司法書士試験は本当にタフな試験
だからこそ合格したときの喜びは他には替えがたい、
一生の宝物

D.Kさん(40代)

◆受験回数  9回
◆主な受講講座
直前対策講座》プレ模試、全国公開模擬試験

私はこうして司法書士を目指す決意をしました

私が最初に司法書士試験を目指したのは平成23年初頭のことでした。当時、私は接客業に従事していましたが、アルバイト同然の待遇で結構責任の重い業務もしており、常に労働と対価が合っていないと感じており、何か強い国家資格を取って転職しようと思うようになりました。
そして以前から少し興味があった法律系の資格で、合格者が少なく(合格後競争が激しくないと思われたので)また論文式試験のない司法書士試験に挑戦しようと決意しました。

伊藤塾を活用した学習方法

私は受験指導校を利用しないいわゆる「独学」というスタイルで勉強を進めていきました。市販のテキストと過去問集それに六法を買い込み一人で勉強しました。
最初の数年は択一で基準点を超えることができませんでした。平成26年の本試験から択一では基準点を超えだしたものの、今度は記述式の基準点を超えられず、記述式の基準点を超えた平成29年と平成30年はともに総合落ちという憂き目を見ました。
独学で突っ走っていた私ですが、模擬試験だけは毎年数回受けていました。合格した今年は、伊藤塾のプレ模試と「全国公開模擬試験」を合計3回受けました。
伊藤塾の模試の特徴として、特に択一式の問題が本試験の問題と表現方法・難易度ともにそっくりだということが挙げられます。また、最新の重要判例や先例を程よくちりばめてくるので基本事項の確認をするとともに重要な未出知識にもあたることができました。私のような独学者にとってはプロが精選した未出の最新情報を得られるというのはありがたいことでした。
模試を解くにあたって、私は点数や判定はあまり気にしませんでした。注意したことは3つあって、1つ目は自分が使っているテキストに載っている基本事項を間違えたらその部分は模試の日のうちに復習することでした。
2つ目は、午後の部の時間配分でした。私は択一を先に解いていたのですが、択一を必ず1時間以内で終わらせることを意識しました。
3つ目は、記述式において自分で決めた解法のルーティンを崩さないことでした。私は、事件の時系列や役員等の遍歴などを答案構成用紙に書き出してから解答を考えるタイプでしたが、時間がなかったりわかりづらい問題だったりしてあせってしまうと答案構成のルーティンが崩れてしまい、点数を大幅に下げるということがありました。
私は、伊藤塾の模試を利用していつもの練習通りに答案構成用紙を使い、わかりやすい論点から確実に得点することを訓練しました。また、伊藤塾の模試の解説冊子は巻末に記述式の問題と答案用紙が再掲されているという構成になっているのですが、これが非常に便利で、私はこれを利用して模試が終わってからしばらく経った頃にもう一度先に述べたことを意識しながら記述式の問題を解きました。
結果的にこれが功を奏したのか、本試験ではかなり時間が切迫した中、多少ルーティンが崩れかけた場面もありましたが、何とか冷静さを失わずに答案を書くことができ、結果的に基準点+7点取ることができました。高得点とはいかないまでも、基準点はきっちり超えることができました。ちなみに択一では基準点+21点(+7問)取れており、合格することができました。

不安や疑問の解消とモチベーションアップ

私はフルタイムの仕事をしながら受験勉強をしていたこともあり、勉強時間の捻出にはかなり苦労しました。勉強したくても残業などで時間が取れないことも多かったし、逆に時間があっても心身の疲労のためやる気が出なくて勉強しないということも結構ありました。
また、先に述べた通り私は独学で勉強していたので、わからないことを講師などに聞くということもできず、また受験生や合格者の知り合いもいなかったので、思うように勉強が捗らなかったり直前期に行き詰まったりして、精神的にきつい時に相談する相手もいませんでした。
合格への不安を解消するには、とにかく勉強するしかありませんでした。常に基準点割れの恐怖と闘いながらも、私はとにかく手を広げず、手持ちのテキストと過去問だけを時間と体力・気力の許す限り徹底的に回していました。直前期でもやっていたことは変わりませんでした。
独りきりで勉強していた私は、疲労や行き詰まりを感じるとyou tubeなどで司法書士関連の動画を見て息抜きをしていましたが、そこで見つけて見るようになった「過去問向上委員会」という動画があります。これが気分転換になり、かつ、内容も結構過去問をしっかり分析・解説しており、私にとっては非常に役立つ動画でした。
解説してくださるのは伊藤塾講師の関信敏講師で、語り口がゆったりしており柔らかく、私はいつも関講師に癒されていました。無料の動画であの内容の深さは素晴らしく、私はいつも感動しながら見ていました。
また、その他直前期の受験生応援動画なども見ていましたが、伊藤塾の講師の方々は一様に皆親切で優しい方たちだなと感じていました。話が少し変わりますが、模試の記述式の添削に採点者から一言メッセージが添えてあるのですが、これもまた優しさ溢れるメッセージで、しかもとても勇気づけられるものでした。直前期の精神的にかなり不安定な時期に、とても心に沁みわたりました。ありがとうございました。

現在学習中、またこれから学習を始める方へのメッセージ

司法書士試験は本当にタフな試験です。この試験の合格ラインは、人間の能力の限界を少しだけ超えたところにあると思います。
しかし、極めてタフな試験だからこそ合格したときの喜びは他には替えがたいものです。
一生の宝物になります。
今合格を目指しておられる皆さまにおかれましても、困難な時があると思いますが、体に気をつけて頑張ってください。