効率よく暗記するためには、情報を一元化し、理屈づけて理解することが大切です!

教材を有効活用して合格

青谷 牧子さん(40 歳) 
 

合格者
◆ 受験回数/3回
◆ 受講講座/行政書士中上級講座、公開模擬試験
◆ 合格年度の学習開始時期/ 2015 年 11 月

※プロフィールは、2016年度合格時点のものです。


行政書士試験との出会い

仕事柄、士業の方とお話する機会が多く、また、法律に基づいて業務を行っているので、きちんとした知識を持って仕事をしたいと思っておりました。
1年目は他社の『これ1冊だけOK』というような本で独学でしたが、さすがに途中で不安になり買い足す際に、伊藤塾の本が大変わかりやすかったので、2年目から入塾することにし ました。

私がとった学習方法 

開始段階の学習法について

平林講師が言われる通り、最終的に効率よく暗記するためには、理屈づけて理解することが大切なので、わかるまで何度も講義を聴きました。
また、後に暗記がしやすくなるように情報の一元化に努めました。上級テキストをメインに、解法、答練でできなかった問題、少しでも迷った問題、基礎が弱いところは合格カードを該当箇所に挟み込んでいきました。
2年目は一般知識が基準点に満たなかったので、民法、行政法と同じように時間をかけるようにしました。

直前期の学習法について

ただひたすらテキストを丁寧に読み込みました。テキストを読んだら、翌日のすき間時間に講義を聞き直しました。覚えられないところはテキストから抜きました。苦手なところやAラン クは赤のリングで、BCランクは黄色のリングで色分けして持ち運びました。

私の合格ポイントについて

『この時期はこれをしてください』というミッションは言われた通りに実行しました。また、Q&Aは必ず隠して宣言するようにしていました。記述対策の意味も込めて、要件は紙に書きだすようにしていました。本試験の記述は56点でした。
憲法と行政法の条文の素読をあまりしていなかったので、直前1ヶ月で必死になりました。条文知識だけで解ける問題もあるので、もっと早くから取り組むべきでした。

伊藤塾講師・スタッフとのエピソード 

中間模試で思ったほど点数が伸びなかったのでカウンセリングを受けました。慣れが出て雑になっているかもしれないと相談したところ、『テキストを見ないで「代理」などとテーマを決めてキーワードを紙に書き出してみましょう。書けてないところが記憶から抜けている弱いところですよ』とアドバイスをいただきました。自分の弱点がわかり、効率よく勉強できました。また、2年目に一般知識で失敗しているので怖いですと相談したところ、『知らないことほど普通に考えてみましょう』と言われ、本試験ではこの言葉を思い出して冷静に考えることがで きました。

最後に 

仕事や家事をしながらの勉強は大変ですが、常に自分は受験生だという自覚を持つことが大切だと思います。協力してくれた家族や同僚に感謝です。
今後は、自動車関連の業務で開業を予定しています。やっとスタートラインに立てました。頑張ります!

受験勉強中の思い出

ノート

 
Q&Aは付箋紙で隠して、解いた日付と正誤を記録しました。 解法などマスキングテープで張りました。張って剥がせるので持ち運びに便利でした。
 

筆記試験

 
消しゴムは3年間使ったものです。(比較のため新品と並べ ています)小さすぎて使えないけど、机の上に置いて受験しました。