清水 勝さん/70歳

 

【職業】マンション管理員
【受験回数】5回
【受講講座】行政書士 中上級講座、シケタイ講座、択一式600肢、記述式60問、など
【合格年度の学習開始時期】2018年11月

※プロフィールは、2019年度合格時点のものです。

1.私が行政書士を目指した理由

定年後の社会参加として、主として高齢者対象のボランティアを続けています。5年前、知人から法人成年後見のNPOを紹介され、その活動に共感できたので入会しました。その会は行政書士の有志により設立されたもので、100人ほどの会員のほぼ全員が行政書士でした。行政書士の仕事の内容を知ることができ、ボランティアの質と量を広げるための武器とするために行政書士の資格を取得することを決めました。高齢化が急速に進む中で、法律関係で困る高齢者も増加すると予想される中で、今後若い世代にだけにお願いするのは極めて厳しくなると予想できます。そこで「団塊の世代」の高齢者の私が行政書士の資格を生かして高齢者をサポートしていきたいと考えています。
 

2.伊藤塾を活用した私の合格法

伊藤塾のライブ講義と、「かなえーる」にて講師陣に教えていただいたことを取り入れて、
ひたすら実行したことが合格につながったと実感しています。
 
伊藤塾で取り組み姿勢を変えていただいたこと
昨年までは、伊藤塾の講義に取り組んでいけば、合格できる!?と漠然と思っていました。しかし、「かなえーる」で『合格は掴み取るもの、この思いがなくては合格できない』、とあった時に、はッと感じるものがありました。『合格は掴み取るもの』と腹に据えたことが、合格の最大のポイントと思います。姿勢が変わったことは、学習の真剣さが高まり、すきま時間の活用など学習時間の増加につながるとともに学習計画の充実につながりました。4回目の不合格後、これまでと同じような学習を続けていても合格できないと思い、2017年合格の先輩に相談しました。その先輩は、『自分が合格した年は、平林講師にすべてを預ける思いで中上級講座を受講して何でも講師が言われる通りに実行するように努めた。また、毎月平林講師にカウンセリングを受けて、疑問を解消した。』とお聞きして、私も平林講師に今年の合格をかけることにしました。平林講師の中上級講座を徹底して学習するとともに、テキストの高速回転の仕方、科目別の学習時間の配分の仕方、模擬試験の回数と模擬試験の直前時期の学習方法、不得意科目の対策など、すべて平林講師の講義とカウンセリングに基づいて決めて実行しました。4年目から始めた、学習内容(科目別時間、進捗ページ数、模試の科目別、分野別得点など)の記録を、今年は、さらに精度を高めるように記録しました。この記録をしたおかげで、模擬試験が始まった8月以降の学習計画と内容を修正し決定する時に特に役立ちました。
 
≪伊藤塾のライブ講義と「かなえーる」で教えていただいた学習法で、私が実践して得点力アップに役立った具体的な学習法≫
 
ⅰ)伊藤真塾長の、「入門シリーズ」を繰り返し読了したこと
【効果】受験勉強を始めた頃は、聞きなれない法律用語と馴染みのない「法律の思考法」に苦しみましたが、平林講師のアドバイスに従い、伊藤塾長の入門シリーズ(特に民法、行政法、民法)を何回も読むことで徐々に法律用語と法律の思考法が身についてきて、その後の日々の学習の効果が高まったと思います。
 
ⅱ)条文の素読(特に、行政手続法と行政不服審査法を中心に)
【効果】得点力が着実に上がりました。
 
ⅲ)主要4科目以外は、模試直前の1~2週間のみの学習に集中したこと。
〈憲法(統治)、民法(家族法)、商法(総則)、一般知識(政経社、個人情報)〉
【効果】通常期間は、主要4科目に集中することができ、精神上も安心、安定して学習を進めることができました。
 
ⅳ)模試ごとに得点のアップダウンの大きな科目(憲法、会社法、政経社、個人情報)への対策として、
伊藤塾のテキストと過去問を徹底して反復したこと
 
ⅴ)9月から毎日、就寝前に民法の問題を2問(1問は債権)解いたこと〈70日間で140問〉。
【効果】「問題~回答」の反射力がつきました。
 
ⅵ)学習法ではありませんが、本試験の記述問題の解答欄の欄外に「問題の指示をしっかり見ろ」と書いて、
回答を書く時に常に意識するようにした。
 

3.私の合格のポイントと反省のポイント

私が今年合格できたポイントですが
 
1月から10月まで、毎月欠かさず平林講師のカウンセリングを受け続けたこと
毎回、疑問、不安な点(不得手科目の攻略法、学習計画の立て方・進め方、模試の受け方、など)を専用のノートの左半分に書き出し、カウンセリング当日は、講師の回答、ご指導を右半分に記入してその後も、折に触れて読み返しました。
【効果】毎回のカウンセリングの度に気づきがあり、その後の学習方法、計画が精緻になっていきました。
また、迷いや不安で悩みがちなところですが、直前まで精神的に安心、安定して迷うことなく学習を続けることができました。
 
