誘惑に負けず?…努力と成果を一致させる勉強方法でリベンジ合格!

岸 満帆さん(58歳)
 

会社員
◆受験回数/2回
◆受講講座/行政書士合格講座 本科生、パーソナルゼミ

※プロフィールは、2019年度合格時点のものです。

〈岸さんに合格者インタビュー〉

私が行政書士を目指した理由

2年前に他資格試験(マンション管理士)に合格した際に一緒に勉強した仲間が、その後、行政書士を目指すという話を聞いたことがきっかけです。

実は行政書士って何をするのかよく知らなかったほどでした。それでも最初は興味本位で伊藤塾の行政書士の無料講義を試しに受けてみたところ、憲法や民法の講義内容が大変興味深く、資格勉強そのものに興味を持つに至りました。さらに伊藤塾長の講話をお聴きする機会も得て、法律に関する知識をさらに深めることに意義ありと確信したことから、本格的に伊藤塾で行政書士資格取得を目指すことにしました。

伊藤塾を活用した私の合格法

まずは本格的に行政書士試験を受けようと決心したタイミングが既に一昨年の夏だったため、まずは秋の本試験を体験だけでもすべく直前対策講座を受講しました。もっともその時はさすがに講義を受けるので精一杯で知識を定着させることはできませんでした。
そこで、一度目の本試験受験後に間を置かず、伊藤塾の「行政書士 合格講座」を申し込みました。私は仕事の後の平日夜に講義を受講するよりも、週末に集中して講義を受講した方が成果が上がりやすいと考え、週末に講義のある御茶ノ水校 岡講師の合格講座を選びました。
 
とにかく伊藤塾で提供される以外のコンテンツには手を出さないと決め、テキスト内容の習得に集中しました。岡講師の講義はテンポもよく、独自のイラストによる説明もわかりやすかったため理解が進みました。

しかし、その流れに甘え過ぎてしまい地道な復習を疎かにしたままハーフ模試の時期(7月)まできたところで、自分の学習した内容を想起することが出来ていないことに気がつかされ、そこからは問題演習に重点を置く学習に切り替えました。
その際も、ただ過去問を解いて解説を読むだけでなく、テキストに戻って内容を確認する基本動作を繰り返しました。岡講師が「岡クラスは基礎を固めるクラス」と言い続けておられたのを信じて、基礎固めに集中しました。
 
そうしても、中間模試(9月)を過ぎたころになり、やはり地道な復習をサボっていたツケが回ってきた感が否めない状況に追い込まれたため、講師に相談して「パーソナルゼミ」を受講しました。内容的には民法の基本事項の再確認中心でしたが、重要知識の整理、定着が出来て、本番に臨む際の大きな自信とすることができました。

私の合格のポイントと反省ポイント

私としては専ら反省ばかりなのですが、岡講師から学習した内容をすぐに復習するようにと再三指導されていたにもかかわらず、生活パターンの中にそれを組み込むことがなかなかできず、結局模試シーズンになってから何が理解できていて何が理解できていないのか、自分で分からなくなってしまっていることに気づかされ猛然と焦る羽目になってしまいました。
 
特に、まずは理解優先と自分を甘やかし、重要知識の記憶・想起のプロセスを後回しにしたことが、後で大変な手戻りとなり勉強効率の大幅なロスにつながってしまいました。やはり、講師のおっしゃることを素直に実践してみることが、合格への近道であると今さらながら実感しています。

伊藤塾講師とのエピソード

私が合格できた最大の要因は御茶ノ水校の岡クラスで学習できたことに尽きます。岡講師はご自身が仕事をしながら行政書士試験に合格されたご経験を生かしたアドバイスをたくさんくださり、折々で自分の勉強の方向修正をすることができました

また、クラスの団結力という意味では伊藤塾の中でもトップクラスであることは間違いありません。通常、資格受験指導校の講座といえば、周囲の人のことを気にしつつお互いに声を掛けづらい雰囲気がありがちですが、岡クラスでは一年を通じ同じ目標に向かって共に学ぶ仲間をたくさん得ることができ、お互い切磋琢磨し合うことでとてもよい刺激を受けるとともに多くの気づきを得て、それを学習方法の確立に生かすことができました
間違いなくこれからの人生でも共に学び合える大切な仲間です。

最後に

一旦伊藤塾の門を叩いたのであれば、ただ法律の勉強をするために講義を受講するだけに留まらず、伊藤塾長をはじめとする講師の皆さんが法律を通して皆さんを、さらには世の中をどのように変えていこうとしておられるのか、そんなところまで考えて受講されることをお勧めします。
 
伊藤塾で過ごす時間が皆さんの人生、さらには世の中をよくすることにつながるのだと想いを巡らすことで、行政書士試験の勉強をすることの意義が一層深くなることと思います。

受験勉強中の思い出の写真

使用教材
読んでは繰り返した付箋だらけのテキスト