民法・行政法に重点を置き、6ヶ月で合格できました

初めての法律学習から合格

細田 加苗さん(23歳)
 

会社員(行政書士法人)
◆受験回数/1回
◆受講講座/行政書士合格講座 速修生、公開模擬試験
◆合格年度の学習開始時期/2018年5月

※プロフィールは、2018年度合格時点のものです。

行政書士試験を目指したきっかけ

私は、もともと法律事務所で弁護士秘書として働いていましたが、次第に秘書としての仕事に物足りなさを覚え、「誰かに指示されるのではなく自らの裁量で仕事を行いたい」と思うようになりました。何か資格を取得したいと考え、さまざまな資格を調べていたところ、行政書士の資格が目に留まりました。行政書士の仕事は多岐にわたっており、どんな領域でも活躍できるところに魅力を感じました。

伊藤塾を活用した私の学習方法

(1)勉強法について

私は坂本講師の「行政書士合格講座 速修生」のWeb受講でした。法律の学習はほとんど初めてに近かったのですが、坂本講師の講義は大変わかりやすく、複雑な部分でも身近な具体例などを挙げながら説明してくださったおかげで、しっかりと理解することができました。

(2)合格のポイントについて

合格のポイントは、効率的な学習を心掛けたことです。仕事の合間を縫っての学習、かつ試験半年前のスタートということもあり、時間がなかったため、とにかく坂本講師が講義で仰ったことのみを完璧にするよう努力しました。伊藤塾のテキストは、どの科目も隅々までカバーされており、他のテキストには載っていないようなことも書いてある素晴らしいテキストです。しかし時間の制限がある中では、そのすべてを追うことはかえって致命傷になってしまいます。そのことをしっかり意識し、テキストの中で坂本講師が不要とした部分は徹底的に無視しました。もちろんカバーしきれなかった部分もありましたが、行政法や民法など、核となる科目に重点を置き、「すべての科目を得意にするのではなく、確固たる得点源を確保する」ことを目指しました。また、坂本講師の講義だけで十分すぎるほどの情報量だったため、ほかの講座や模試は受けませんでした。

伊藤塾講師とのエピソード

前述の通り、坂本講師の講義は大変わかりやすいです。それに加え、重要なところと捨てるべきところを明確に示してくださいます。最短距離で合格に近づくことができるため、これ以上効率的な講義はないと思います。また、法律の学習に触れたことのない自分にも楽しんで受けられる講義をしてくださったので、学習に飽きることが全くありませんでした。
「中間模試」や「最終模試」ではギリギリ合格点に及ぶかどうかくらいの実力で、不安に押しつぶされそうになることもありました。しかし、講師が仰ったように、「過去問を解く⇔テキスト(講師が指示したマーカー部分)を見返す」という往復を何度も繰り返すことで、次第にはっきりとした記憶が構築されていきました。過去問は、「自信を持って正解できた問題には次回は取り組まない」という方法で苦手分野を絞っていき最終的には民法・行政法は6〜7周、憲法は4〜5周解きました。その結果、本番中は多くの問題に自信を持って解答することができました。
本番直前には、坂本講師からハガキでメッセージをいただきました。普段Web 受講している私としては、直筆で応援の言葉をいただけたことが大変嬉しかったです。そのメッセージを何度も見返し、気持ちを強く持つようにしました。

最後に

私は、大学で国際社会学について学んでいた経験があり、もともと日本で暮らす外国人に関心がありました。そんな中、行政書士が外国人のビザ申請の取次者になれると知り、興味を持ちました。将来的には、さまざまな事情を抱える外国人労働者やその子ども達の支援をしていくことで、国籍その他のバックグラウンドを問わず誰もが幸せに暮らしていける、多文化共生社会の実現に貢献したいと考えています。

受験勉強中の思い出

使用教材

テキストには合格カードを挟み込んで一元化していました。
使用教材

坂本講師はマーカーの色まで指示してくださるので、目で見てわかりやすいテキストができ上がります。 
使用教材

坂本講師にいただいた直筆メッセージ。