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法学部以外の出身だが、呉講師のわかりやすい講義のおかげで基礎学習の大枠が理解できた

S.Cさん
早稲田大学政治経済学部4年
【合格校】慶應義塾大学法科大学院(既修)、慶應義塾大学法科大学院(未修)、早稲田大学法科大学院(既修)、中央大学法科大学院(既修)半額免除、中央大学法科大学院(未修)

学部成績:3.08 /A+:A:B:C=30:58:23:2
受講講座:司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング 法科大学院別過去問分析講義+法律科目論文模試 など

私の「推し講座」私の「推しフォロー制度」合格のカギ(秘訣)
呉・基礎マスター(入門講座)法改正対応文章力

はじめに

法律家を目指したきっかけは、なんとなくかっこいいなという憧れや、社会問題に取り組んだり、周囲の人を守れる能力が欲しいと思ったこと、大学の「法曹の仕事を知る」という講義などで実務家の方の話を聞き、他の職種よりも自分に向いている気がしたからです。志望校については、自分が現在通っている大学と同格以上のブランド力があるところで考えました。当初は東大・早稲田・慶應を志望していましたが、受験直前になって自分の実力に不安を感じたため、中央や東北大も検討しました。慶應に合格できたため東北大は出願しませんでしたが、練習も兼ねて中央は受験しました。伊藤塾を選んだ理由は大手だったのと、呉講師の講義がわかりやすかったからです。伊藤塾には1年の終わり頃に入塾しましたが、コロナの影響で対面授業が中止になり、オンラインでの受講が自分には向いていなかったためペースが全くつかめず、本格的に学習をはじめたのは大学3年の12月頃からです。受験指導校で勉強する利点は、大学や基本書よりもわかりやすく、効率よく勉強できる点だと思います。

私の勉強法

◇基礎学習について

ゼミには所属しておらず、サポートしてくれる存在もいなかったので、基本的に1人で勉強を行っていたことと、あまり継続的に努力できる性格ではないことから、主に行ったことは講義動画の視聴とテキストの閲読です。論文はほとんど書けませんでした。基礎マスターは2周、論文マスターは1周分視聴しました。2周した理由は、自分でテキストを読み直すよりも、倍速で視聴したほうが時間がかからなかったためです。時間がなかったため、論文マスターの予習は、憲法・民法・刑法はA+のもののみ、大枠の構成を考えました。商法・訴訟法・行政法は一切行えませんでした。また、その予習もテキストを見ながら行っていたため、論証パターンの暗記は疎かにしてしまっていました。中央の入試の1週間前に本格的に暗記をはじめたので、結局典型的な論証すらおぼつかないまま受験に臨むことになり、大変後悔しました。ただ、呉講師のわかりやすい講義のおかげで、大枠の論理構造は頭に入っていたので、論証パターンも比較的暗記しやすかったです。論文については、教科書を見ずに起案したのが、中央の入試の時がはじめてだったので、特に憲法と下三法は苦しみました。もっと起案の練習をすべきだったと感じます。法学部以外だったので、学生生活での利点は特にありません。

◇法科大学院対策について

【中央・慶應の未修について】対策は特になにもせず、過去問も解いておりません。中央については、1問目以外はいいアイデアが思い浮かばず、解答欄の半分もいかない程度しか書けませんでした。慶應については、1問目は指定された字数より下回ってしまったので、減点されたと思います。2問目も指定字数をギリギリ超えた程度だったように思います。これは、時間配分に失敗したのが原因のため、1年分は過去問を解いておくべきだったと感じました。ただ、結果としてはどちらも合格できたので、文字数が足りていなくてもそこまで気にしなくて良いのではないかと思いました。

【中央既修について】過去問などは解きませんでした。しかし、刑法が30行制限ということを知らず、(1)だけで27行も書いてしまい、(2)が3行しか残らなかったので、やはり事前に過去問を確認すべきだったと思います。ただ、得点開示をした結果、刑法はB評価だったので点数配分が気になりました。

【慶應既修について】こちらも過去問は解きませんでした。しかし、時間配分が上手くいかず、憲法を20分未満で解くことになってしまったため、やはり1年分は解いておくべきだと思います。刑訴法については、使いたい条文が見つけられず、1つも条文を書けなかったので、法科大学院六法用の対策もすべきだと思いました。

【早稲田既修について】早稲田は法科大学院別講座で去年の過去問の解説動画は視聴しました。時間の都合上、1年分しか受講できなかったのは反省点です。しかし、再現答案を見れたおかげで、合格者のレベル感をつかむことができ、不安な気持ちが和らぎました。商法は対策してない分野から出題されたため、全くわかりませんでしたが、周りもそうだろうと思ったのであまり焦りませんでした。中央や慶應の経験から、再現答案用に詳細なメモを残しておく程度の余裕もでてきました。法学部以外の人などで、法律の試験を受けたことがない人は、法科大学院入試は良い経験になると思うので、複数校受けると良いのではないかと思います。早稲田の受験前に慶應の合格が発表されていたため、受けるか迷いましたが、受けて良かったと思っています。

おわりに

伊藤塾を利用してよかったことは、呉講師の講義を受けることができたことです。法科大学院入学後は、同級生と切磋琢磨して、勉強量を増やしていきたいと思います。基礎知識も十分に身についておらず、論文もろくに書いたことのない状態のまま法科大学院入試に臨んでしまったので、次こそは心を入れ替え、人生で一番努力したといえるくらい頑張りたいと思います。法科大学院受験は、大学受験よりも情報が少なく、自分の立ち位置や合格ラインをつかむのがかなり難しいと思うので、不安になってしまうこともあるかもしれませんが、意外とそんなに身構える必要はないように思いました。この不安を解消するには、学費免除ではなく普通合格した方の再現答案を見てみると良いのではないかと思います。特に、法曹コースではない方は、不利だとは思いますが、法学部以外でも半年〜1年学習すれば十分戦えます。ただ、パーソナルステートメントとTOEICはできるだけ早めに済ませる必要があると思います。TOEICは2月末に受験しましたが、パーソナルステートメントは7月から考えだしたため、かなり苦労しました。また、出願も全て締め切り日に郵送するほどギリギリになってしまったので、当たり前のことですが、余裕をもって書類は作成することをおすすめします。



※プロフィールは2022年度合格時点のものです。