講師・講座で選ぶなら伊藤塾。インターネットも充実しているので、スキマ時間に勉強できました

T.M さん(37歳)
 

合格者イラスト
私立大学法学部卒業
◆受験回数: 3回
◆苦手科目: 午後択一式、記述式商登法
◆主な受講講座〔中上級講座〕 速解記述式パターン60、記述式「答案構成力」養成答練
〔模   試〕 全国公開模試

私はこうして司法書士を目指す決意をしました

私は税務の仕事に携わっていますが、現場では税法にとどまらず民法・会社法分野の知識を必要とする場面が多数あります。長年仕事をやってきて分かったことは、税務と法務はいわば両輪の関係にあるということでした。そこで一時は弁護士を目指し、司法試験に挑戦しましたが、択一試験にすら合格できずまた時間的余裕もなかったことから断念しました。しかし、法律の勉強をしたのに何も残せないのはもったいないと思い、他の法律系資格を探した結果司法書士を知りました。司法書士の業務は、民法・会社法から不動産・商業登記まで幅広い知識を必要とし、また受験勉強の内容が実務に直結することから、合格すれば今の仕事に役立つとともに、将来税理士に転進した時も大きなスキルになると思い受験することに決めました。

私がとった学習方法

私は入門講座をほかの受験指導校で受講し、テキストの暗記と過去問中心の勉強をしました。1回目の受験では択一式の基準点を突破しましたが、記述式が全く解けず不合格となりました。
1回目の失敗を反省して、午後科目に重点を置きテキストの細かい知識の暗記と書式のひな型を繰り返し解きました。その結果、2回目の受験では択一式の基準点を突破するものの前年より点数が落ち、記述式も不動産登記に時間をとられ商業登記はほとんど解くことができず不合格となりました。
2回目の敗因分析と勉強方法を検証した結果、記述式問題は解答手順が分かっておらず毎回バラバラの解き方をしていたこと、択一式問題は細かい知識にとらわれ核となる知識があいまいであったことに気づきました。
他の指導校の入門講座では入門レベルの記述の解き方しか教わっておらず、現状の勉強方法では点数が伸びないと思い、新たな講座を受講することに決めました。 
どの講座を受講するかいろいろ検討しましたが、他校では不要な講座や答練がセットになっており受講料も高めの設定が多く、それに比べ伊藤塾は講師の評判・講座内容が良く、受講回数と受講料が程よい設定にあること、またインターネット配信であったため仕事で遅くなった日もスキマ時間に受講できることから伊藤塾を選択しました。 
まず記述式の基本を確固たるものにすべく速解記述式パターン60を、また解答手順を確立するため、記述式「答案構成力」養成答練を受講することにしました。 
速解記述式パターン60講座では、解説により今まで漠然と暗記していた箇所の理解が深まり、よりいっそうの知識の定着に役立ちました。また、時間を計測しての問題演習により記述式問題の解くスピードと精度が上がりました。
速解記述式パターン60講座受講後、間髪入れずに記述式「答案構成力」養成答練に移り、問題の読み方・解き方を覚え、解答手順を確立させることにより記述式の能力が格段に向上したことを実感しました。
 

弱点部分については時間に余裕がなかったため、スキルブロック集や答練の解説冊子のチェックリストを縮小コピーして毎日持ち歩き、通勤・出張等の移動時間を利用して繰り返し確認と暗記をして補強していきました。また、答練問題も帰宅後夕食前に必ず1問解くと決め、これを日課として実践したのも良かったと思います。
択一式については、講座を受講する時間がなかったため本試験2ヶ月程前に書籍「うかる!司法書士必出3000選(日本経済新聞出版社)」を購入して、本に弱点部分の書き込みをしながら繰り返し暗記をして、核となる知識の定着を図りました。

伊藤塾の各講師陣についての感想・各講師へのメッセージ

記述式で伸び悩んでいた自分にとって、山村拓也講師の記述式「答案構成力」養成答練は本当に良かったと思います。通常は講義を聴くだけのものが多いのですが、山村講師の場合は講義中に受講生を指名して回答を求めることが多く、その都度自分で考え、知識の整理・確認ができ、自己の習熟度合いもわかることから効果的な学習ができたと思います。
また近くに同じ志を持つ仲間がいない自分にとって、熱心な講義と激励の言葉は勉強を続ける心の支えにもなりました。本当にありがとうございました。

最後に

仕事をしながらの勉強は、時間に余裕がなくまた体力的にも精神的にもきつく非常につらいものがありました。
しかし仕事をしなければ得られない知識や経験、人との出会いがあります。また、得た収入により家族と暮らすことでき、「家族を幸せにするために」という気持ちが合格への強い原動力にもなります。
 

社会人で司法書士を目指す方は、様々な環境下で勉強しなければならないことがあるかもしれませんが、必ずしもそれがマイナスになるとは限りません。「人間万事塞翁が馬」という言葉通り、何が災いとなり何が幸いとなるかはわかりません。ぜひプラス思考で頑張って欲しいと思います。