード」で自分が気になる表もノートに書き込んでいきました。
 こうして仕上げた一冊のノートを繰り返し見返すことで、不安な知識を確実な知識に変えていきました。

私の合格ポイント
 

 私は初回受験だったので、本試験の時間配分にも気を使いました。公開模試で訓練したつもりでしたが、やはり本試験の緊張感、問題の難易度の高低差などからパニックになりかけました。ただ、そこであきらめたら終わりなので、点数を取るためには、どの問題を優先して解くべきか、時間をかけてよいのかを現場で判断していました。この現場でのあきらめない気持ちが合格へ導いたと思います。

自宅での学習

 インターネット講義を利用していました。私は、講義を聴きながら『うかる』やノートに書き込んだり、過去問を解いたりしていたので、1回の講義を聴き終るのに4,5時間かかっていました。このように、ライブとは異なりインターネットであれば、自分なりに受講形式をアレンジできるのが一番のメリットだと思います。

最後に

 今、私はダブルライセンス保持者です。ただ、いくら資格を持っていてもそれを「活かす」ことができなければ何の意味もありません。自分がどこまでできるかはまだ模索中ですが、依頼人の不安・悩みを解消し、人の役に立てる法律家になりたいと思っています。
 働きながらの合格と専業受験生としての合格を経験しました。どちらにも共通していえることは、「最後まであきらめない」という気持ちです。他人と比較する必要はありません。自分の気持ちに真剣に向き合って「やりたい!」と思えば、あとは突き進むだけです。
 ここまでやってこられたのは、家族の理解と支え、素晴らしい伊藤塾の講義、講師陣・スタッフの皆さまのおかげです。この感謝の気持ちを忘れずに、第二の人生を歩んで生きたいと思います。