田中 美華さん/37歳

 

【職業】販売
【受験回数】2回
【受講講座】公開模擬試験
【合格年度の学習開始時期】2019年8月

※プロフィールは、2019年度合格時点のものです。

1 私が行政書士を目指した理由

私は司法書士の勉強をしています。司法書士試験の勉強は長丁場になるためモチベーションの維持に苦労していました。そのため行政書士試験の合格を掴み取ってモチベーション維持・アップに役立てたいと思いました。司法書士とのWライセンスも将来とても役立つのではないかとも考えました。
 

2 伊藤塾を活用した合格方法

独学を基本としていましたが、本試験前には伊藤塾の模試を利用させていただきました。
民法は司法書士試験の勉強も並行して進めていたため、行政書士用の問題集は使わずに、司法書士用の一問一答形式の問題集を解きました。
行政法は六法を読みやすいように拡大コピーして、毎晩寝る前に2、3ページを読むようにしました。最初は読んでいても頭に入らなかったのですが、行政法については条文さえ覚えればなんとかなる!と思い込むようにして、何度か繰り返していくうちに、この問題はあの条文だな…と思い出せるくらいになるようにしました。
過去問については、過去5年分を行政法中心に回せるだけ回しました。司法書士試験は5肢の中から組み合わせての択一問題が多いのですが、行政書士は5肢の中から一つ正解を探さなければならないので、あやふやな知識ではなく正確な知識がより求められていると思います。そのため、広くあやふやな知識を増やすより、出来るだけ正確な知識が欲しいと考え、また、時間もなかったので5年分だけと決めて解きました。
本番の時間配分チェックや、記述の練習のためにも、模試を受けたいと思いました。伊藤塾の模試は、難しすぎたり、奇抜すぎたりする問題はなく、とても安心して受けることができると思います。記述の問題が良問ぞろいだと思いました。解説冊子も使いやすいです。模試をどこの指導校で受けるか悩んでいる方や記述に自信をつけたい方は、伊藤塾の模試を選択肢に入れることを是非おすすめします。
 

3 私の合格のポイントと反省ポイント

私の合格のポイントは「時間配分」と「絶対に落とさない問題」だと思います。
時間が足りない!となると、焦りで問題文の意味すらわからなくなります。私は焦ると面白いくらいに、問題を読んでいても日本語が理解できない状態になってしまいます。そのため、考えてもわからない問題は自分の好きな数字をマークして10秒以内に次に進むようにしました。解ける問題に時間を使わなければもったいないです。
一般常識が基準点以下にならないためには、どう対策したらよいかと思いましたが、一般常識に費やす勉強時間がなかったので何もしませんでした。ただ、最後の3問の文章問題は、絶対落とさない!と心に決めていました。模試でも練習問題でも文章問題だけは一度も間違えたことがないことに気づき、ラスト3問については自信がある答えを出すまで時間を使いました。本試験では、緊張のせいか法令科目が終わった時点で残り時間が30分でした。泣きそうでしたが、それでも文章問題3題は絶対に取ると決めていましたので、3題に15分をかけてときました。時間は厳しいはずなのですが、3問は絶対に正解している!と思えたので、不思議と残り11問はリラックスして解ききることができました。
 

4 伊藤塾講師陣へのメッセージ・最後に

試験日が近づくにつれ、焦りから集中力が続きませんでした。そんなとき、伊藤塾で公開してくれている動画を見るようにしていました。坂本講師、平林講師の勉強法、合格のポイントの動画などを勉強中にずっと流していました。そのおかげでなかなか覚えられずに落ち込み焦る気持ちをなんとか持ち直すことができました。坂本講師、平林講師、ありがとうございます!