LL.M.留学対策講座&アメリカ法学習

LL.M.留学対策コース

 

日本とアメリカとでは法体系が異なり、また、LL.M.の授業は、難解な法律英語を用いて行われるため、授業に慣れるのに時間がかかります。
さらに、授業に臨むに あたっては、毎回かなりの量の予習が必要とされます。
伊藤塾のLL.M.留学対策講座は、ロースクールの授業との橋渡しをする講座です。
留学前に伊藤塾のLL.M.留学対策講座でアメリカ法の概要を理解しておけば、ロースクールの授業をスムーズに受講することができるでしょう。

本講座は時期を問わず、いつからでもご利用いただけます。
いざ出願準備を始めると、TOEFLなどの語学対策や出願手続に追われます。また、留学準備では数々の渡米手続、渡米後ロースクールの授業が始まれば、膨大な予習や課題が待ち受けているため、アメリカ法の基礎学習に充分な時間を割くことは容易ではありません。留学準備前、なるべく早期に学習を始めることをおすすめします。

アメリカ法学習コース

アメリカ法学習コースは,仕事に必要なアメリカ法の基礎をコンパクトにまとめたコースです。初めてアメリカ法に触れる方から,アメリカ法実務に携わっているものの断片的な知識を体系化したいとお考えの方まで,幅広くご利用いただけます。

受講生の声:留学してみて

 
・LL.M.の授業は技術的な英語が多く、日本とアメリカとは法体系が異なるため、 授業に慣れるのに2~3か月はかかるというのが、経験者の共通した印象です。もっと 実際の授業に即した準備の場があればと思いました。
・1日に約100頁ものケースを読んでいかなければならない予習が大変でした。 ケースブックを読む上でのポイントがわかっていれば、もっと効率的な予習の時間が短縮できたと思います。
 


受講生の声:講義を受講して

 
・講座のおかげで、 アメリカ法のバックグラウンドを習っていたので、 授業でのわからない部分は、少なくて済んでおり、大変助かっております。
・ロースクールの授業は、判決の内容を理解した上でさらに深い議論が展開されるため、 渡米前に重要判例を理解しておくことは重要だと思います。伊藤塾の講座で、ある程度 重要判例の内容を理解していたため、大きなアドバンテージになったと思います。
 


受講生の声:留学の成果

 
・米国弁護士の資格を取得したことで、海外の案件にも対応でき、 海外の弁護士と対等な立場で交渉できるなど、仕事の幅が広がりました。また、留学先で他の弁護士(日本のみならず、米国その他の国も含む)、裁判官、企業法務の方、官庁から派遣された方など、 様々なバックグラウンドを持った留学生と知り合うことができ、今でも連絡を取り合うような人間関係を築くことができました。
 


各科目のご紹介

伊藤塾 アメリカ法学習&LL.M留学対策講座は,アメリカ法の基礎知識を体系的・段階的に習得することができるように設計されています。
各分野におけるリーディングケースは何か,また法律制度や法律用語,判例の読み方やその着眼点を意識することで,短期間で効果的な学習を可能にします。
実用的なアメリカ法の知識や交渉力を無理なく習得し,ビジネスのみならずLL.M.留学においても有益なスキルを身につけてください。

【スタートアップ講義 The Bar Experience for the Prospective LL.M. Students】全4回/5時間

■担当講師: アダム ベッカー 講師
■使用言語:英語
■インターネットクラス
本講義は,各科目で本格的にアメリカ法を学習する前に,アメリカ法を英語のままで概要を理解することを目的としています。
米国司法試験(Bar Exam)に含まれる科目を対象としていますが,実務でもよく扱われる法律科目でもあるため,LL.M.留学を検討していない方にも有用です。

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【アメリカ法入門】全9回/27時間

■担当講師: 小林 秀之 講師
■使用言語:日本語
■インターネットクラス
アメリカ法の学習で最初につまずく原因は,アメリカ法の全体像とその特徴をつかめず,個々の法律を関連づけて体系的に学習できないことにあります。
この講座では,MBE(全米共通司法試験)出題科目を中心に,アメリカ法における重要判例を素材として,法制度や法律用語,法体系などを学習します。
実務に役立てるためにアメリカ法を学習したいとお考えの方にとっても,LL.M.留学を希望される方にとっても,アメリカ法の学習を始めるにあたって最適の内容です。

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【アメリカ民・商法】全7回/21時間

■担当講師: 中山 裕人 講師
■使用言語:日本語
■インターネットクラス
アメリカ民・商法はBar Examだけでなく実際のアメリカ法実務の現場においても大変重要な科目です。またLL.M.コースや実務で発展的な科目を学習するにあたってもその基礎となるものです。
アメリカ民・商法は日本法と類似する点は多いものの,アメリカ法特有の考え方や概念が存在するため,理解しにくいものです。
この講座では,MBEの試験科目である契約法をはじめとして不動産法,不法行為法,信託法についてイメージをつかんだうえ,基礎的な概念を整理することによって,アメリカ民・商法のコア部分を学ぶことができます。

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【アメリカ・ビジネス・ロー】全7回/21時間

■担当講師: 中山 裕人 講師
■使用言語:日本語
■インターネットクラス
会社法や金融法は発展的でありながら,実務においては非常に重要な分野です。
もっとも技術的で細かい規定や制度が存在するうえ,実務的な要請に基づく改正も多く,独学ではなかなか学習しにくい科目でもあります。
この講座では,LL.M.留学経験のみならず,会社法・金融法の分野における幅広い知識と豊富な実務経験を持つ中山講師が,実務を意識したアメリカ法の知識を解説します。

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【アメリカ判例入門・リーガルライティング】全6回/18時間

■担当講師: ダイスケ・ベップ講師
■使用言語:英語
■インターネットクラス
アメリカ法学習の初期の段階で,一般的な判例の構成や読み方について学んでおくことは,個別の法律についてスムーズに学習を進めるカギになります。
この講座では,アメリカ憲法における重要判例を素材にして判例の読み方や判例を理解する上で重要なコツを講義します。
また,法律的な文章を英語で正しく書くポイントをお伝えします。この講義で取り扱うリーガルライティング・スキルは,LL.M.コースにおけるレポート作成のみならず,Bar Examにおける解答作成,実務における英文法律文書の作成にも役立ちます。

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【アメリカ刑事法・証拠法】全8回/24時間

■担当講師: ダイスケ・ベップ講師
■使用言語:英語
■インターネットクラス
日本とは異なり,アメリカにおいては民事訴訟・刑事訴訟ともに,証拠に関する手続きは共通しています。証拠法はMBEの試験科目としても重要です。
しかし日本人留学生がつまずきやすく,みなさんが苦労する科目だと言われています。
この講座では,証拠法のポイントと重要な概念をわかりやすく解説します。民事訴訟と刑事訴訟の判例を有機的に結びつけて証拠法を学ぶことにより,“生きた知識”としての証拠法を学ぶことができます。

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全コースに共通して

※ 受講形態はインターネット配信クラスとなります。
※ 本講座は、2012年~2014年に収録したものです。
※ 各コースに含まれる科目は、1科目から単科受講も可能です。

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伊藤塾 アメリカ法学習&LL.M.留学対策講座  llm@itojuku.co.jp