塩尻 奈未さん/26歳

 

【職業】国土交通省契約社員
【受験回数】1回
【受講講座】行政書士合格講座・合格必勝フルパック 【合格年度の学習開始時期】2018年9月

※プロフィールは、2019年度合格時点のものです。

私が行政書士を目指した理由

資格もなく派遣で働きながらふと将来に不安を感じたときに何か資格がほしい、と思ったのがきっかけです。はじめはとりあえず資格がほしい、その思いだけでしたが、勉強と共に行政書士とはなんたるかを学ぶにつれて幅広い業務が出来ることに加えて身近な頼れる法律家という行政書士にとても強く憧れを抱くようになりました。そしてその気持ちは資格がほしいから勉強するのではなく、行政書士として働きたいから、そのために必要な資格の勉強へと変わりました。勉強開始当初は市販のテキストで学習していましたが、理解が追い付かず、動画サイトにて伊藤塾の講師陣の説明を聞いたときに解りやすさに度肝を抜かれ、すぐさま入塾しました。
 

伊藤塾を活用したわたしの合格法

わたしは合格講座を活用して、インプットとアウトプットを繰り返しました。
「手を広げない」かつ「繰り返し」そのことをずっと意識しながらテキストと過去問に取り組みました。伊藤塾のテキストは非常にわかりやすく、理解が進みやすかったので問題を解く工程のなかでテキストを思い出して想起することが出来たと思います。
また講義では、読んで理解しただけでは足りない判例の解釈の仕方や、思考プロセスを理論づけて理解することで、通常の暗記よりも格段に覚えやすく、記憶にも残りやすかったです。知識のアウトプットでは過去問、答練、模試など一つ一つ問題の重要度ランクを意識しました。すべて正解することはほぼ無理なので、ABランクは確実に正解出来るようにして、間違ったらテキスト該当ページに戻りメモやマークをつけて次回は間違えないように気を付け、知識の精度を高めました。
 

わたしの合格のポイントと反省のポイント

合否を分けたのは隙間時間の学習が大きいです。家のなか至る所に覚えたい箇所を書き写した紙を貼り付けました。髪を乾かすとき、歯を磨くとき、お手洗いでも勉強は出来るので細切れ時間を有効に使えました。反省すべきはもっと積極的に質問制度やカウンセリングを利用すればよかったと思います。どうしても自分の苦手分野を後回しにして勉強をしてしまうので、活用していればもっとまんべんなく知識の底上げが出来たのではないかと思っています。
 

伊藤塾の講師について

在宅受講だったため直接お会いする機会は少なかったですが、直前期に差しかかり急激に自分の勉強方法が不安になり、平林講師のカウンセリングを予約して電話相談したときには「頑張っていますね。間違ってないので、そのまま突き進んじゃってください」とお言葉を頂き、不安を払拭してくださいました。また知識の精度が低い会社法、一般知識でも最低限ここまではやっとくべきである具体策を提案してもらい、最後まで効率の良いベストな勉強スタイルを貫くことが出来ました。
 

最後に

合格するためには最後まで諦めない、その気持ちが一番大事だと思います。勉強のストレスが溜まって漫画やテレビに逃げたこともありました。でもどうにかモチベーションを維持して、勉強に取り組み、合格発表で自分の番号を見たときは本当に嬉しかったです。はじめて自分に自信を持つことが出来ました。どうかこれから行政書士を目指される皆様も自分を信じて最後まで頑張ってください。やればできる。必ず出来る。

受験勉強中の思い出


いつも側で見守っていてくれた癒しの存在。

試験勉強が忙しくて会えない友達が直前期に
エールを送ってくれました。

分厚いし、範囲が広くて辟易していたので、
見やすくするためインデックスをたくさん貼りました。
まるで辞書みたいでしたが、使いやすかったです。

使い終わったペンは全部取っておいて、
途中経過も、最後にも、こんなに勉強したんだ、
と実感できるようにしました。