学習内容、学習時間(量)を細かく記録して可視化したこと
学習記録の専用ノートを用意して、学習関連の全ての記録(科目ごとの学習時間・ページ数、模試の科目別・分野別得点など)を一冊に集約しました。
【効果】直前期の時間が足りないと感じる時期の学習計画を立てるときに、直観ではなく、明確な実績に基づいて必要かつ十分な計画を立てることができました。(直前期までモチベーションを高い状態で維持できました。)
 
「合格は掴み取るもの」と腹が決まったこと
「合格を掴み取る!」と腹が決まったことで、「合格するためにそれぞれの科目ごとに最低何点取るぞ」、との思いが深まり、模試の結果による学習内容の変更も適切にできるようになりました。(学習法の修正は、平林講師のカウンセリングで確認しながら行いました。)
 

4.伊藤塾の講師について教えてください。

平林講師は、合格に不可欠なものとして、問題を解く時の「反射力」を高めることを何度も強調されました。そのご指導の実践に努める中で、私の「反射力」が身につき、得点力が着実に向上しました。また、そのために不可欠である「要件・効果」などの暗記の必要性も無理なく納得できたので、暗記が苦にならなくなりました。
 
※反射力の例:問題を見た時に、例えば、「これは『危険負担」を聞いているな!』と即反応でき、次いで『債務者主義』と『債権者主義』の判断だな!等と反応する力」、など志水講師には、4年目に「シケタイ講義」で、特に主要科目の民法と行政法を伊藤真塾長の司法試験向けのテキストを基に、徹底して訓練していただきました。それまでは、六法を開くことも、判例を熟読することもほとんどない私でしたが、法律学習の基本姿勢の第一歩を身につけることができたことが本年の合格につながったと思います。
 

5.最後に

本年は、得点目標を明確にして取り組みました。最初は、漠然としたもので合計で180点になるように各科目の得点目標を決めていましたが、学習が進むにつれてわかってきた科目ごとの得手不得手を勘案して得点すべき科目ごとの最低ラインの得点目標を決めました。本年は、5.5回(伊藤塾2.5回、他校模試3回)の模試を受けました。9月の他校模試で得点が落ち込み(民法の抵当権の問題全滅、行政法の地方自治法問題全滅、個人情報問題全滅、他)、焦りながら必死に原因分析を行ったことが、その後の学習を大きく変化させることになりました。まさに「失敗は成功の元」でした。その後の模試では、科目別だけではなく、さらに各科目の分野ごと(例えば、行政手続法、行政不服審査法、地方自治法などの掌握の得点弱点などの内容を分析して、弱点の克服と得点力の向上に努めました。
【効果】一例として、弱点である地方自治法の重要分野の暗記などに努めるとともに、その後の模試ごとに分野別の得点を追跡して最後まで修正することができました。
 
今回の本試験では、行政法で目標から4問落としましたが、憲法と一般知識で各2問ずつ上積みできて、±0で目標通り得点できました。また、計画は時間管理を基本にしました。(学習が進むにつれて、学習記録が蓄積できたことで、学習が進むとともにテキストごとのページ数も無理なく無駄なく計画に入れることができるようになりました。)週別(月~日(日曜日を予備日として調整))の学習時間をベースに、月別、曜日別(私の場合、曜日ごとに学習可能時間がだいたい決まっていたので)の計画を立てました。(12月~10月の11か月間として、ざっくり月90時間(1日3時間平均)、合計で1,000時間を目標にスタートしました。)これから受験をされる方の参考になればと思い、私が実践して良かったと思うことだけをできる限り具体的に書きました。何か一つでもお役に立つことがあればこれ以上の喜びはありません。
 
≪補注≫
 ※私の得点目標と、本試験での得点は以下の通りです。
[今年の目標]
基礎法(1/2)憲法(3/5)行政法(16/19)民法(5/9)商法(3/5)一般知識(政経社5/7、個人情報3/4、文章2/3)
≪5肢択一合計(38/54)≫ 多肢選択(9/12)記述(40点/60点)で得点目標は210点としました。
 
[今年の本試験の結果] は、目標と異なるもの
基礎法(1/2)憲法(5/5)行政法(12/19)民法(5/9)商法(3/5)一般知識(政経社7/7、個人情報3/4、文章2/3)
≪5肢択一合計(38/54)≫ 多肢選択(9/12)記述(52点/60点)の合計は222点でした。
5年間の模試、本試験を含めて最高の得点を得ることができ合格することができました。