諦めなければチャンスはあるはず
そして、支えてくれる人たちへの感謝を忘れずに

M.Nさん(40代)

◆主な受講講座
直前対策講座》プレ模試、全国公開模擬試験

私はこうして司法書士を目指す決意をしました

私は法学部出身であり、もともと法律系の資格に興味がありました。大学卒業後は司法試験の勉強をしておりましたが、当時は覚悟が甘く、努力不足もあって、結局挫折してしまいました。その後は、アルバイトをしながらの生活を送っておりましたが、将来への不安もあり、何より以前から持っていた法律系の資格への憧れが捨てきれず、再び勉強をはじめることにしました。すでに旧司法試験は狭き門となり、かといって法科大学院に通うことも難しくありました。
そこで、誰にでも門戸が開かれ、独立開業も可能であること、簡易裁判所での訴訟代理権も与えられることなどに魅力を感じ、司法書士試験の受験を決意しました。

伊藤塾を活用した学習方法

伊藤塾では教材等も利用させていただきましたが、その中でも私が強くおすすめしたいのが模擬試験です。以下にポイントを挙げさせていただきたいと思います。

①開催時期

伊藤塾の模擬試験は、今年は3月に「プレ模試」が行われました。まだ直前期と呼ぶには少し早い時期です。しかし、ここに照準を合わせて年明けからの勉強を計画し、実行することで、直前期に安心して臨むことができました。
また、この3月という時期に模擬試験を申し込む人は、皆本気の受験生です。そんなやる気に満ちた受験生の方々と模擬試験を受けたことで、モチベーションが高まり、気が引き締まりました。

②開催場所

次に挙げられるのが場所です。5月と6月に受けた「全国公開模擬試験」は、本試験の会場でした。恥ずかしながら何度も受験した会場ではありますが、やはり本試験は緊張するものです。しかし、直前期に二度に渡って、本試験と同じ会場で本番の予行演習ができることは、メンタル面でも非常に大きいです。私も最後の模擬試験の際は、当日の食事やトイレをどうするかなど、ひたすらシミュレーションをしていました。

③出題内容

択一式の問題は、過去問準拠の問題と、改正点や新判例、新先例を問う問題のバランスがよく、難易度も本試験に近しく感じました。徒に難しい問題ではなかった点もよかったと思います。
記述式も解きごたえのある問題で、本試験のシミュレーションとして役立ちました。

④解説

択一式の解説は、文章が短く明瞭で、参考過去問の記載がなされているので、自分にとっての優先度の確認や、復習がしやすく、大変助かりました。
記述式の解説も素晴らしかったです。最初に解説を見て驚きました。なんと、現実の事案のようなあらすじが書かれているのです。どういう意図で当該会社が合併を選択したのか等、それが記載されているだけで、無味乾燥な問題が、まるで生きた事案のようにかんじられるのです。おかげで解説を読み復習をするのが楽しかったです。個々の論点解説が充実しているのは言うまでもありません。図表や申請書のひな型まで記載されており、大変わかりやすかったです。

不安や疑問の解消とモチベーションアップ

私は何度も不合格となり、あと1点、あと1問の僅差での不合格となったことも一度や二度ではありません。正直「もう嫌だ、撤退したい」と思ったことがありました。
しかし、友人や家族の励ましにより、踏みとどまることができました。私の友人には、すでに法曹となって活躍している人もおり、彼らの存在がモチベーションになりました。
全くやる気が出ないということはほとんどありませんでしたが、適度に運動をして発散させていたことがよかったのかもしれません。

自身の受験経験を踏まえた、成功例、失敗談など

やってよかったこと、失敗したこと

この試験は、記憶しなければならないことがたくさんあります。私は覚えるものによって暗記の方法を変えていました。ひな型については、記述式で早く書くことが求められるため、ひたすらノートに書きなぐって覚えました。
一方、択一式の場合は量も膨大なため、声に出して読んで覚えるようにしました。また、移動時間などの細切れの時間を活用するため、スマホに条文や先例を吹き込み、過去問を撮影するなどして、聴いて、見て、記憶しました。
失敗したことといえば、模擬試験の成績を気にしすぎたことでしょうか。模擬試験で好成績を収めると今年は大丈夫だと安心し、成績が悪いともうダメかもと気弱になってしまう。そんなことの繰り返しでした。全国1位の人でも落ちる人は落ちますし、合格推定点を割っていても合格する人は合格します。
直前期はあまり気にしすぎず、日々の勉強をしっかりとこなすことが大切です。ちなみに今年の私の模擬試験の成績は、記述で足切りになるなど、近年まれにみるほど悪かったです。

現在学習中、またこれから学習を始める方へのメッセージ

これから合格する皆さんへ

大変厳しい試験です。
続けるだけでも大変なことと、私は思います。
大変でも本試験終了までは諦めないでください。
今年の本試験の終了間際、私は不動産登記の記述の解答が終わっておらず、泣きながら答案を埋めていました。それでもなんとかしなければと必死で、諦めることはありませんでした。
普段の勉強でも本試験でも、諦めなければチャンスはあるはずです。
そして、支えてくれる人たちへの感謝を忘れずに。
皆さんの合格を心よりお祈り申し上げます。